赤ちゃんを怒鳴ることの影響!解決策はあるので自分を責めないで!

公開日: : 最終更新日:2019/02/12



独身時代の生活と赤ちゃんのいる生活では生活リズムってガラッと変わりますよね。ふわふわで可愛い我が子との生活。

楽しいはずなのに・・・。

「寝てくれない」

「泣き止まない」

「自分の時間がない」

色々な事が重なって赤ちゃんを怒鳴ってしまったことある方は少なくないと思います。

もちろん怒鳴っても何も解決しないことは頭ではわかっているはずです。でもママも母親である前に人間です。

感情のコントロールが出来ないこともありますよね。

では赤ちゃんに怒鳴ってしまった時の赤ちゃんへの影響や怒鳴らないようにするためにどうすればいいのかお話していきたいと思います。

必ず解決策はあります。心配しないで最後まで読んでみてください。

赤ちゃんを怒鳴ることの影響

怒ったママ

まず赤ちゃんを言葉がまだ理解出来ない低月齢と定義しお話します。

何か思い通りに行かずママが赤ちゃんに怒鳴ってしまうと赤ちゃんの心に影響は出てしまいます。

①赤ちゃんは怒鳴られると怯えと恐怖から思考を止めてしまう

赤ちゃんは怒鳴られると考える事を止めてしまうので何がいけなかったのか何故ママが怒っているのかを考える事が出来ずただただ「怖い」という恐怖しか残りません。

ママが真剣な顔で「危ないからしてはいけません」と話せば赤ちゃんは言葉の意味はわからなくても「これをするとママは怖い顔になる」と認識します。

そこから「これはしてはいけない事」と赤ちゃんが自分で考え学習します。

しかしそれを伝える時にママが怒鳴ってしまうと「これはしてはいけない事」ということまで考えがたどり着かず何故ママが怒っているのかわからないまま恐怖だけが残ってしまうのです。

②ママとの信頼関係が崩れてしまう

赤ちゃんにとっての世界はママが全てです。

快適なお腹の中から出てきた赤ちゃんは不安しかありません。そんな中お腹を満たしてくれて気持ち悪いオムツを変えてくれて優しく抱っこしてくれるママ。

そんなママから怒鳴られてしまうと「自分はママに大事にされてないんだ」と認識し自分を否定的に見てしまいます。

そしてママとの信頼関係が崩れてしまうのです。

また「ママに必要とされてない」と感じ続けた赤ちゃんが大きくなると自己評価が低くなってしまうのです。

すると将来的に本音を自分の言葉で伝える事が出来ずママや周りの顔を伺いながら行動する子になってしまいます。

③大きくなったら真似をしてしまう

ママが常にイライラして怒鳴り続けていると赤ちゃんが成長したときに同じように感情をぶつけるようになります。

特に集団生活の中で自分より弱い、または小さい子に対して顕著に現れます。しかも言葉もまだ拙い幼稚園等では言葉だけでなく
暴力として手が出てしまう事があります。

怒鳴らないようにするには

誰だって自分の子を怒鳴りたくて怒鳴っているわけではありません。それでも人間、感情のコントロールがきかないこともありますよね。

怒鳴らないようにするにどうすればいいのかも知っておきましょう。

①深呼吸する

怒鳴りそうになった時一瞬で構いません。グッと堪えて下さい。そして深呼吸して一度頭をリセットしましょう。

その吐き出す息に怒りの感情を乗せて息をゆっくり吐いてください。深呼吸をするだけでずいぶん
気持ちが落ち着きます。

鼻から吸って口からゆっくり吐く深呼吸を3回繰り返せばもう大丈夫。

②一度その場から離れる

イライラしている時に赤ちゃんと同じ空間にいてはママもなかなか気持ちの切り替えが出来ません。

一度別の部屋にママだけ移動して赤ちゃんと離れてみて下さい。

何故今自分がイライラしてるのかこれを赤ちゃんにぶつけていいのかひとりになると冷静に考える事が出来ます。

しかし赤ちゃんから離れる時は
赤ちゃんの周りの危ないものがないか身の回りをきちんと確認
してからにしましょう。

③「怒る」と「叱る」の違いをしっかり理解しておく

「怒る」と「叱る」は似ているようで全然違います。

「怒る」は怒っている人が主体なのに対し「叱る」は叱られている人が主体になりその叱られている人がよりよくなるために改善させる事が目的です。

今自分がしようとしていることはこの子の為にしてるのか自分の感情をただ爆発させようとしているのか一歩立ち止まって考えてみて下さい。

自分を責めないことも大事

どんなに気を付けていてもつい「怒鳴ってしまった・・・」そんな時にこれからあるかもしれません。

でも自分を責めて自己嫌悪になったり暗い気持ちになってはいけません。それもまた
赤ちゃんは敏感に感じ取ります。

もし怒鳴ってしまったら一呼吸置いて自分の気持ちを落ち着かせ赤ちゃんに

「怒鳴ってごめんね」

「ママはあなたの事大好きだからね」

とちゃんと伝えてあげましょう。

ちゃんと抱きしめてあげましょう。言葉はわからなくても赤ちゃんにはちゃんと伝わります。

しかしそうすれば赤ちゃんとの信頼関係がいつでも修復出来るわけではありません。怒鳴ることを繰り返してしまえば赤ちゃんにだって癒えない傷は残ります。

だからこそ怒鳴ってしまう前に自分の気持ちをコントロール出来るようにしましょう。

少しずつで構いません。赤ちゃんと一緒にママも成長していきましょう。

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