妊婦に運転させる友達どう思う?信頼されてるのか無神経なのか?
公開日: : 最終更新日:2019/04/17
妊娠中に友達と車で出かける時、もし友達に車の運転を頼まれたらどう思いますか?
妊婦である自分への気配りもなく、時には悲しい気持ちになることもありますよね。友だちの心が理解できずに気分が落ち込んでしまうことも少なくありません。
そこで妊婦に車を運転させる友達の心についてみていきましょう。
目次
妊婦に運転させる友達の心は?
妊婦の自分に車を運転させる友達。皆さんの周りでもこのような友達はいませんか?
中にはそのことについて悩んでいる妊婦の人も。
しかし友だちの心の内が分かれば、少しは気が晴れるかもしれません。それではいったい友達はどういった思いで、妊婦である自分に車を運転させるのでしょうか。
考えられることをいくつかあげてみましょう。
深くは考えていない
車を運転させることで妊婦がどう思うかまで考えていない可能性があります。友達も遊べることに意識がいき、そこまでは頭が回っていないのでしょう。友達に悪気はないことがほとんど。
自分の時と同じように考えている
自分が妊婦の時に車を運転していた人は、妊婦が車を運転するのは普通だと思っていることも。自分は大丈夫だったから相手も大丈夫と思っているだけでしょう。
妊婦を車に乗せることに怖気づいている
自分の運転する車に妊婦を乗せることに対して、気を使うといった声があるのは事実。自分の運転でもしものことがあったらどうしようと考えてしまうようです。
妊娠中は普段の時よりも車のスピードやカーブに対し敏感。運転のさじ加減が難しく思えるのも本音です。ならば妊婦本人が運転する方が本人にとっても良いと判断する場合も。
運転の判断を相手に任せている
もし運転するのに支障があるのならば、そちらから運転を断ってくるだろうと思っているのではないでしょうか。友達との仲が何でも言い合える関係ならば尚の事。
妊婦は運転しないほうがいいのか?
妊婦は車を運転してはいけないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに万が一のことを考えるのであれば車の運転はできるだけ避けた方が無難です。
しかし妊婦であっても注意をしていれば車の運転は可能です。それではどのようなことに注意をすればよいのでしょうか。
- 特別な理由がない限り、妊婦であってもシートベルトは着用するようにしましょう。しかしお腹が大きくてシートベルトがきつく感じられることも。そういた時は妊婦用のシートベルトの補助具を利用してみてはいかがですか?
- 妊娠中は眠気が急に襲ってきたり注意力が散漫になりやすいとのこと。普段から車の運転に慣れている人も、妊娠中は普段以上に注意が必要になってきます。
- 妊娠中は一人で運転するのは避けた方が良いでしょう。妊娠中は予期しない体調不良に襲われることも少なくありません。そういった時は速やかに運転を他の人に交代してもらいましょう。
- 高速道路の運転はすぐに休憩出来ない時もあります。休憩が取れず無理に運転を続けることで思わぬ事故につながることも。体調が万全ではない日は、高速道路などで運転するのは控えた方が良さそうです。
- 妊娠中は疲れやすく長時間・長距離の運転は身体への負担が大きすぎることも。よほどの理由がない限り他の人に運転を変わってもらいましょう。
どうしても運転する必要がある場合は身体と相談したうえで運転してください。その際は普段以上に休憩をとることを念頭に入れておいてくださいね。
- 車の運転をすることである程度は身体が緊張しています。またシートベルトの圧迫等もあり、車の運転は子宮が収縮しやすくなるともいわれています。
そこで思わぬタイミングで陣痛がきてしまうことも。臨月においては車の運転は他の誰かに託した方がベスト。
そもそも車に乗るべきではない?
そもそも妊婦は不必要に車に乗るべきではないというお考えの人もいるでしょう。
しかし妊婦であっても時には気晴らしも必要。車に乗ってどこかへ外出したくもなりますよね。
そこで妊婦が車に乗ることについて頭にいれておきたいポイントをまとめてみたのでご覧ください。
- 車の振動は妊娠経過が順調な人にはあまり問題はありません。
しかし妊娠初期の流産しやすい時期は例外です。車の振動が切迫流産の原因にならないとも言い切れません。
妊娠初期の車での不要な外出はなるべく避けた方が良いでしょう。
- 安定期に入れば体調も落ち着いてきます。車に乗ること自体あまり問題がなくなってきます。車でどこかへお出かけしたいというのならば、安定期に入ったこの時期が最もおすすめです。
- 身体の具合が良くても長時間のドライブは妊婦にはこたえます。おなじ体勢でいるのは妊婦にとっては案外難しいこと。
時にはお腹が張ってしまうこともあります。長時間車に乗る時は小まめに休憩をとりましょう。
- 妊娠中はトイレが近くなることも。車で外出する際はその点についても注意が必要です。
- 臨月で車に乗るのは要注意。臨月はいつ陣痛がきてもおかしくない状況です。
出先で陣痛がきてもすぐに病院へ向かえるように、病院まで1時間で行ける場所までしか出歩かないようにしましょう。
また渋滞に巻き込まれ身動きがとれない間に陣痛がきたら一大事。なるべく空いている道路を選択するよう心がけてくださいね。
- 妊娠中は医師から安静にしているようにと忠告されるケースも珍しくありません。そういった場合は担当の医師ともよく相談されることをおすすめします。
妊婦と車にまつわることについてみてきましたがいかがでしたか。
妊娠中は何かとナイーブになりやすい時期。いつもは気にしないようなことでも頭から離れないこともありますよね。
こちらの記事を参考にして頭のモヤモヤを少しでも取り除くことができたらと思います。