小学校の入学式って何時からなの?時間はどれくらい?
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この春新入学を迎える皆さん、おめでとうございます。
さて、小学校生活の最初に迎える大事な入学式はいったいどういうものか迷うこともあると思います。
「何時から何時までか?」
「入学式でのマナーは?」
「なにを着ていったらいいのか?」
中には自分の入学式のときはどうだったかな?と考える方がいるかと思いますが、時代と共に変わってゆくものです。
ここでは入学式について、私の経験を交えて説明していきます。
小学校の入学式は何時から?
多くの小学校は午前中に式を行ないます。まれに午後から始まる小学校もあります。
ここでは午前中であることを前提に説明していきますが、式の時間はあらかじめ確認しておいてください。
だいたい受付が午前8時20分~8時45分の間に始まり、式自体は9時~9時半からの間に始まります。
人数が少なく1~2クラスしかない学校なんかだと受付をしてから式が始まるまでもっと短い時間のこともありますし、その逆に人数が多ければ受付から式が始まるまでに少し時間が空きますね。
もし、事前に記念撮影をしておきたい場合は受付の前にしておくのがよいでしょう。
入学式の記念撮影の定番と言えば学校の玄関前などに置かれた「入学式」という看板の前で家族が並んで撮影している光景が思い浮かびますね。
看板はたいてい1つしかないので人数の多い学校だと順番待ちで大行列ができることも予想されます。公立の小学校だと皆さん学校から近いところに住んでいるかと思いますので、早めに行って行列ができていない間に撮影し、一度帰宅して、受付時間に再度ゆっくり学校へ行くのも1つの方法ですね。
持っていくものですが、新入生は学校指定のものや運動靴、保護者はスリッパなどの上履きと市町村から送られてきた入学通知書、入学前に提出する書類、カメラなどで大丈夫です。
必須ではありませんが、先輩ママに聞いた持って行ってよかったものとしては、カメラの三脚(家族写真用)、保護者用の防寒グッズや飲料、サブバック(持ち帰る荷物が多いことも)、着替えや子供用エプロン(式の後そのまま食事にいく家族が多いよう)などがありました。
式の時間はどれくらい?
式自体はだいたい1時間前後といったところです。そのあと各教室での行事があって総じて2~3時間位です。
まず、式の流れを私の経験をもとに簡単に説明します。
登校したら受付をします。このとき市町村から送られてきた入学通知書を忘れないでください。また記念撮影する人は早めに登校したほうがよいでしょう。
そこから保護者と新入生は分かれます。
保護者はそのまま会場に移動し待機します。待ち時間の間に他の保護者同士挨拶をして親睦を深めておくのもよいでしょう。
新入生は先生や上級生の案内で各クラスごとに並びます。そして会場に行くのを待ちます。
式のはじめに新入生が入場します。拍手で迎えてくれます。
新入生が席についたら、まず、校長先生や来賓の方からの祝辞。そのあと、ひとりひとり名前を呼ばれますので、新入生は大きな声で「はい!」と返事をしましょう。
最後に上級生からのメッセージ、校歌斉唱をして新入生は退場し各教室に移動します。
この様な流れになって最初に書いたように式自体はだいたい1時間前後といったところになります。
保護者の方は私の経験から各クラスに移動しますが、式場で説明を受ける場合もあります。
各教室では教科書や学習用品の配布、担任の先生からの出席確認とお祝いの言葉、学校生活の注意等があり、解散となります。
最後に体育館等で新入生全員の記念撮影があり終了です。終了後は各自記念撮影等行っても構いせん。
椅子があるけど座るの?
殆どの場合、式場には椅子が用意されていると思いますが、出来れば椅子には座らないほうがいいです。
新入生は初めてのことなので緊張もしているし、他の子にちょっかいを出したり、周りをキョロキョロことも考えられます。
それを見守る意味でも、椅子があっても立って式に臨んだほうがいいです。新入生はどうしても保護者を探してしまいがちなので目が合ったときは軽く手を振る程度でよいでしょう。
式の時間は1時間程度ですのでそれほど疲れないと思います。
また式の様子を動画や写真に納めたい場合、座ってもかまいませんが他の保護者の迷惑にならないよう気をつけてください。
椅子の背もたれに前かがみになったり、椅子の上に立ったりしないように気をつけましょう。
撮ってるほうは気にしなくても、周りの保護者は人によっては気になる人もいます。周囲に気を配って撮影をしてください。
服装のマナーは
新入生の服装ですが、男の子は半ズボンのフォーマルスーツで。色は黒や紺のもので。
また4月なので肌寒いこともあります。そのときはフォーマルな長ズボンでも大丈夫でしょう。
女の子はワンピースかジャケット、ブラウス、スカートであまり派手なものでなければいいです。
男の子同様、黒や紺、女の子らしくピンクなものでもよいでしょう。靴は革靴で行きます。
次に保護者の服装ですが、お父さんはスーツにワイシャツ、ネクタイでいいのですが、晴れの日なのでスーツ、ネクタイは黒か紺にしてください。
お母さんもスーツにブラウス、スカート、またはパンツスタイルでよいのですが色使いに注意しましょう。
黒や紺でもいいのですが、ベージュや白の明るい色のほうが春らしくていいと思います。また、靴ですが動き回ることが多いのでパンプスくらいでちょうどいいでしょう。
アクセサリーですがパールのネックレス、生花のコサージュ程度が一般的です。
また、下のお子さんを連れていく場合にもフォーマルな格好で。
スーツを着る必要はありませんが、ワイシャツにベスト、あればネクタイで決めるのもいいと思います。主役は新入生なのでそれより目立たないような格好であれば大丈夫です。
式の行われる4月はまだ寒いですので、コートはあったほうがよいでしょう。色は黒か紺でいいですが。
お母さんの場合、スプリングコートでもよいのですが、式での服装同様、色は薄いピンクやベージュ、白などの派手にならないような色がいいです。
着物を着たいという方もいらっしゃるかもしれませんが、逆に浮いてしまいますので、避けたほうが無難でしょう。
式でのマナーは?
まず、私語はつつしみましょう。
主役は新入生なので式の最中や教室に移動してからの私語はいけません。
また、動画や写真で残したいという方もいますが式の迷惑にならないよう、あまり動きまわるのはよくないです。
カメラのズーム機能などを使って撮影しましょう。
またシャッター音を小さくしたり、大事な瞬間しか撮らないようにして音を出さないようにしてください。さきほども触れましたがあまり動き回らないようにしましょう。
また、撮影の際、三脚を使っての撮影をしたいという方のいるかと思いますが、その場合はなるべく式場の端の方に立てるか、使わずに撮影したほうがいいです。
晴れの瞬間を残しておきたい気持ちもわかりますが、周りの迷惑にならないよう、節度を持って撮影しましょう。
あと、携帯電話は必ず電源を切っておきましょう。マナーモードでもいけません。式の最中に携帯に気をとられてしまうと周りの迷惑になり晴れの舞台が台無しになります。
どうしても通話しなければならないときは必ず式場の外で通話しましょう。メールやSNSは論外です。
私の経験からですが他の保護者と顔を合わせた場合、ひとこと「おめでとうございます」「よろしくお願いします」などと声をかけるといいですよ。
保護者同士のつながりができ、あとの学校生活で役に立ちますよ。
持って帰るものは?
新入生に渡される教科書や学習教材には帰宅後必ず名前を書いておきましょう。
保護者には学校での決まりごとが書いてある文書や提出物などが渡されます。
ハンドバックのなかに書類が入るほどのサブバッグ(小さくまとめられるもの)があると、書類を入れるのに困らないのでおすすめします。それか私のように最初から大きめのバックで行くのもよいでしょう。
今までのことをまとめると、式はだいたい9時前後から始まりその後の行事を含めると2,3時間位はかかります。
ここまで入学式の際、気をつけることを説明してきました。
学校生活はじめの大きな行事。いろいろ気にされる方も多いでしょう。
しかし、服装やマナーを守れば、気持ちよく学校生活が送れることです。
新入生も親御さんも緊張されると思いますが、私のこの経験を踏まえておけば少しは緊張もほぐれることでしょう。
明るく楽しい学校生活にするためには最初が肝心です。
この経験が役に立てば、私にとってはうれしいことはありません。^^