布団を天日干しする時間!その後すること!匂い対策も!
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晴れてお日様ぽかぽかの日には布団もお外に干したくなりますよね。暖かく晴れた日が続くと毎日でも干したいくらいです!
夜ふかふかの布団で眠ると日々の疲れも癒されますね。
でも布団の正しい干し方って意外と知らないのではないでしょうか。
干す時間帯や長さによって湿気を含んでしまう事も・・・。
布団を干すのは重くて大変ですし干すなら正しく干してふかふかの布団にしたいですね。
- 布団ってどれくらいの時間干した方がいいの?
- 干すのに最適な時間は?
- その後のお手入れは?
匂いも気になりますよね。
そこで今回は布団の天日干しの時間やその後の正しいお手入れ方法を紹介していきたいと思います。
布団を天日干しする適切な時間
布団と言っても種類は様々です。なので布団を干す時間は布団の生地によって変わってきます。ご自宅にある布団がどれなのか確認してみて下さいね。
- 羽毛布団 片面1時間
- 羊毛布団 片面2時間
- 綿布団 片面2時間
と意外と短く感じませんか?
実はこのくらいで大丈夫なんです。
片面なのでもちろん羽毛布団であれば1時間経って裏返して更に1時間で合計2時間といった感じでOKです。
天気が良ければ日が昇って日が沈む前に取り込む。なんて方多いのではないでしょうか?
それでは日に当たる時間が長すぎて布団を痛めてしまう原因になりかねません。しかもなかなか両面干すこともないですよね。
でもそれが大切なんです!
そもそもなぜ布団を干すかというとお日様に当てる事による殺菌と湿気取りです。
冬場でも人はコップ1杯分の汗をかくと言われています。そうなると湿気も気になりますよね。
布団はお日様に30分あてるだけで殺菌出来ると言われています。なので湿気取りも含めて2時間で大丈夫です。
また羽毛布団は羊毛布団に比べ湿気が溜まりにくくなっている為1時間で十分殺菌、乾燥させる事が出来ます。
しかし気を付けて頂きたいこともあります。
雨の日の翌日です。
いくら晴れていても雨の日の翌日は地面が濡れていて空気全体の湿度が高くなっています。そんな日はいくら干してもふっくらお布団には仕上がってくれません。
気を付けましょうね。
冬場は晴れていても風が冷たいといつ干していいのか悩みますね。なので湿度が40%以下を目安に外に干すようにしましょう。
あとは一つ大切なのは干す時間帯です。これは季節によって変わってきます。
- 夏は午前10時から12時まで
- 冬は正午をはさんで10時から14時まで
夏の日は日差しが強くあまり長い時間干してしまうと逆に布団を痛めてしまう事になります。
12時までに取り込む理由も午後は日差しが強い時間は避ける為です。布団が痛むのを防ぐためにシーツやカバーをすることもお勧めです。花粉症の方は花粉の付着も防いでくれます。
布団を天日干しした後にすること
布団を天日干ししたあとによく布団たたきでパンパン叩きたくなりますよね。
埃を叩き出すイメージでついしてしまいがちです。しかし布団を最後にパンパン叩くのはあまり良くありません。
布団を叩くことによってダニの死骸が砕けてしまい布団の表面に出てきてしまうのです。
ダニの死骸はアレルゲンになります。
布団は叩かずにそのまま取り込み掃除機で布団の表面を丁寧に吸い取ってあげましょう。
そうすることでダニの死骸や埃を効率的に取り除くことが出来ます。
時間がなく掃除機をかける事が無理な時は軽く表面をなでるように払うだけでも違いますよ。
また日差しが多く取り込んだ布団がまだ暖かい場合は室内に広げ少し冷ましておきましょう。
暖かいまま押し入れなどにしまうと布団の中の熱から湿気が発生してしまいます。せっかく干したのに押し入れの中で湿気てしまっては意味がありません。
しっかり熱が取れるまで広げておきましょう。
布団を天日干ししたときの匂い対策
布団を干した後布団に顔をうずめるとお日様のいい匂いがしますよね。そのままお昼寝したくなります。・・・夢を壊してしまいそうですが残念ながらお日様に匂いはありません。
あの布団を干した後の匂いは人間の汗や皮脂汚れが分解されたものの匂いなんです。人間の汗や皮脂汚れは熱によって分解されます。
なので日差しの強い夏の方が所謂「お日様の匂い」をよく感じられましたよね。
しかし侮ってはいけません。
あの「お日様の匂い」には脳をリラックスさせる効果を与えることがわかっています。
天日干しをした布団だとよく眠れるというのはこの効果のおかげなのです。
瞑想した時と同じアルファ波という脳波の周期は一定のリズムになりリラックスした状態になります。
さて今回は布団の天日干しの時間や時間帯、干すときの注意点の紹介をしました。布団を干すのはなかなか重いですし大変かもしれませんが干すのは月に1~2回で十分です。
これなら頑張れそうですね。
お昼に布団を正しく干すことで夜にはふかふかの布団でリラックスした状態で眠ることが出来ます。
是非参考にしてみてください。お日様の匂いに包まれて日々の疲れを取ってくださいね。