赤ちゃんのぐずりを放置するのはよくない?もう疲れているママへ!

公開日: : 最終更新日:2019/03/28



ママはやることがいっぱい。赤ちゃんのお世話だけをしているわけにはいきません。

家事をしながらでは赤ちゃんをあやすのも一苦労。これでは大泣きされても放置するしかできません。

これって良くないよねと感じているママも多いのではないでしょうか。

そんな心も身体も疲れきっているママに赤ちゃんのぐずりを放置するのは本当はどうなの?という疑問にお答えします。

ぐずっている赤ちゃんを放置してもいい?

ぐずる赤ちゃん

なんの前触れもなく急にぐずりだし大泣きしてしまう赤ちゃん。

オムツやミルクでもなくただぐずっているだけ。抱っこをすれば泣き止みますが家事も中途半端に。毎日これの繰り返しではママも疲れてしまいます。

だからといって赤ちゃんを泣かせたままにするのも罪悪感がありますよね。

しかし赤ちゃんを泣かせたまま放置しても大丈夫だというのをご存知でしたか?

その理由をいくつかまとめたのでご覧ください。

  • 「泣くのは赤ちゃんのお仕事。」と言うように、泣くことは赤ちゃんにとって大切な事。
  • 特にまだ歩くことのできない赤ちゃんにとって泣くことは運動に変わるものでもあります。泣かせたままにしてしまったからといってあまり悪く思わないで。

  • ママもも家事などで色々と大変。泣いている赤ちゃんをすぐにあやすことは出来ませんよね。
  • そのような時は赤ちゃんに「あとでね。」「ちょっと待っててね。」などの声を掛けてあげるだけでもOK。赤ちゃんはそれだけでも安心します。

  • 意外に多いのが「泣くのを放置していたらいつのまにか疲れて寝ちゃった。」なんてベテランママさんの意見。
  • 泣いてもすぐには抱っこをせずにわざと5分10分様子を見るママは結構いるとのこと。但しいつまでたっても泣き止まない時は様子を見にいってあげましょう。

  • 泣かせたまま放置した後はできるだけゆっくりスキンシップをとってあげましょう。
  • 放置されたままでは赤ちゃんも不安です。スキンシップをとることで親子に信頼関係も生まれてくるはず。

放置と放ったらかしは違う

ぐずっている赤ちゃんを放置することは必ずしも悪いことではありません。だからといって放ったらかしにして良いわけでもありません。

「放置」と「放ったらかし」は大きく異なっているのです。

「放置」とは言え赤ちゃんを泣かせたままにしておくということだけ。

何もしなくても良いというわけではありません。泣かせたまま放置していても赤ちゃんの事を見守ることが重要。赤ちゃんから本当にSOSが出ているのであればすぐにでも寄り添うことも。

赤ちゃんが泣いているのを「放置」した後もいつも以上にしっかりとスキンシップをとったりするので何もしない「放ったらかし」とはまるで違います。

ここで皆さんに一つお伝えしておきたい事柄があります。

放ったらかすことで赤ちゃんが「サイレントベビー」になってしまう危険性があるということです。

皆さんは「サイレントベビー」という言葉をご存知ですか?あまり聞きなれない言葉なのでよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

「サイレントベビー」とは泣く・笑うなどの感情表現が極端に少ない赤ちゃんのことです。こういった赤ちゃんは大きくなっても社会に馴染みにくいなどの問題を抱えることもあるそうです。

それではなぜ赤ちゃんが「サイレントベビー」になってしまうのでしょうか。原因は様々ですが実は赤ちゃんを放ったらかすことも原因の一つだと考えられています。

言葉を話せない赤ちゃんは泣いたりジタバタすることでしか意思表示ができません。つまりぐずって泣いている時はママに何かを伝えたいという欲求のあらわれ。

それにも関わらずママがその欲求をいつまでたっても満たしてくれない。

そうなると赤ちゃんは「自分は嫌われている。」「自分は関心を持たれていない。」と思うようになります。

挙句の果てに「何をしても無駄。」と諦めてしまい「サイレントベビー」のように感情を表に出さなくなってしまうというのです。

非常に悲しいことです。

赤ちゃんがそうならない為にも「放置」はするけど「放ったらかし」にはしないということをしっかりと胸に刻んでおきましょう。

赤ちゃんがぐずらないようにするには

赤ちゃんを泣かせたままにする利点もあることが分かりました。

けれども赤ちゃんを泣いたまま放置するにも限界があるのはどのママも一緒。出来ることならぐずらないでいて欲しいものですよね。

そこで赤ちゃんがぐずらないようにするコツを3つ紹介します。

生活リズムを整えてあげましょう

今までは赤ちゃんは昼夜かまわず寝ていましたが徐々に朝は起きる、夜は寝るといった基本のサイクルへ。

そのためには夜は部屋を暗くし静かにする。朝はカーテンをあけて明るくするといった環境を整えるのも大事。

生活リズムが整えば日中にまとまった昼寝をしてくれるようにもなりその間に家事をすませることもできます。

育児アイテムを活用して

育児アイテムはママの抱っこのかわりになる物や赤ちゃんが一人でも飽きのこないおもちゃなど多種多様。

それらを活用してみては?

まだ寝ることしかできない赤ちゃんにはバウンサーなどはいかがですか?

バウンサーとはゆりかごの様に揺れるベビーチェアのこと。赤ちゃんはゆったりとした揺れに安心感を抱きぐずり防止にも効果あり。

家の中で自由に移動できるのも魅力の一つです。

一人遊びが出来そうな赤ちゃんにはメリーがおススメ。一日中布団のうえにいるだけでは赤ちゃんも飽きてしまいますよね。

初めは眺めることしかできなくても次第に手を使って遊べるようにもなります。

また歯が生え初めてムズムズすることでぐずってしまう赤ちゃんには歯固めを渡してあげましょう。

赤ちゃんの月齢や発達状況に合わせて色々選んでみるのも楽しいですよね。

最終手段はおんぶ紐

赤ちゃんもママと一緒にいられるしママも両手が空いて家事が出来るので一石二鳥。

またおんぶには知育効果もあるとの意見も。但し首がすわるまではおんぶ紐で赤ちゃんをおんぶするのは控えましょう。


赤ちゃんのぐずりを放置することについて紹介してきましたがいかがでしたか。

赤ちゃんにぐずられてしまうと何かと疲れてしまいますよね。是非こちらを参考にして楽しい育児ライフをお過ごしください。

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