大学生の一人暮らし! 生活費の仕送りなしでも出来る術!

公開日: : 最終更新日:2018/12/23



大学に進学したいのに進学できない生徒がいます。お金の面で親に頼れず本当は進学したくてしたくて堪らないのにできない人が大勢います。能力的に進学できる人だとしてもです。

そんな可哀想で頑張りやな高校生のために果たして仕送りなしで大学生活がおくれて卒業出来るのか調べてみました。

よろしければ、見ていって下さい。

県外の公立大学に入学する場合の学費

大学
ここでは県外の公立大学に入学という設定で行います。県内の場合は多少遠くても親元から通えば大学生活は楽におくれます。なのでここでは除外。

また、私立大学の場合は学費が高いため公立に入る前提で書きます。

ちなみに私立の文系の大学だと、初年度で約115万円、理系だと約150万円、医学系だと約450万円程度になります。

特に医学系の大学だと6年間通うことになる場合がありますので、かなり高額な学費を払うことが分かります。

このようなことから、医学系の大学以外は私立でも通えない事はないのですがやはり経済的に非常に厳しいです。

学生生活をおくるのはなんとか出来たとしても卒業した後の奨学金の返済が非常に大変になります。

苦労して就職活動を終えても、社会人になったら奨学金を何年も返済なんて精神的にも辛いですよね。ひどい人は、30代になっても奨学金が返せない人もいると聞いたことがあります。そうなると結婚などの人生のライフプランも崩れてきます。

なのでここは頑張って公立に入りましょう。

公立と一概にいっても偏差値はそれぞれ違います。県外にそれを求める場合は可能性は高いです。なので先程も述べましたが県内ではなく県外として説明していきます。

また、県外と言っても色々ありますが都内などはやめておきましょう。物価が高く家賃もかなり高いです。普通のワンルームで家賃が1ヶ月で10万円ということもあります。経済的に非常に苦しくなるので止めておいたほうが懸命です。

ということは設定は以下になります。

  • 公立大学
  • 県外の大学
  • 都内以外の大学

 

公立大学の学費ですが1年間で60万円ほどです。中には30万円ほどと安価な大学もあります。

今回のテーマは生活費の仕送りがなしということで学費は親が払ってくれるという設定なのでどちらにしてもいいです。

なので奨学金を貰った場合はそれを生活費に回すことができます

奨学金について

奨学金
ここでは奨学金について詳しく見ていきましょう。奨学金は以下があります。

  • 給付奨学金
  • 貸与(たいよ)奨学金:第一種(無利子)
  • 貸与(たいよ)奨学金:第二種(有利子)

 

これらについて説明します。

給与奨学金は返さなくていい奨学金です。企業や自治体が行う場合が多いです。ただし、想像出来るかもしれませんがかなり貰うのは狭き門になっています。相当成績が優秀でなければもらえません。

貸与奨学金には第一種と第二種があり第一種は借りた奨学金に利子は付きません。第二種は借りた金額に利子が付きます。当然第一種の方がよいのですがコチラのほうが条件が厳しくなっています。

利子と言っても現在は非常に低くなっています。これは日銀のゼロ金利政策が影響しています。

利子ですが以下のようになっています。

平成27年度 貸与利率一覧(年利%)

  • 基本月額 利率固定方式 0.59
  • 基本月額 利率見直し方式 0.10
  • 増額部分 利率固定方式 0.79
  • 増額部分 利率見直し方式 0.30

 

増額部分を貰える人は医学部とか法科大学院などの人に限られますので基本月額でみるとよいでしょう。

また、利率の固定と見直しの違いですが固定の場合は返済がおわるまで利率は一定です。見直しの場合は定期的に時世に合わせて変動されます。どちらを選ぶかはあなた次第です。

金利が低い今の利率を固定でいくという考え方もありますし、これから先も金利はそうそう上がることはないので見直しでよいとい考え方もあります。

私が選ぶとしたら固定です。固定の方が計画しやすいからです。またゼロ金利政策がなくなるのもそう先ではないと思います。

  • 第一種の場合は奨学金は5.1円
  • 第二種の場合は複数あり3万円、5万円、8万円、10万円、12万円の中から選択

 

なら、12万円借りようじゃないかと思うかも知れませんが、それは危険です。社会人になった後の返済が非常に大変になります。

もし、経済的に厳しく返済できないようなことになると、所謂ブラックリストに載ってしまいます。こうなると返済が終っ後の5年間の間は一切どこからもお金を借りることができなくなります。クレジットカードも持てなくなります。

なので今回は出来るだけ低い額を借りるという設定でいきます。

アルバイト収入

アルバイト
仕送りなしでやっていこうとするなら当然アルバイトをしなければなりません。奨学金だけで生活しようと思うような甘い考えは止めて起きましょう。

アルバイトで稼げる金額ですが時給が幾らかなのか、何時間働くのか、月何日働くのかにより大きく異なります。

学校で授業がある期間は1年で8ヶ月です。その他の4ヶ月は休みの期間です。

ここでは私が考えた1例をあげてみます。

  • 授業のある8ヶ月
    →時給800円x3時間x月25日x8ヶ月
    =480,000万円
  • 休みの期間4ヶ月
    →時給800円x8時間x月25日x4
    =640,000万円
  • 480,000+640,000
    =1,120,000円

 

月に換算すると93,333円

1,120,000円稼ぐことができます。月に換算すると93,333円です。

これが厳しいと思うか、それとも大丈夫とおもうか人によってことなると思います。ただ、親からの仕送りなしで生活していこうと決めたらなそれなりの覚悟が必要です。

なるべく働きやすく楽しい職場をさがしましょう。そうそればアルバイトも楽しくなります。

以上が収入の話でした。

固定で掛かる生活費

生活費
生活費ですが以下が毎月の固定費です。

  • 家賃 30,000円
  • 光熱費(電気、水道、ガス) 10,000円
  • 携帯代 5,000円
  • ネット 5,000円
  • 雑費 10,000円

=60,000円

 

家賃ですが地方の大学の近くで借りるなら3万円で借りれると思います。ただし、生活が安定するまでは大学の寮などに住むことをオススメします。もしアルバイトなどが安定してきたら一人暮らしを始めるのも有りかと思います。

携帯代といえばスマートフォンでしょう。ネットと共に外せません。これらは生活の為に必要ということもありますが、将来にむけての勉強にもなります。惜しむのはやめておきましょう。

これらは生活する上でどうしても必要になる金額です。また、ここには取り上げていませんが交通費もあります。

バイクなどを買うという選択肢もありますが、これは金食い虫になります。

  • 毎月のローン
  • 保険代
  • 燃料費

 

などを考えると止めておいた方が懸命です。事故をすればお金が掛かりますし、違反をすれば罰金が掛かります。

出来るだけ自転車か公共交通機関を利用するようにしましょう。

自転車が1番です。学校に通学するのに自転車で通える範囲にしましょう。

アルバイト先も自転車で通える方がよいのですが無理ならバスなどを利用しましょう。その場合は定期で学割がお得です。

ただ、交通費を掛けるということは3時間働いてもその内1時間分は交通費というバカバカしいものになりますので自転車で通える範囲が良いでしょう。

変動する生活費

以下が生活費の中でも変動する経費です。

  • 食費 30,000円
  • 交際費 20,000円
  • 娯楽費 20,000円

=70,000円

 

食費ですがは30,000円の設定は外食をしたり、学食をしたりした場合です。自炊するなら月に10,000円に抑えている人も沢山います。出来るだけクックパッドをみながら自炊しましょう。(^_^)

交際費と娯楽費はかなり多めに取ってあります。抑えられるとしたらここでしょう。

収入と出費

出費ですが先ほど述べたように130,000円ほどを見込んでいます。

収入ですが月93,333のアルバイト代+奨学金です。

この場合の奨学金は4万円ですが、4万円はないので3万円か5万円になります。

今回の算出はアルバイトはでけいるだけがんばるけど出費は抑えないパターンでした。

生活費の変動額を大きく抑えると奨学金は3万円でもお釣りがきます。

まとめ

以上の事を踏まえて自分で考えて見て下さい。

大学への進学率は50%ほどです。

社会人になっての給与も大きく異なってきますので出来れば卒業しておきたいでね。^^

そのためには多少の根性が必要です。

  • 奨学金は3万円、5万円、8万円、10万円、12万円の中から選べる
  • アルバイトを頑張れば月に93,333円稼げる
  • 月の固定生活費は60,000円
  • 月の変動生活費は70,000円

 

でした。

これは1例に過ぎません

上の情報を元に自分なりのスタイルに合わせて考えて見て下さい。(^_^)

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