子供のぬいぐるみにダニが!対策する方法はあるの?
公開日: : 最終更新日:2019/04/03
子供が大好きなぬいぐるみ。汚れていなさそうに見えるぬいぐるみも、実はダニやハウスダストにまみれている可能性があるんです。
まだ小さいお子さんだと口に入れてしまう場合も多いですし、アレルギー症状が出てしまうこともあるため心配になりますね。
そこで、今回はぬいぐるみのダニ対策方法についてご紹介します!
ぬいぐるみのダニ対策
目には見えませんが「このぬいぐるみダニだらけなの!?」と思ったら、一刻も早くダニを取り除きたいですよね。
ぬいぐるみの汚れは意外と盲点で、日頃からまめにお手入れしているという方は少ないのではないでしょうか。
洗濯機で洗えるぬいぐるみならまだ良いですが、洗っていいかどうかわからないぬいぐるみもあるかと思います。
子供が触るものなので、安易に除菌スプレーをかけるわけにもいきません。
また、洗濯機で洗うだけでダニ対策になっているのかもわかりません。
ダニの死滅条件は、一般的に「50℃~60℃以上の熱で30分程度加熱」また、ダニの卵は「60℃以上の熱で2時間以上加熱」といわれています。死滅させた後は掃除機でしっかり吸い取ることが大切です。
黒いビニール袋に入れて天日干し
普通に天日干しをしても、50℃~60℃にはならないため、ダニを完全に死滅させることができません。
そこで、黒いビニール袋にぬいぐるみを入れて30分以上天日干しをすることです。その後、掃除機をかけて吸い取るようにすると効果的といわれています。
乾燥機を使う
ご家庭に布団乾燥機がある場合、布団乾燥機を使ってダニ対策ができます。
加熱でダニ対策という点で天日干しと似ていますが、天日干しは季節や天気によってはできませんので、そういった時に乾燥機を使うと便利です。
大きなぬいぐるみや数が多い場合などは、コインランドリーの乾燥機を使用すると良いかと思います。
ダニ用グッズを使う
ダニ用スプレー、ダニ取りシートなどダニ駆除用のグッズが数多くあります。ダニ駆除用ですと、殺虫剤成分が含まれているスプレーもあるため、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、天然成分配合のものにすると安心して使用できますね。
虫除け効果が期待できるといわれている、ヒバやヒノキは天然油を買っておけば自分で薄めてスプレー水を作ることもできます。天然成分なので安心してどこにでも使うことができますし、落ち着く森林の香りでとても癒されますよ。
ダニ取りシートは、ぬいぐるみをしまっている場所や、その他ダニが発生しやすそうな場所に敷いておくだけで手軽に使えるため、人気があるようです。数カ月したら交換というタイプが多いです。
ペットがいる我が家ではケージの下や、ペットがいつも過ごしているじゅうたんの下などに敷いています。今のところ、ダニ被害にはあっていませんよ。
ぬいぐるみをダニの温床にさせないために
長期間使っているのに、定期的に洗うことを忘れがちなぬいぐるみは、ダニの温床になりやすいです。ダニは湿度が高くジメジメした環境が大好きで、どんどん増えていってしまいます。
大好きなぬいぐるみと一緒に眠るお子さんも多いでしょうから、アレルギー症状などの健康被害が心配です。
ぬいぐるみをダニの温床にさせないためにできることをまとめました。
- 部屋の換気、除湿器などを使って湿気対策を行う
- ぬいぐるみの数を増やさないようにする
- 天気の良い日に天日干し、または乾燥機でダニ退治し、その後掃除機をかける
- あまりに古いぬいぐるみは思い切って処分する
- ダニ対策グッズを活用しダニを寄せ付けない環境をつくる
ぬいぐるみって洗濯機で洗える?
通常の洗濯物と同じように、洗濯機で洗える物と洗えない物があるので、洗濯表示を確認しましょう。
洗濯表示のついていないぬいぐるみも、洗濯機で洗える物があるかもしれませんが、念のため手洗いすることをおすすめします。
洗濯機で洗う際には、必ず洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。また、他の洗濯物と一緒に洗う事は避け、ぬいぐるみのみで洗ってください。
型崩れや破れたりほつれたりしないように、ドライコース(洗濯機によって表示が違います)で洗うようと良いですね。
洗濯洗剤は、赤ちゃんの肌着などにも安心して使える、ココナッツ油などの天然成分の洗剤をおすすめします。
洗い終わった後は、色があせないよう直射日光を避け、風通しのよい場所で中まできちんと乾燥させることが大切です。
生乾きはダニだけではなくカビの発生原因にもなります。
洗濯機で丸洗いしただけでは残念ながらダニ退治はできません。
しっかり乾燥させた後は、天日干しや乾燥機でダニを死滅させ、掃除機で吸い取ることを忘れずに行ってください。
注意点として以下のぬいぐるみは水洗いできません。
- 革製品
- 電池式のぬいぐるみ
- 声や音が出るタイプ
- その他壊れやすいもの
洗えないぬいぐるみは、水で濡らしてかたく絞った布で、こすらないように拭いてホコリや汚れをとります。
その後、風通しのよい日陰でしっかりと「かげ干し」をして乾燥させてください。
子供たちが大好きなぬいぐるみ。
インテリアとして飾っている方も多いでしょう。ぬいぐるみは、かわいいですし癒されますが、気がついたらダニの温床になっていることも。
子供の健康を守るためにも、今回ご紹介したぬいぐるみのダニ対策を試してみてくださいね!