赤ちゃんの産毛を剃るはいいの?気になる対処法も!
公開日: : 最終更新日:2019/06/10
生まれたての可愛い赤ちゃん。ふわふわでぷにぷにのお肌はずっと触っていたくなりますよね。
しかしそんな赤ちゃんのお口周りや背中に産毛がたくさん生えていてびっくりしたママも多いと思います。
赤ちゃんってこんなに産毛があるの?将来このままだったらどうしよう?
特に女の子のママならこのまま毛深かったらどうしようかと悩むこともあるかもしれません。でもデリケートな赤ちゃんのお肌。
剃ったりしても大丈夫?対処法はあるの?
そんな疑問にお答えします!
赤ちゃんの産毛を剃るのはいいの?
まず初めに赤ちゃんの産毛は剃ってもいいのかという事ですね。
絶対にダメです。
赤ちゃんのお肌は触ってもわかるように大人よりもデリケートで傷つきやすくなっています。
そんな赤ちゃんのお肌の産毛を剃ったり抜いたりしてしまうとお肌が傷つき湿疹などの原因になる事があるからです。
大人でもカミソリ負けをする事があるくらいなので赤ちゃんにとっては大変危険な事になります。
剃るのは止めましょう。
また剃る際カミソリを当てている時に赤ちゃんがじっとしているとは限りません。万が一カミソリを当てている時に赤ちゃんが動いてしまうと大きな怪我に繋がることがあります。
産毛がある事より傷が残る方が可哀相です。
産毛が気になるというのは赤ちゃん自身ではなくママが気にしている事ですよね。
生まれたての赤ちゃんってお猿さんみたいなんて言われることがありますがその産毛も含めて言われてるかもしれませんね。
お猿さんみたいな時期なんてあっという間に終わってしまいます。
そのままの赤ちゃんの姿で受け入れてあげましょうね。
赤ちゃんに産毛が多い理由
ではなぜ赤ちゃんには産毛が多いのでしょうか?
赤ちゃんの産毛は正しくは「胎毛」といって「胎児に必要な毛」なのです。赤ちゃんが生まれたとき白い粘膜のようなものが付いていませんでしたか?
それは「胎脂」といって生まれてきた時の外気による刺激から肌を守ってくれる役割があります。
胎脂は妊娠18週頃から作られます。
しかし赤ちゃんはママのお腹の中では羊水の中にいますよね。羊水の中だとせっかくの胎脂も剥がれてなくなってしまいます。
そこで胎毛は胎脂が羊水によって流れてしまわないように肌に絡めておく役割を持っているのです。
なので生まれたばかりの赤ちゃんには胎毛、いわゆる産毛は多く生えているという事になります。産毛は生まれたばかりの赤ちゃんを守ってくれる大切な役割を担っていたのです。
生まれた赤ちゃんには胎毛は必要なくなるのでそのうち自然に抜けていく事がほとんどです。
1歳前後には抜けてしまい気にならなくなるので今は気にしなくても大丈夫!
我が子の生まれたての時はこんなところにも!?という所にまで産毛が生えていて女の子だったので多少の心配もしました。
しかし育児に追われているうちに気付いたら産毛もなくなりツルツルお肌になっていたので気になる赤ちゃんの産毛も今は気にせずそっとしておいてあげましょう。
ほとんどの赤ちゃんは1歳前後に抜けてしまい3歳の目安に胎毛はなくなります。
しかし4歳を過ぎた頃から新たに産毛が生えてくる子がいます。これは大人の産毛と同じである時期になると抜けるものではありません。
4歳くらいでは気にする子はあまりいませんが思春期になると特に女の子は気にしてしまう子も出てきます。
なので子供が気にするようであれば正しい処理の仕方を大人が教えてあげましょうね。思春期の子はなかなか恥ずかしくて大人に言い出せない事があります。
ママがしっかり日頃の様子を見てあげて言い出しにくそうであれば優しく声掛けをしてあげて下さいね。
気になる産毛の対処法
しかしどうにも気になってしまうママもいるかもしれません。そんな時の対処法も紹介します。
対処法といってもすぐに赤ちゃんの産毛はなくなりません。お手入れ程度になりますが参考にしてみて下さい。
赤ちゃんの産毛が気になったら沐浴の時に柔らかいガーゼを濡らして優しく撫でるように回しながら擦って下さい。
気を付けなければいけないのはゴシゴシ擦らない事です。
先ほどお話したように赤ちゃんの肌はとてもデリケート。ゴシゴシしてしまうと赤くなり湿疹の原因になる事があります。
あくまで優しく撫でるようにする事がポイントです。
すると沐浴のあとにベビーバスを見ると小さな毛が所々に浮かんでいる事があります。そうやって赤ちゃんの産毛は日が経つごとに薄くなりいつの間にかなくなっていきます。
今回は赤ちゃんの産毛について色々紹介してきました。
赤ちゃんの事については気にしなくても大丈夫な事もあります。しかしどんなに些細な事でも気になってしまうのが親心かもしれませんね。
子供の事を思うあまり心配事は絶えません。
でも本当に今あるその赤ちゃんの姿はあっという間に成長して見られなくなってしまいます。必ずあの頃はお猿さんみたいで可愛かったねという日が来ます。
細かな事は気にせずに今のその姿のまま受け入れ愛してあげる事が大切な事なのかもしれませんね。