お盆で帰省するときお金を包むべきか?みんなはどうしてる?

公開日: : 最終更新日:2019/01/06




蝉の五月蠅い鳴き声を感ずると共に、もうすぐお盆です。

「お盆休みだー!」

と子供のように喜んでいられるのも、女の人にとっては会社員で結婚前の独身時代だけのことのようです。

今回、同級生が実家に帰る際のお話を聞き、びっくりしたことがありましたので少しこちらに記しておこうと思います。

また、お盆と言えばお墓参りやお仏壇へのお参りが主たるものですが、その際にはお仏壇にお金をお供えするべきなのか?

など、母の実家に帰る際に気になった点がありましたので、幾つか調べてみました。

ご霊前への配慮は、ご先祖様に対する感謝の気持ちなども込めて表すべきなので気になりますよね?

お仏壇へのお金の包み方や金額の相場なども調べてみましたので、ご参考になれば幸いです。

お盆で帰省する場合お金を包んで渡すべきかどうか?

同級生の女性が旦那様の実家に帰る時のお話を聞いて、結婚後のためになると同時にびっくりしたことがありました。

お盆で夫の実家に帰省する際には、御心づけとしてお金を包む方が多くいらっしゃるそうです。

ただおうちへ帰るだけなのに、孫の顔を見せたかったりするだけなのに、お金を包む必要なんかあるんですね!!今まで考えたこともありませんでした。

そこで気になるその金額の相場なのですが、1泊1万円と考えて、2泊3日ぐらいの場合は大体「3万円」程を包むようです。

食費や光熱費、水道代などを考えるとこのぐらいになるようなんですが、ホテルに泊まるのと同じぐらいになってしまいますね。お家に泊まるだけでも気を使うのに、お金まで払うのは必要なのでしょうか?

しかし、後々の嫁姑問題などを考えると、円滑にすすめるためにも少しばかりでもお金を包んでお渡しするのが常識のようです。

私は結婚していませんし、父が早くに亡くなりお墓もこっちにあるので、父親の実家に行くなんて事は滅多になかったので考えたこともなかったのですが、実家のお互いのご両親が健在である場合にはこうした問題が生じてくるんですね。

今回、同級生からお話を聞いたり調べてみたりして大変勉強になりました。ただ、これが一般的かというと、そうでもないようです。

実際にお金を受け取るかどうかは相手次第みたいなんです。「そんなことしなくても良いのよ」と押し返されたという話もあるみたいで。結局のところ、お家によるんですよね。

こういうことって、そのお家の方の考え方次第ですから。ものすごく近所に住んでいて、しょっちゅう行き来していたら当然、必要ないと思うんです。ただ、久しぶりの帰省となると、実際にお金を包んで渡してみるというのは形だけでも必要な事のようです。何もせずに「さようなら」では、いけないと。

結婚するとややこしい問題が増えて大変です。親しき中にも礼儀ありだとは思いますが、正直、お金を払うのにはちょっと抵抗を感じます。あなたの周りの方たちはどうされていますか?一応包んで持って行きます?

お盆の仏壇にお供えするお金の金額の相場は?

それでは、肝心のお仏壇へのお供え物はどうしたらいいのでしょうか?

個人的には、お菓子やお花などを普段よりも豪勢にお供えすれば良いと思っていたのですが、結婚されていて夫の実家のお仏壇などへお参りする際には、現金を包むことも珍しくないとか!!

では、一体幾らぐらいお包みすればよいのでしょうか?

お盆の仏壇にお供えする金額の相場は、大体「3000円~5000円」のようです。

夫の実家にお泊りする際の2~3万円とお仏壇への5000円で、合計3万5千円ぐらいですか?

それこそ、ディズニーランドへ行けちゃうぐらいの金額ではないですか!?

なんだか、「結婚したらややこしい問題がたくさんあるのだなあ…」と思わずにはいられませんでした。

私だったら、そんなに頻繁に実家へは顔を出さずにいられる環境で、家族旅行として、「お盆にはディズニーランドなどへ行きたいなあ…」などと考えてしまいました。

お供え

お盆に仏壇にお供えするお金の表書きの書き方や向きは?

そして、そのお仏壇にお供えする時のお金の表書きやお供えする時の向きはどうしたらいいのでしょう?

これは、旦那様の実家ならずとも、自分の家のお仏壇へのお供えをする際にも必要な事柄ですので知っておきたいところですね?

一般的には、「御佛前」「御仏前」「御供物料」と書くこととするようです。

これは、大体皆さんご存知のことのようですね?

あとは、お供えする時の包みの向きです。

こちらは、宗派などによって異なってきますので、家族と相談したり実家の方にお尋ねしてから決めた方がよさそうです。

しかし、一般的には、逆方向に置いてしまうと、仏様に足を向ける。ということになってしまいますので、特に宗派などにこだわりがない場合は、自分達から見て正方向にするのが良いようです。

ここら辺は、自分でも思いつく範囲の事でしたので、少々安心致しました。

御仏前

遠方の場合、お盆に帰省する頻度はどれくらいが良い?

私の場合、両親の実家が東京と大阪にわかれていて、新幹線で大体3時間ぐらいですむのであまり気にしてはいませんでした。

しかし、片方の実家が九州で、片方の実家が東北や北海道…なんて、とんでもなく離れている場合は、同じ年のお盆に両方に帰るのは金銭的にも物理的にも、ものすごく負担になってしまいますよね?

そういった場合は、毎年交互に顔を出し合う、というのもひとつの手かもしれません。

また、初盆でしたら必ずそちらのご実家に顔を出すのは筋のような気がします。

年末年始とお盆に互いの実家に顔を出しに行くご家庭が多いようですが、あまり頻繁に行きたくないという方もいらっしゃるかと思います。

初盆三回忌五回忌十三回忌など、要の時だけ相手のご実家にお盆にちゃんと帰省するというのもありだと思います。

やはり何回忌かの要には、ちゃんと顔を出してお供えをしたり法要を共に行うというのは礼儀である、と私は考えています。

なぜかというと、自分の父親が亡くなってからも、そういった要所要所で法要を行ってきたからです。

だから、自分が結婚したら、相手のご先祖様や親御さんの法要にはしっかり出席しておきたいです。

帰省

お盆の帰省貧乏を避ける方法は?

これまで書いてきたことを見た通り、お盆に帰省するのが習慣化していると、出費がかさんで所謂「帰省貧乏」という事態に陥ってしまいます。

それでは、帰省貧乏になるのを避ける方法とはどういったことをしたらいいのでしょうか?

私が考えるには、毎年帰省するのであれば、御心づけとして渡す額を毎年1万円ぐらいに抑えておいて、何か法要のある年にはがばっと出す。

などが懸命なような気がします。だって、毎年無理して高額な金額を貰うのは、相手方のご実家にも心苦しい想いをさせてしまうのではないでしょうか?

もしくは、先にも述べました通り、何回忌かの大事な要の法要の時だけきちんとお包みもご用意して駈け付けに上がる、と言うのはどうでしょうか?

大事な法要の時にだけ顔を出すというのも、礼儀正しくて良いと考えます。

大事なのは気持ちですので、冒頭の項目にも書きましたような相手方のご実家へのお包み金額なども、自分の家庭のふところ事情と相談して、きちんとそういったことも旦那様と相談してから決めるのが良いと思います。

また、そういった相談に乗ってくれない旦那様ならば、私はさっさと相手方のご実家への訪問を控える方向にきっと進んでしまいますね…。

ちゃんと相談のできる旦那様ならば、相手のご実家へも頻繁に行きたくなるというものです。

家族


さて、いかがでしたでしょうか?

お盆で旦那様のご実家へ帰省する際にお包みする金額の相場は大体3万円前後のようです。

そして、お仏壇へのお供えは、お金にするならば5000円程度です。

これで、結婚後も、旦那様のご両親に失礼をすることはなさそう…?

でも、お盆の帰省の際だけでもこれだけの決まりごとがあるぐらいですので、もっと他にも行事ごと以外にも沢山の決まり事がありそうですね?

私も、今おつきあいさせて頂いているお相手の家庭が多少厳しいお家柄だと感じていますので、もし結婚なんてすることになった場合、急に恥をかかないように、今からでも旦那様候補のご実家に失礼のないように色々と調べておこうと思いました。

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