花嫁の手紙の例文!母子家庭だった場合は?

公開日: : 最終更新日:2018/12/23




照れくさくて普段は言えないけれど、本当はめちゃくちゃ感謝しているお母さんへ。楽しいことばかりじゃなかったから、伝えたいことはいくらでも溢れてきますよね。

結婚をするあなたから、女手ひとつであなたを育ててくれたお母さんに想いを伝えるために。ぜひ、参考にしていただければと思います。

【例文】母子家庭で育った花嫁から、お母さんへの手紙

友達みたいなお母さんへ

お母さんとは、まるで友達みたいになんでも話してきたよね。恋愛の話や、友達と喧嘩したときに相談に乗ってくれたりアドバイスもしてくれたね。

ときには喧嘩もしたけど、いつだって最後はわがままな私を許してくれました。

結婚が決まったとき「離れていても家族でしょ」と言ってくれたこと、絶対に忘れません。

今までずっと、ありがとう。これからも頼ってしまうことがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。

懸命に働く姿は私の憧れでした

朝は早くから夜遅くまで、働きづめだったお母さん。そのおかげで私は周りの子たちと同じように部活を楽しんだり、好きなことができました。

忙しいのに毎日お弁当を作ってくれたり、学校行事に来てくれたり、本当にうれしかったです。

働くだけでも大変なのに、私のためにたくさんのことをしてくれました。

お母さんは私の理想であり、目標でした。これからも、ずっとずっとお母さんが目標です。お母さんみたいなお母さんになりたいです。

ありがとう、大好きです。

お母さんのおかげで寂しくなかった

お母さんは女手ひとつで私をずっと育ててくれました。

きっと、私にはわからない苦労がいっぱいあったんだと思います。

それでも、いつもお母さんは笑っていてくれました。

もっと頼ってくれてもよかったのに、私には弱いところを絶対に見せませんでしたね。

私にとっては、お母さんはお母さんであり、お父さんであり、お姉ちゃんです。だから寂しいと思ったことはありません。

お母さん、本当にありがとうございました。

これから1人で暮らすお母さんへ

お母さんと私はずっと2人で暮らしてきたから、照れ臭くてはっきりと「ありがとう」の言葉を言ったことはありませんでしたね。

でも、本当はずっと感謝していました。ありがとう。

今日は私にとって最高に幸せな日ですが、本当のことを言うと、お母さんがちょっと心配です。今までずっと一緒にいたから1人になって大丈夫かな…って。

でも、これからは今まで以上にたくさん親孝行をしますね。今まであまり言えなかったたくさんの「ありがとう」の気持ちを、親孝行として返していきたいです。これからはたくさん頼ってね。

最後にもう一度、ありがとう。

兄弟姉妹みんな幸せです

「お母さん、高校3年生の進路相談のことを覚えていますか?」

私は就職を希望したのに、お母さんはひとこと「家のことは何も心配しなくていい」と言ってくれましたね。

私には就職という選択肢しかないと思っていたから、とても幸せなことです。本当に嬉しかったです。

そのおかげで私も、そして弟も大学に進み、希望していた職業に就くことができました。

うちはよく「家族、仲がいいね」って言われるよね。本当に自慢の家族です。

たくさん愛情を注いでくれてありがとう。大好きです。


片親であることや、それによる苦労話などは、場をしんみりとさせないようにさらっと伝えた方がいいでしょう。

苦労話や暗い話より、自分が今までされて嬉しかったことを伝えた方が気持ちが伝わると思います。

また、伝えきれないほどのエピソードがあると思いますが、2つくらいまでに絞ったほうがまとまって綺麗な文章になりますよ。

【実例】手紙をもらったお母さんの気持ち

母子家庭のお母さんは「ほかの子と比べて苦労をかけた」という気持ちが強いです。

「自慢の母親」としてスピーチで紹介されることに、感動もひとしお。

それと同時に、それまで一緒に暮らしていた場合は、1人になる寂しさなども強いでしょう。

その気持ちを抑えて娘を送り出したお母さんたちの言葉を紹介します。

「どこのお父さんやお母さんよりも、自慢のお母さんでした」と言われたときには涙が止まらなかった。

大変な暮らしだったけど、その分、娘の成長が楽しみだった。立派になってくれて本当にうれしい。

「ありがとう」はこちらの方。

子どものころからしっかりした子だった。

「これからは新郎と一緒に、お母さんがしてくれたみたいな明るい家庭を築いていきます」という娘の言葉に、至らなかった自分も含めていろいろなことを思い出した。

苦労をかけた分、幸せになってほしい。

母子家庭の花嫁のバージンロードは誰と?

バージンロードは誰と?

誰と歩いてはいけない、というきまりは厳密にはありません。

一般的なエスコート役は

  • 新婦母親
  • 新婦兄弟
  • 新婦親戚
  • 新郎

の4つのパターンがあります。

特に多いのは 「新婦母親」「新婦兄弟」 です。

母親にはベールダウンの役割もあるので、エスコートもベールダウンもお願いするような形となります。女で1つで育てられてきた方はいいですよね!感動して泣いてしまいます。お母さんからしても絶対に嬉しいはずです。

「バージンロードは父親と歩くもの」というイメージが付いていますが、そんなことはないのです。実は最近ではキリスト式ではなく、人前式の割合が多くなっているため父親がいても一緒にバージンロードを歩かない場合もあります。

エスコート役はどうやって決めたらいい?

エスコート役を決めるには実際どう決めたらいいのだろう…と迷いますよね。

そんな時は、「バージンロードの意味」を知ると決めやすいのです。

【バージンロードの意味】

新婦が生まれてから新郎に出会うまでの過去

なので、新婦母親や新婦兄弟をエスコート役として選ぶことが多いのですね。


結婚式の主役は花嫁という言葉をよく耳にしますが、その日は花嫁にとってもゲストに感謝を伝えられる貴重な1日です。

とりわけいちばん長い時間を過ごしてきた(そして、普段はいちばん本音を聞かれるのが恥ずかしい)お母さんには、きちんとその想いを伝えたいというのも当然です。

しかし、あなたが綺麗な花嫁姿を見せてくれたことで、きっとお母さんは充分なのです。あなたはあなたの言葉で、気負うことなく、正直な気持ちを伝えてくださいね。

それがお母さんをよろこばせます。そして、その先の未来も、お母さんが胸を張れる娘でありたいですね。

 

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