スイカの栄養と効果!スイカには凄い栄養があった!
公開日: : 最終更新日:2018/10/04
夏の風物詩といえばスイカですね。スイカ食べてますか?スイカは夏しか出まわらない季節の果物です。
シャキシャキとした食感と大量の水分と甘みがたまらない夏1番の人気の食べ物ですね。
このスイカ、巷では栄養がなく水分だけだと悪口を言われています。本当のところはどうなんでしょうか?
年々徐々に出荷量が減ってきたスイカの再認識をするため調べてきました。一緒に見ていきましょう。
スイカの栄養と効果
すいか 100 g 中の成分
- エネルギー 31 kcal
- タンパク質 0.7 g
- 炭水化物 8.0 g
- 食物繊維 0.3 g
- ビタミン A (カロチン) 380μg
- ビタミン B1 0.03 mg
- ビタミン B2 0.03 mg
- ナイアシン 0.2 mg
- ビタミンC 6 mg
- カリウム 120 mg
- マグネシウム 9 mg
90%以上が水分なんです。すごいパーセンテージですね。しかし水分は、体を冷やす作用があるんです。なので夏に起こる日射病の予防や解熱などに効果あります。これは注目ですね。
栄養としては、シトルリン、カリウム、リコピン、βカロテンなどがあります。これらはどんな効果があるんでしょうか?
スイカの効果
- シトルリン
- カリウム
- リコピン
- βカロテン
シトルリンはアミノ酸の一種で利尿作用の強い成分であり、腎臓病の予防や体のむくみを取る効果あります。
また、血管を若返らせる効果もあります。この成分は特に皮に多く含まれるので皮を炒め物などにすると効果的なんです。
食べたことありますか?スイカの皮。(笑)
カリウムはナトリウムの排せつを促して血圧を下げる作用があります。
ナトリウムの取りすぎは高血圧を招くため、ナトリウムを多く含む食塩を減らすとともに、カリウムの摂取量を増やして高血圧を予防してくれます。
また動脈硬化にも有効です。その他、利尿を促してくれる作用がありむくみにききます。シトルリンと同様でこの成分は特に皮に多く含まれています。
リコピンはトマトよりも沢山はいっているのでアンチエイジングと脂肪燃焼によく効きます。また呼吸器系の免疫力を高めるともいわれています。
βカロテンは老化防止とガン予防をしてくれます。
また夏は日光によるダメージでシミの原因になる多量の活性酸素が体内に発生しやすくなります。
そこにβカロチンは、抗酸化性が高く、余分な活性酸素を除去するはたらきがあるんですねー。
以上が主な効果です。
ビタミンやミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれているので栄養が無いなんてとんでもありません。
カロリーも少いのでダイエット中の女子にも嬉しい果物です。
スイカの種類
私達が一般に食べているのは大玉スイカです。
大玉スイカは以下の種類があります。
- 縞王
- 富士光
- 早生日章
- 甘泉
- 祭ばやし
などがあります。
その他のスイカの種類は、
- 小玉スイカ
- 黄色スイカ
- マダーボール
- でんすけ
- 角形スイカ
- 太陽スイカ
- 入善スイカ
- 種なしスイカ
などがあります。
スイカの歴史
スイカの歴史は古く紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていた壁画が残っています。日本には16世紀後半頃に渡来したといわれています。
ただし、古代エジプトの頃や平安時代のスイカは、今の姿ではありませんでした。
カタチもさまざまだったらしいのですが、何といっても現在のような緑の地に黒い縞があるのではなく、全身真っ黒で果肉の赤いという姿の果物だったのです。
江戸時代の人にはその姿が気持ち悪いとしてあまり好みませんでした。
現在の姿カタチが定着したのは明治に入って品種改良が進んでからなので人気ものになったのは最近のことと言えるかも知れませんね。
スイカの名産地
スイカ生産地のシェアは熊本が1位で17%。ついで千葉が13%。以降は山形県、新潟県、鳥取県などとなっています。
まとめ
意外とスイカには栄養があり効果がありましたね。
- 解熱作用
- 利尿作用
- むくみ防止
- 高血圧防止
- 動脈硬化防止
- アンチエイジング
- 脂肪燃焼
- 呼吸器系の免疫力向上
- 老化防止
- ガン予防
- 活性酸素を除去作用
などですね。覚えきれない程の効果です。
夏はやっぱりスイカ。夏の風物詩。子供から大人まで現在も最も夏に好まれる食べ物です。
管理人も花火を見ながら縁側で三角に切ったスイカを食べて庭に種をピューとはきたい気分です。^^
あー本当にスイカを食べたくなって来た。(>_< )
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