スマホ老眼って何?対策はなにがある?症状は?
公開日: : 最終更新日:2019/02/02
携帯からスマホに変わり、とっても便利な時代になりましたね。
でも最近、スマホを長時間見続けて「スマホ老眼になってしまった!」っていう人が多いらしんです。
『スマホ老眼』とはいったいなんなのか?症状はどんなものなのか?また、『スマホ老眼』にならないように対策はあるのか?
気になる方の為に、調べてみました!
細かくお話したいので、くれぐれも目に負担がかからないように、ゆっくりと、たまには目を離しながら読んでくださいね!
あなたも『スマホ老眼』にならないように、早めに対策を確認しておきましょうね!
スマホ老眼って何?
老眼とは近いところが見えにくくなる症状で、従来は40代前後から起こる老化現象の一つです。
加齢とともに水晶体や毛様体筋が硬くなることで調節能力が弱り、近くのものが見えにくくなる症状の事です。
しかし、近年では老眼と同じような症状が、若い人やなんと子供にも増えているそうなのです。
長時間、スマホを使用することによって、夕方、外が暗くなると老眼のような症状になる。それが『スマホ老眼』です。
近くのスマホの画面ばかりを見続けたことによって一時的にピントが元に戻りにくくなり、遠くがぼやけたり、見づらくなったりします。
これが続くとピント調節が利かなくなり、老眼と同じような症状で現れるのです。
最初のうちはすぐに元にもどっていても、繰り返すことで老眼を早めたりする危険もあります。
医学的には「調節緊張」と呼ばれます。
パソコンも同じように画面を見続けることになるのですが、スマホのほうがより近距離で見続けることが多く、目の筋肉への負担が大きいといえるのです。
しかも、今は子どものうちからスマホの画面を見ることが多いですし、大人になればなるほど、SNSなどやメール、ゲーム、ネット、動画など何でもスマホを使います。
けれど、目の健康寿命を延ばすためには、スマホの使用と同時にアイケアも考えなくてはなりません。
20代から老眼と言われてしまうケースもあるのです。スマホ老眼になるほどスマホを利用しているとすれば、脳への刺激も過多になっていると思われます。
毎日の生活に潜む危険な症状の1つがスマホ老眼と言えるでしょう。
「今はまだ大丈夫」と思っていても、目が充血したりまぶしさを感じたり、スマホを見た後、遠くがぼやけたりする自覚症状がある人は十分注意してスマホの利用時間を見直すことが必要です。
スマホ老眼の対策は?
まず基本の対策としては、スマホやパソコンなどの長時間の使用を避けること。
そして、目からスマホは40cm以上はなすこと、目安としては両掌分くらいですね。
また画面の明るさを少し暗めに設定することも良いとされています。
他にも、ずっと画面を見るのではなく、たまにまばたきをしたり、遠くを見ることも心がけましょう。
私もスマホを使用し始めて急激に老眼が進んだと感じました。
その頃から、対策としてスマホを見た後は窓の外の遠くの景色を見るように心がけるようにしています。
また、目の疲れって気が付かないことも多いので、肩が凝ったなぁ、頭痛がするなぁと感じる時は、眼精疲労なのだと理解して、目薬を使用したり遠くを見て休憩するようにしています。
マホ老眼の症状
夕方になると老眼と同じような症状が出る人は『スマホ老眼』の疑いがあります。
基本的な症状として、下記の点が挙げられます。
- 遠くは見えるのに近くの文字がぼやけている
- 本や新聞などの小さな文字を見る時に自然と少し遠くに離してしまう
- 目の焦点が合い辛いと感じる
- 目のかすみや
- 肩こり
- 頭痛
これが『スマホ老眼』の症状だと言われています。すべての症状が出るわけではないので1つでも心当たりがあれば、眼科に相談することをおすすめします。
何故スマホ老眼になる?
従来は40代前後から起こる『老眼』ですが、昨今、20~30代、はたまた、まれに子供にまで発症しているといわれている『スマホ老眼』。
名前の通り、スマホの使いすぎによって起こる症状です。現代病の一つとも言えるでしょうね。
スマホからの映像を見る仕組みは以下です。
- スマホから発せられる光が角膜に入る
- 次に瞳孔を通って、さらに水晶体に入る
- 最後に、眼の奥の網膜に映像が映し出される
何故、スマホ老眼になるかというと、スマホからの映像を見るには水晶体の厚さを調整しなければなりません。
その水晶体の厚さ調整は毛様体筋と言うのがあるのですが、それが伸びたり縮んだりして行われています。
ですがスマホを見続けていると水晶体は弾力性がなくなって硬くなり、さらに毛様体筋が衰え水晶体は膨らまず、網膜にピントが合わない状態になります。
これがスマホ老眼になる仕組みです。
スマホ近視って?
スマホを長時間、使用し続けることによって『スマホ老眼』だけでなく『スマホ近視』も引き起こす可能性があるそうです。
今まで、視力がよかった人が急激に低下して老眼だと思って眼科に行くと近視だと診断される人も少なくないようです。
結果的に、『スマホ老眼』『スマホ近視』どちらもスマホによる目の酷使によって引き起こす症状だと言えますね。
近視の人でも老眼になる?
近視の人も老眼になります。
近視の人は遠くのものより近くのものが見えやすいことから『老眼になりにくい』と思われていますがそれは違います。
近視の人も、だんだん見える距離が変わってくることがあり、近くのものが見えなくなる症状が出た場合は老眼にもなっています。
まとめ
スマホ老眼は長時間スマホを使用することによって夕方、外が暗くなると老眼のような症状になることです。
スマホ老眼の対策
- スマホの長時間の使用を避ける
- 目からスマホは40cm以上はなす
- 画面の明るさを少し暗めに設定
- たまにまばたきをしたり、遠くを見る
スマホ老眼の症状の症状
- 目の焦点が合い辛い
- 目の焦点が合い辛い
- 目のかすみ
- 肩こり
- 頭痛
今やスマホは無くてはならない存在になっています。ですが、書いてきたようにスマホを見続けていると誰でもスマホ老眼になる可能性はあります。
スマホは便利なものですが、目を大切にして使うようにしましょう。