七夕の竹を長持ちさせる方法!枯れるのを防ぐには?

公開日: : 最終更新日:2019/02/02




7月7日の七夕に向けて、笹飾りや短冊を飾る竹を用意する人もいるかと思います。

しかし竹は元々水揚げが悪く、枯れやすい植物^^;

この記事を読んでくれている人の中にも、七夕用に竹を用意したけど枯れちゃった・・・という人もいるのではないでしょうか?

せっかく手に入れた竹、七夕の日まで綺麗に長持ちさせたいですよね!

今回はそんな、七夕の竹についてまとめました。

七夕の竹を長持ちさせる保存方法は?

七夕の笹1

先ほども説明しましたように、竹は水揚げが悪く、枯れやすい植物です。

手に入れてすぐに枯れた。。。なんてことのないように、これから竹を用意する人は長持ちさせる保存方法を覚えておいてくださいね☆

上手に保存すれば一週間くらいは綺麗なままもちますよ。

まず竹を持ち帰ったら、全体を水に浸けます。

といっても大きな竹の場合、大変な作業になりますので、霧吹きでかけると良いでしょう☆

次に・・・

・・・一番下の節以外の節を抜き、中を水で満たします。

この水の中に、ハッカ塩水など、ご家庭で良い出来るいずれかを数滴入れると、水が腐りにくくなります。

・・・水2:酢3の割合で作った酢水に生けましょう。

そして、水分の蒸散を防ぐために竹にかぶせれるような大きな袋があればかぶせてください。

たったこれだけで、手に入れた竹を綺麗に長持ちさせることが出来ます。

この保存方法は、外側は固いが内側は柔らかく水分を吸収しやすいといった竹の性質を利用しているのです。

また、竹の大きさや太さにもよりますが日にちがたつにつれ乾燥してくることがあります。

保存場所は太陽光があたる明るい場所よりも日陰がいいでしょう。

せっかく上手に保存しても、日光を半日も浴びさせるとカサカサになってしまいます。悲しいですね。

七夕まで保存期間が数日あるようでしたら、短冊を飾る前に何度も霧吹きで水をかけてくださいね。

竹を買っても保存が大変だから今年は造花のものを買おうかしら」と思っている方。これなら本物の竹を買ってきても大丈夫ですよ!

ご家庭にあるもので出来るので、是非お試しくださいね♪

竹が枯れる原因は?

竹

竹が枯れてしまう大きな原因「水揚げ」の悪さです。

水揚げ?あまり聞き慣れない言葉ですよね??

水揚げとは、切り落とした植物(切り花など)は根がある状態とは違い、水を吸い上げる力自体が弱くなります。

そこで、植物が水を吸い上げやすくしてあげる方法のことを水揚げと言います。

竹は水揚げが非常に悪い植物として有名で、竹を切るとあっという間に竹が育つために必要な水分が減少します。

その為、竹は根から切り離すと、あっという間に葉が丸まって枯れてしまうのです

保存できる期間は?

七夕の笹2

竹に限らず、植物は切った瞬間から枯れ始めます。

特に竹は水揚げの非常に悪い植物ですから、そのスピードも他の植物と比べると比較的速いようです。

しかし、上項目で説明したように、長く綺麗に保つ保存方法を試すことで枯れる速さを遅らせることは可能☆

ですが!!

あくまでも遅らせているだけにすぎません。

保存できる期間は、保存方法にもよりますが、一週間前後ですので、なるべく七夕に近い日に購入した方がよさそうです。

しかし・・・植物は切った瞬間から枯れ始めている。という事実を知ると、切り花を買うのがなんだか申し訳なく思ってしまいますね(・・;)

どこで販売しているの?

竹林

普段はあまり見かけなくても、七夕が近づくと結構竹を販売しているお店を見かけることが多くなります。

一番売っている確率が高いのはやはり、普段から植物を扱っているお店、「花屋」です。

しかし竹はあまり需要のない植物ですので、販売していてもご家庭用に小さく切り落とされた物がほとんどです。

大きな竹を手に入れたい場合は、お取り寄せできるか、聞いて見るのも良いですね。

次に販売している場所は「スーパー」「ホームセンター」です。

ここも、花屋と同じで、ご家庭用の竹は比較的すぐに手に入るかと思いますが、大きな竹はない場合もあります。

ない場合はお店の人に尋ねてみたり、お取り寄せできるか聞いてみましょう。

最後に、確実に手に入る方法といえば「インターネット」

もう今の時代なら当たり前に、ネットを探してないものはない!と断言できるほどです。

七夕が近づくと予約が殺到したり、売り切れになってしまう場合もあるので、なるべく早くに探して注文するようにしましょう。

竹と笹の違いは?

七夕の笹3

「笹の葉さーらさらー♪」と、七夕の歌にもあるように、七夕=笹というイメージがありますが、七夕に使う植物は竹だと言う人もいます。

竹でも笹でも別にどっちでもいいじゃ~ん^皿^なんて思っていましたが・・・・・・

本当にどっちでもよかったのです!!(えぇーー!?)

そもそも竹も笹も見た目にはほとんど変わらず、竹=笹だと思っている人も多いのでは?(私もそう信じて疑わなかった)

竹と笹の違いは3つ。

  • 葉っぱ

・・・・ここまで違うと、もはや違う植物^^;

茎の違いの秘密はタケノコの皮☆

  • 竹はタケノコが大きくなった時に皮が剥がれ落ち、茎がツルツルしています。
  • 笹はタケノコが大きくなった時に皮が剥がれ落ちずに残っています。

次に葉っぱの違い・・・

竹の葉っぱの事を笹だと思っていた人もやはり多いのではないかと思います。(やっぱり私もそう思っていた)

葉っぱの違いの秘密は葉脈☆

  • 竹は葉脈が格子状なのに対し、
  • 笹は葉脈が平行です。

最後に枝の違い・・・

枝の違いの秘密は、枝の本数☆

  • 竹は枝の本数が2本。
  • 笹は枝の本数が5~6本です。

ひとつの場所から「枝がたくさん出てるなぁ・・・」と思わずつぶやいてしまった時は、間違いなく笹です^^

七夕飾りに使う場合は、竹でも笹でもどちらでも構わないので、お気に入りの大きさの物や、枝張りの良い物を選べばいいと思います。


入手方法も保存方法も面倒な竹ですが、正しい保存方法で綺麗に保ち、楽しい七夕を迎えてくださいね☆

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