運動会!小学校の種目でユニークなものといえば何がある?
公開日: : 最終更新日:2018/12/23
最近の小学校では、運動会の種目のなかに昔ながらの競技にくわえてユニークなものを取り入れているところが増えているようです。
順位を重視しない代わりに、子ども達が楽しみながら参加できるようにするためなのでしょうか。
今回はそんな競技にスポットをあててみました。
デカパンリレー
2人一組で大きな半ズボンのなかに入り走ります。その半ズボンですが「大きな半ズボン」というよりもかなりデカイパンツです。
デカパンリレーのイメージとしては、昔だとロープ一本を輪にして中に入り、一緒に走るような電車ごっこの変形みたいな感じ。
ズボンをたすきの代わりにリレーするみたいです。低学年の体の小さな子ども達が大きなズボンに入る姿は微笑ましいですね。
私の小学校では親子でデカパンリレーをしていました。小さい子供が一生懸命お父さんお母さんと走る姿はとてもほほえましい光景ですね。特にお父さんたちは本気で走るので、子供たちが引きずられるように走っていました(笑)。もしかしたら子供よりもお父さんたちの方が気合入ってるのかも・・・。走っている人たちは必死なんですが、デカパンツに入って走っている姿が面白くて。周囲の人たちの爆笑が起きていました!また、親子で力を合わせて何かできる機会は少ないのでいい経験になると思います。
キャタピラレース
ダンボール箱をひらいて一辺を切り、何個分かつなげて輪にします。平らな面を下にする形で地面に置いて、中に子ども達が四つんばいになって入り、ダンボールをキャタピラに見立ててコースを競います。
石ころやでこぼこのないグラウンドでやらないとケガをしそうです。正面が見えないので(ダンボールが前後上下に回転して進みます)ゴールを目指すのが大変かもしれません。
四方綱引(よんぽうつなひき)
しほうつなひきと読むのかと思ったんですが。十字綱引きともいうらしいです。島根県の出雲地方で考案された綱引きで、4チームが勝敗を競います。
この競技は運動会だけにとどまらず全国大会にも発展しています。ご存知でしたか?
円形のフィールドに十字の綱を置いて、4チームが引っ張ります。四方に動くだけでなく円のなかを左右にもぐるぐる動いて、2チーム対2チーム、1チーム対3チームなどパワーバランスを崩して勝ち負けを競います。
勝ったチームでポイントを振り分け、3回試合をして、合計ポイントの多いチームが勝ち、ということです。
5人6脚大玉ころがし
2人3脚ならぬ5人1組で足をロープで結びます。その状態で、大玉を蹴りながら走るレース競技です。
ちょっと夢中になったら絶対ころびそうです。私は運動神経がないので、想像するだけでも危ない気がします。走らないほうがいいんじゃないでしょうか……。
ビッグウェーブ
1チーム10人くらいで2列縦に並びます。最後尾から数m離して旗を立てます。
先頭のふたりが棒またはロープを持って、後ろのメンバーの足元を両側から棒をくぐらせながら後ろに向かって走ります。最後まで行ったら2人で一緒に旗をぐるりとまわって、こんどは列のメンバーにしゃがんでもらって後ろから前へ
頭上に棒を通しながら先頭まで走り、棒をバトンタッチして最後尾に並びます。全員がそれを繰り返して早かったチームが優勝です。
まとめ
運動会といえば学校行事では一大イベントですよね。ご家族の応援も熱が入ることでしょう。
昔は足が遅いと出場するのがイヤだと思う子もいたみたいですけど、最近はどうなんでしょうか。
こんなふうにユニークでチームワークで競うなら、足の遅い子が1人くらい混じっていてもあまり勝敗に影響ないのかなぁ、と思いますけど……当事者の子ども達にとっては、やっぱり気になるのでしょうか。
私は運動神経がなくて足も遅かったんですが、運動会は楽しかったですね。リレーは足の速い子がものすごく活躍してたので、私は応援団に入ってました。
今ほどビデオカメラが普及していなかったせいで勇姿は残っていませんが。