クリスマスの由来!子どもに分かりやすく伝えるには?
公開日: : 最終更新日:2018/10/15
毎年楽しみなクリスマス♪
ツリーやリースで飾りつけたり、ケーキを食べたり、サンタさんからプレゼントをもらったりと子どもにとっては自分の誕生日の次に楽しみなイベントですね(^o^)
うちの子は12月になるとサンタさんへのお手紙に欲しいプレゼントを書いて窓に貼っています♪
幼稚園の頃、クリスマス会がありました。そのクリスマス会がもうすぐという時に、子どもからこんな質問をされたんです。
「ママ、クリスマスってどうしてお祝いするの?」
えーっと、、、。キリストの誕生日だったはず、、、(?_?)
自分でもはっきりとしたことがわからず、由来も発祥地もいつからあるのかクリスマスの語源さえも知らないことに気づいたんです。
しかも子どもにわかりやすく説明するのって意外と難しいんですよね。
クリスマスのことをお子さんに聞かれてもちゃんと説明できるようにお伝えします(^O^)/
目次
クリスマスの由来を子どもに分かり易く伝える
では早速、クリスマスの由来を子供に聞かれちゃった場合を想定して、分かりやすい答え方をシュミレーションしていきましょう☆
そうです。クリスマスはズバリ、イエス=キリストの降誕を祝う日。
でも、クリスマスは厳密にいえば『イエス=キリストが生まれた日』ではないようです。
では子どもに聞かれたらどうするか?このように答えましょう!
でもキリストはとても偉い神様だったから、年に1度、キリストが私たちの世界に来てくれたことをお祝いしようということになってクリスマスが出来たのよ。
「キリストの誕生日は12月25日だったのか?」これに関しては詳しいことは分かっていません。
イエス=キリストが生まれたとされる日は諸説言い伝えられており、そのうちの1つが12月25日だったようです。
イエス=キリストは、神が私たち人間のために遣わした使者であるとキリスト教では説いています。
キリスト教ではキリストは愛の象徴。彼が説いた言葉はたくさんの人たちを救い、今でもクリスマスにはたくさんの人がイエス=キリストのことをお祝いしていますね。
キリストは友達のサンタクロースにお願いして、みんなにプレゼントを届けてくれているのよ。
だから、ありがとうっていう気持ちをいつも持っていい子にしていようね。
クリスマスに縁の深いサンタクロース。実はサンタクロースにはモデルがいます。
4世紀頃トルコでキリスト教の信者であったニコラウス神父という人です。
このニコラウス神父は、普段から貧しい人や困っている人を助ける優しい人で、彼はある日、煙突から金貨を投げ入れ貧しい家を救います。
その彼が教会で行われる儀式の時に着ていた衣装が赤だったそう。これが基となって、今のサンタクロースの姿が出来たといわれています。
さて、シュミレーションは出来ましたか?これで今年、子供に聞かれてもきっと大丈夫ですね!
クリスマスの発祥の地って?
クリスマスの発祥の地はご存じですか?
たいていの人がフィンランドやノルウェーなど北欧のイメージだったり、サンタクロースのいるグリーンランドを思いつくのではないでしょうか?
実は現在のトルコ共和国の南部にある地中海に面した地域が発祥の地だと言われています。当時はローマ帝国キリキア属州パタラでした。
日本での発祥の地は山口県だと言われています。
日本に訪れた宣教師が降誕祭をしたのが始まりだそうですよ。
ちなみにクリスマスツリーの発祥地は諸説ありますが、ドイツのワイマールという街で初めて巨大なモミの木を立てたというのが有力だそうです。
クリスマスってどんなお祝い?
クリスマスは家族や友達が集まってツリーやリースを飾ったりプレゼントを交換したり、ケーキや七面鳥を食べたりしますよね。
深く考えることもなく飾ったりしていましたが、これらにはちゃんと意味があったんですよ。
ツリー
古代ドイツで樫の木に子どもを捧げる風習があり、それに心を痛めたキリスト教の伝道者達が樫の木を切り倒しました。その木の間からモミの若木が生えて、人々がモミの木をクリスマスに飾るようになったそうです。
リース
リースには、魔除けや豊作祈願、永遠の幸福という意味があります。リースを玄関に飾るのは魔除けの意味もあるんです。
ケーキ
キリストの誕生を祝って食べるようになったそうです。国によって色々ありますが、ヨーロッパでは日本のようにデコレーションケーキではなくてパイだったりドライフルーツが入った保存できるようなケーキが多いそうですよ。
七面鳥
「感謝の意味を表す料理」が七面鳥です。ヨーロッパの人々はお祝いの時に七面鳥を食べる習慣があるので、クリスマスのお祝いでも食べられるようになりました。
プレゼント
世界中の人々が感謝の気持ちや愛を伝えあって幸せや喜びを分かち合おうというのがプレゼント交換だそうです。
クリスマスはいつからあるの?
ローマで354年に「太陽の祭り」として祝ったのが始まりのようです。昔は日照時間が長くなる夏至と日照時間が短くなる冬至を無事に乗り切ることは特別なことでした。教会でも「正義の太陽」であるキリストの誕生の日として祝うようになったそうです。
日本では1551年、キリスト教の布教活動がフランシスコ・ザビエルによって行われていました。
1552年に山口県で布教活動を行っていた宣教師コスメ・デ・トルレスが日本人信徒を招いて降誕祭をしたのが初めてのクリスマスだそうです。
その後、江戸幕府がキリスト教を禁止したので、今のようにクリスマスがお祝いされるようになったのは1900年頃のクリスマス商戦がきっかけです。
クリスマスの語源は?
クリスマス(Christmas)の語源はラテン語の「Christ(キリスト)+mas(礼拝)」です。
もう1つの表記であるXmasの語源はギリシャ語の「Xristos(救世主、キリスト)+mas(礼拝)」ですが、日本でよく使われているX’masのアポストロフィは正確にはいらないそうですよ。
クリスマスには「メリークリスマス!」って言いますよね。その意味は英語の「Merry(楽しむ、陽気な)」なので、「楽しいクリスマスを!」になります。
ここまでクリスマスの由来などについて色々書いてきましたが以下がまとめです。
- クリスマスはキリストが降臨した日
- 発祥の地はトルコ共和国
- ローマで354年に始まった
クリスマスは大人も子どもも大好きなイベントですね♪
私も子どもの頃はサンタさんが来るのをとっても楽しみにしていました。サンタさんって大人になると来てくれないんですよね(・。・;
お子さんにクリスマスの話をたくさんしてあげてくださいね♪
みなさんも素敵なクリスマスをお過ごしください(^_-)-☆