夜泣きを放置!海外では当たり前というのは本当のこと?

公開日: : 最終更新日:2019/04/15



赤ちゃんの夜泣きに疲れ果てている人も多いはず。夜泣きを放置できずに悪戦苦闘。

しかし海外では夜泣きを放置しているという目から鱗の情報も。

そこで夜泣きを放置するのは海外では当たり前というのは本当なのかについてまとめてみました。

海外では夜泣きを放置するは本当?

夜泣きする赤ちゃん

海外では赤ちゃんが泣いていてもすぐには抱っこせず放置する傾向があるようです。

しかし放置といっても何もしないわけではありません。赤ちゃんの夜泣きを傍らで見守っているのです。

それでは海外における夜泣きを見守るとは一体どのようなことなのでしょうか?

順に説明していきましょう。

  1. 赤ちゃんを両親とは別の部屋で寝かせることからスタート
  2. ベビーモニターやベビーセンサーでもしもの事態に備える家も珍しくないとか。

    ちなみにベビーモニターとは別の部屋にいる赤ちゃんの様子をカメラの映像や音声で確認できる育児グッズのこと。

    一方ベビーセンサーとは赤ちゃんの呼吸や身体の動きが一定時間ない時にアラーム音で知らせてくれるものです。

     

  3. 赤ちゃんが夜泣きを始めても5分10分は見守る
  4. 人は浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。

    一般的に眠りが浅い時に夜泣きする赤ちゃんが多いとのこと。すぐに抱っこをせず、再び深い眠りのサイクルがやってきて自然と眠りにつくのを待ちます。

  5. 泣き止まない場合は赤ちゃんの元へ
  6. オムツ・ミルク・身体の不調がないかを確認。赤ちゃんの不快の原因が分かったらそれを取り除きます。 

     

  7. 寝かしつけ
  8. 赤ちゃんにその他変わった様子がないのであれば寝かしつけます。赤ちゃんをトントンしたり優しく声を掛けたりします。

    時には抱っこをすることも。

    部屋の明かりはつけず、夜はあくまでも寝る時間だということを教え込みます。

    それでもママが離れることで赤ちゃんがグズルことも。そういった時はママの温もりにかわる毛布やぬいぐるみを赤ちゃんに渡します。

     

  9. 徐々に赤ちゃんが一人で寝られるようにしていく
  10. 夜泣き→見守る→寝かしつけを繰り返していきます。

    徐々に寝かしつけの時間は短く。見守る時間は長めに。こうすることで夜泣きの間隔を長くしていきます。

    そうして自然と赤ちゃんが一人で寝られるようにするのです。

どういう風に見守るのがいい?

日本では赤ちゃんが夜泣きを始めたら抱っこをしてあやす人がほとんどです。

しかし中には夜泣きを見守るということに興味がある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでは夜泣きの見守りはどういう風にすればいいのでしょうか。いくつかポイントを集めてみたのでご覧ください。

夜泣きの見守りは生後6~7カ月頃からが好ましい

海外ではもっと早いうちから一人で寝かせるケースもあります。しかし生後6か月まではミルクが欲しい、オムツが不快などの理由で夜中に泣くことも多い時期。

また赤ちゃんは泣くという感情を初めのうち一人ではコントロールすることができません。

そこで夜泣きを見守るのは生後6~7カ月頃から。それまでは十分に手をかけてあげましょう。

突然はダメ

ある日を境に急に夜泣きを放置するのはおススメできません。少しずつ段階を経て夜泣きを見守る方向へもって行きましょう。

ミルクの後は要注意

ミルクを飲んだあと泣かせたままにするとミルクを吐き出してしまうことも。

体調不良の場合は見守るのはやめましょう

赤ちゃんが不調の場合は快方するのが最優先。またいくら経っても泣き止まない場合は一度見守るのはやめて他の手段を考えてはいかがでしょうか。

寝る前と日中のスキンシップが鍵

夜泣きを放置した分その他の場面では大いにスキンシップをとってあげましょう。そうすることによって親子の絆が深まります。

また放置し過ぎた赤ちゃんは感情表現が極端に少ないサイレントベビーになる恐れもあるので注意が必要です。

夜泣きを見守る効果

さて皆さんは夜泣きを見守るということはどのような効果をもたらすとお考えですか。

もちろんメリットはあります。しかし夜泣きを見守るということは良い効果だけではありません。

そこで夜泣きを見守るメリットとデメリットについて紹介します。

【メリット】

  • 早くから自分の力で寝られるようになる

    ママの助けがなくても一人でなんでもできるようになるのが最終目標です。その大きな一歩として赤ちゃんが一人でも寝られるようになるのは喜ばしいことです。

  • 夜泣きに付き合わされることが少なくなるのでママの負担も減る

    夜泣きが大きなストレスに感じているママも大多数。

    中には仕事や家事・育児に影響を及ぼしている人も。日々暮らしていく中で夜泣きだけに付き合うわけにはいきません。特に仕事をしている人にとっては非常に大きなメリットなのではないでしょうか。

  • 夜泣きの悪い癖である「泣けばママが来てくれる」ということを覚えずに済む

    赤ちゃんも日々成長し学習能力も備わってきます。「泣けばママが来てくれる」ことを覚えてしまうと、夜泣きが完全になくなるまで余計に時間が掛かる場合も。

【デメリット】

  • 集合住宅などお隣さんとの距離が近い場合、赤ちゃんの泣き声が迷惑となりうる
  • 日本には未だ定着していない育児方法。そのため赤ちゃんのことを泣かせたままにすることが悪いように思えてくることも。
  • 赤ちゃんの泣き声をうるさいと感じるパパも。パパの理解が得られず夫婦喧嘩に発展することもある。
  • 赤ちゃんが泣いている理由が体調不良によるものなのか、単なる夜泣きなのか見極めが案外難しい。特に新米ママさんにとっては赤ちゃんが泣くだけで不安になることも少なくない。
  • 見守っているとはいえ泣いているのを一定時間放置することには変わらない。サイレントベビーにならないように一定の注意が必要とされる。


夜泣きを放置するのは海外では当たり前なのかについて紹介してきましたがいかがでしたか。

今回まとめたことを参考にして、夜泣きを見守ることも一つの手段だということを知っていただけたらと思います。

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