1歳になってもお絵かきしない!いつからどう教えてあげる?
公開日: : 最終更新日:2019/06/29
子供の好きな遊びの一つにお絵かきがありますよね。お絵かき帳は何冊買っても追いつかないほどのお絵かきが好きな子も多いはずです。
しかし1歳になってもお絵かきに興味を示さない子もいると思います。
どんな遊びに興味を持つのかは子供によってさまざまです。
お絵かきっていつから始めるの?1歳でお絵かきしないのは遅い?
お絵かきなどさまざまな遊びから子供はすべてを学びます。
子供がお絵かきをしない時の教え方やお絵かきから何を学んでいるのかを紹介します。
目次
1歳でお絵かきしないけどいつから教える?
お絵かきは1歳くらいから始める事が多いと言われています。
なので1歳になったくらいからお絵かきが出来るおもちゃを与えてあげるといいでしょう。
1歳になってもなかなかお絵かきをしない子ももちろんいます。そんな子には無理にお絵かきをさせる必要はありません。
お絵かきなど座ってする遊びが好きな子、外で身体を思いっきり動かす事が好きな子などさまざまです。
また子供がお絵かきしない時にはまずお絵かきの楽しさをまだ知らない可能性があります。
一度一緒に描いてあげましょう。
こうやると紙に色がつくという事をまず教えてあげる事が大切です。やり方がわかればお絵かきを好きになる事があります。
それでもあまり好きではないようなら今は無理にお絵かきをさせずに好きな事を十分にさせてあげましょうね。
産まれて間もない頃赤ちゃんは何かを掴むことは出来ません。生後4か月くらいから物を掴む力がついてきます。
それから8か月~9か月になるとクレヨンなどを握って紙に殴り書きをします。
しかしこの時期のお絵かきは何か物を見てそれを描くのではなく自分が動かした手で線や点が出来る事を楽しんでいる事がほとんどです。
この時期の子供のお絵かきは持っているものを動かす、それによって紙に色がつく事を実体験として学んでいく過程と言えます。
ただひたすら紙にぐしゃぐしゃに描いたり何だかわからないものを描くので紙に収める事が出来ない時があります。
そんな時は大きな紙に変えてあげたり汚れてもいい所でお絵かきをさせてあげるといいでしょう。
子供のお絵かきで大切な事
子供がお絵かきをしている時に大切な事を紹介します。
好きに描かせてあげる
先ほども言ったように1歳くらいの子供は何かを見て真似て描くという事はしません。
紙に色がつく事を楽しんでします。
何かを描こうとしていても途中から想像が膨らみどんどん違うものになっていくこともあります。
それも子供の成長に必要な事です。創造性、創作性を養う事が出来ます。
何かを描くことを目的とせずに好きにさせてあげましょうね。
色鉛筆やクレヨンなど色々なもので描かせてあげる
今ではクレヨン、クーピー、マジック、色鉛筆などさまざまなものがありますよね。描くものによって描き心地や色合いが変わってきます。
描くものを変える事によってお絵かきを楽しみながら描き心地の違いを知る事も出来るのです。
ママも一緒にお絵かきをする
ママが一緒にお絵かきをすることも子供との大切なスキンシップの一つです。
また最初は好きに描いていた子供もママが一緒にお絵かきをすることで子供はママの真似を始めます。そこから何かを見て絵を描くという事を学ぶのです。
「リンゴを見て描いてね」と言うよりママと一緒に描く方が子供は断然楽しんで描くことが出来ます。そういった意味からも一緒にお絵かきをしてあげるといいでしょう。
子供は遊びからすべてを学ぶ
子供は何でも遊びからすべてを学びます。
教えられて覚えるよりも子供自身が楽しみ自ら学ぶことが出来る遊びからの学びは大切な経験です。
ねんど遊び
砂やねんどなどを使って形のあるものを作り出す事は創造する力を養ってくれます。また手先を使う創造する遊びはさまざまな動きが出来るようになります。
指先の運動は脳にも刺激を与え子供の成長、発達を促す面もあるのです。
お絵かきも手先を使う遊びになりますので脳の発達にも役立つ遊びと言えます。
公園遊び
公園など身体全体を使う遊びは運動機能の向上や体力増進にも繋がります。また公園は自然が多く土や草木に触れる事で免疫力の増加にも効果ありです。
友達と遊ぶ
同じ年、違う年の子供と遊ぶことで社会に適合する力を身に付けます。共に遊ぶことで協調性を養いコミュニケーションや思いやりを持つ事が出来るのです。
また子供同士での会話は大人との会話とは違い言葉の発達にも繋がります。
自然に触れる
自然に触れる事で季節を感じる事が出来るようになり豊かな心が育まれます。
自然の中にも草木などの植物に加え生き物に触れる事で命の尊さを学ぶ事が出来るのです。
このように子供は日々の遊びの中からさまざまな事を学びます。
お絵かきに限らず小さな頃からいろいろな経験をさせてあげる事で子供の学びの幅が広がります。
決して無理強いはせずに好きな事を好きなようにさせてあげましょうね。