ひまわりの花言葉で思わず笑顔になる!意味や由来は?
公開日: : 最終更新日:2018/12/26
夏の代名詞として、朝顔、ハイビスカス、キキョウなど、数ある花の中でも有名な「ひまわり」がありますね。花畑いっぱいに咲き誇る姿を見ていると、自然と元気が湧いてくるのはなぜでしょうか。
このひまわりには、とっても素敵な花言葉が存在するのを皆さんご存知でしたか?今回は、そのひまわりの思わず笑顔になれる花言葉たちをご紹介しようと思います。
思わず笑顔になるひまわりの花言葉!
ひまわりの花言葉には、その鮮やかな色や姿にぴったりの元気になれる花言葉が複数存在します。
実は、ひまわりには黄色やオレンジ色だけでなく、白や紫色なども存在して、それぞれの色によって
花言葉は大きく異なるのですが、ここでは代表的な黄色やオレンジ色のひまわりについて検証していきましょう。
【ひまわりの花言葉】
- あこがれ・あなたを見つめる・愛慕・光輝・敬慕・敬老の日・情熱・輝き
- 私はあなただけを見つめる
- あなたを幸福にする
- あなたは素晴らしい
- 光輝、情熱、愛慕、崇拝
ひまわりの主な花言葉としては、このようなところです。いずれもポジティブな意味合いを持った花言葉ばかりです。
とくに、「私はあなただけを見つめる」だなんて、とてもロマンチックです。おつきあいしてる彼氏からひまわりの花束を貰ったりしたら思わず笑顔がこぼれて、もっと好きになってしまいそうですよね?
この愛情にあふれた花言葉の由来はある伝説が元になっているんです。
それは太陽の神であるアポロンと一緒に暮らしていたクリチアという女の子のお話。
昔クリチアという女の子と太陽の神アポロンが幸せに暮らしていました。
そこにキューピットがやってきて戯れに恋の矢を放ち、それがアポロンに当たってしまいました。
アポロンはクリチアではなく、違う女性を好きになってしまいます。
クリチアはアポロンが自分の元を去ってしまったことをとても嘆いて悲しみました。
それでもやはり太陽の神アポロンのことを忘れられないクリチアはアポロンの方をずっと見続け、そうしているうちにクリチアはひまわりになってしまったのです。
かなしい物語ですが、この伝説からひまわりが太陽を慕い続け、太陽の方を見続けていることから、一途な愛にあふれた花言葉が生まれたとされています。
ひまわりの花言葉にはどんな意味がある?
そこで、花言葉の意味ですが、相手に贈る際には少し慎重に考えたいものです。具体的に贈る際のシチュエーションと共に意味合いを考えていきましょう。
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- あこがれ
職場や学校の先輩、親や兄や姉、目上の人への感謝の気持ちを表すときに贈ります。
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- あなたを見つめる
近年ではプロポーズなどへ贈る時に使う方も多いようです。
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- 光輝
卒業・離職などで別れる人に、門出のお祝いとこれまでの感謝の気持ちを込めて贈ります。
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- あなたは素晴らしい
失恋や仕事上での失敗などで落ち込んでる友人に励ましの意味を込めて贈ります。色も鮮やかなビタミンカラーで、友人の心もグッと元気が出ることでしょう。
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- 情熱、愛慕、崇拝
ずばり愛する人に贈るのにうってつけの意味合いを持ちます。
贈る相手によって、それぞれの花言葉を使い分けてみることもよいかもしれません。その際には、メッセージカードなどにさりげなく花言葉とその意味合いを書き添えるのがわかりやすくて良いかもしれませんね。
ひまわりの花言葉の由来とは?
それでは、この花言葉の由来とは具体的にどんなものなのでしょうか?それは・・・
- 私はあなただけを見つめる:これは、ひまわりが太陽の照らす一方向だけに向かって咲き伸びていくところから由来しているそうです。
- 崇拝:太陽神ヘリオスに恋をした娘のギリシャ神話から来ているとも言われています。
- 情熱、愛慕:夏の真っ盛りにひたむきに元気に咲き続ける姿から由来しているのでしょうか。
いずれも、高貴で崇高な意味合いを持つ由来ばかりです。特に、一直線に咲き伸びていく姿から由来した「私はあなただけを見つめる」なんて、正にひまわりの姿そのものから連想できますね!
後述しますが、古代には悲しい秘話があったりしますので、合わせてお読み頂ければ幸いです。
ひまわりの花言葉は英語でなんと言う?
ひまわりの英名は、よく知られている通り「Sunflower(太陽の花)」です。
サンフラワーは、そのものズバリで太陽の花という意味なんですね。
それでは、英語での花言葉はどんなものがあるのでしょうか?
- ●adoration:愛慕、崇拝
- ●false riches:偽りの富
主なところでは、このようなものが挙げられます。偽りの富とはなかなかネガティブですが、愛慕や崇拝などは日本語とさほど大差はないですね^^
しかし、外国では、何故「偽りの富」などという不吉な意味合いがついてしまったのでしょうか?
それは、古代インカ帝国での出来事から由来しているようです。
その昔、古代インカ帝国では、ひまわりは神聖な花として扱われていました。花冠にしたり、黄金で飾り立てて祭壇へ祀ったりしてきました。しかし、スペイン人の人々がやってきてそれを奪い取って行ってしまったそうなのです。
そんな不幸な出来事から、このようなネガティブな花言葉が生まれてしまったようです。
しかしながら、そんな悲しい出来事が起こってもひたむきに太陽に向かって咲き続けるひまわりにはやはりポジティブさしか感じ取られません。
ミニひまわりの花言葉は?
近年では、品種改良の末に、夏の花束に添えるためのミニひまわりなども出てきました。
主力なミニひまわりの種類としましては、タキイ農園さんが作った「サンリッチレモン」「サンリッチオレンジ」などがあるようです。
それでは、ミニひまわりにもそれぞれ普通の大きなひまわりとは異なる花言葉が存在するのでしょうか?
- サンリッチレモン:あなたは素晴らしい
- サンリッチオレンジ:未来をみつめて
これらがミニひまわりの花言葉のようです。どちらもとても素敵な花言葉ですね。
大きなひまわりとは多少異なり、未来などの単語も出てきますが、近代の品種改良の技術の発達においてようやく誕生した花ですので、未来という言葉もしっくりくるのではないでしょうか?
このような素敵なミニひまわりのお花が、夏に頂く花束にそっと添えられていたらすごく嬉しいですよね!
皆さんも、夏に花束を贈る機会がございましたら、是非1輪2輪添えてみてはいかがでしょうか?
まとめ
ここまで花言葉について読んだだけでも、思わず笑顔がこぼれてしまうほど明るい気持ちになれますね!
ひまわりとは、姿かたちからだけでなく、花言葉からもなんて明るく笑顔溢れる気持ちにさせてくれる花なのでしょうか!!
私は油絵をたしなんでいますので、ひまわりというとどうしても、ゴッホの代表作であるひまわりの絵画を思い浮かべるのですが、今でも彼の墓にはヒマワリが植えられていて、訪れる画家達がその種子をもらって帰るそうです。なんて素敵な伝統なのでしょう!!
古代インカ帝国でも高貴な花として祀られていたぐらいですし、今年の夏は暑さにぐったりするだけではなく、ひまわりの素敵な花言葉にあやかって心晴れやかに過ごすのも良いかもしれませんね。