お風呂で効率よく勉強する方法!お風呂では暗記がしやすいって本当?

公開日: : 最終更新日:2019/07/20



日本人のお風呂と言えば癒しだったり疲労回復だったり疲れを取ってくれる空間ですよね。

しかし意外と勉強に役立つ空間だって事知っていましたか?

ゆっくり湯船に浸かるのもいいですがせっかくならその時間を有効に使ってみましょう。

でもお風呂でどうやって勉強するの?暗記するのにお風呂はちょっと・・・と感じる方も多いと思います。

今回はお風呂で効率よく勉強する方法。

暗記効率も上がるのは実はお風呂⁉

家の中にある勉強に利用できる所も合わせて紹介します。

お風呂で効率よく勉強する方法

お風呂

では実際にお風呂でどうやって勉強するのがいいのでしょうか。

お風呂で効率よく勉強する方法をいくつか紹介します。

クリアファイルを活用する

お風呂ではもちろん何時間も湯船に浸かって勉強する事は出来ません。限られた時間で勉強するには何かに絞って勉強するのが一番です。

その時に利用するのがクリアファイルになります。

ルーズリーフ1枚に暗記したいものを書き込みクリアファイルに入れます。開いてる部分をビニールテープで止めればそれでOKです。

暗記したい数式や漢字、英単語を書いておけばそのクリアファイル1つで勉強する事が出来ます。

万が一濡れてもルーズリーフ1枚なので被害は最小限ですね。

試験前や受験日が近い時には範囲を絞ってお風呂で暗記してしまいましょう。

チャック付きのポリ袋

長い期間お風呂での勉強をしたいと思っているのであればクリアファイルよりチャック付きのポリ袋をお勧めします。

ジップロックなどのようなチャック付きのものなら中身を暗記したら入れ替える事が出来ます。

また暗記したいものを何枚か入れておけば前後を入れ替えて暗記する事が出来るのです。しかしその際には中の紙を出来るだけ濡らさないようにしましょう。

お風呂ポスター

小さい時によくお風呂にひらがな表を貼っていませんでしたか?

今更ひらがな表を貼れとは言いませんがお風呂ポスターには世界地図があります。それをお風呂に貼っておくだけで各国の場所を覚える事が出来ます。

更にはお風呂ポスターの世界地図に油性ペンで各国の名産や生産率の高いものを直接書き込みましょう。

例えば「ジャガイモの生産量世界一は中国」を覚えるとします。それを世界地図に直接書き込み中国の場所にジャガイモと書いておくのです。

人間は文字のみを見て覚えるよりも世界地図という絵を見てそこに描いてある文字を見た方が記憶されやすくなっています。

地理に関してはこれは本当にお勧めです。

余談になりますがお風呂だけでなく地理は世界地図にどんどん書き込むことで暗記がスムーズになります。

一度試してみて下さいね。

お風呂では暗記効率が高くなる

お風呂では暗記効率が上がると聞いた事はありませんか?本来リラックスする場所なのになぜお風呂では暗記効率が上がるのでしょうか。

α波という言葉を一度は耳にした事あると思います。

α派とは脳波の一種で気分の落ち着いた時に現れる波形の事です。このα波が出ている時に記憶力、集中力が上がると言われています。

ではこのα波がいつ出るのかと言うと上記にもあるように「気分の落ち着いた時」いわゆる「リラックスした状態」なのです。

お風呂は基本的には何もせずにリラックスする事が出来るところですよね。なのでお風呂でのリラックスした状態で勉強する事により集中力が上がり暗記を効率よくする事が出来るのです。

またひらめきも気分がリラックスしている時に起こる事が多々あります。

お風呂に入っている時や寝る直前などにふっとひらめいた事ありませんか?

有名な話で「ケクレの蛇の夢」というものがあります。ケクレとは有名な化学者でベンゼンの構造を解明した人物です。

当時ケクレはベンゼンの構造がどうなっているのかという問題に長い間頭をひねらせていました。

細かなベンゼンの構造は割愛しますがある日ケクレが暖炉の前で転寝をしているとある夢を見ました。

その時に見た夢に1匹の蛇が自分の尾を咥えくるくると回っている姿がありました。ハッと目を覚ましたケクレはその蛇の姿からベンゼンの構造を明らかにしたのです。

長年考えてきた事がリラックス状態になった転寝でひらめき解明する事が出来たという有名な話です。

このようにリラックスした状態では集中力や暗記力が上がりひらめきでさえも起きる事があるのです。

脱衣場も利用してみよう

お風呂以外の場所でも勉強する事が出来るところがあります。

それは脱衣場です。脱衣場でドライヤーをかける人は多いと思います。その時間も有効に使いましょう。

脱衣場の壁にも暗記したいものを紙に書き貼っておきます。

ドライヤーをかける際に声に出して覚えましょう。声に出すことで人間は自分の声を耳で聞き取り記憶するのです。

また脱衣場に洗面所もありますよね。

歯磨きをする時にも暗記の時間に使うことが出来ます。

机に向かって勉強するだけでは息が詰まる事がありますよね。机に向かって勉強するのは数学など解く問題をしてドライヤーや歯磨きの時間などの細かな時間を有効に使って暗記物をするようにしましょう。

トイレや部屋の壁も活用しよう

お風呂や脱衣場以外にも暗記に使える壁はたくさんあります。

トイレや部屋の壁です。

どこの部屋の壁にどんな暗記物を置くかを事前に決めて貼っていきましょう。

例えばお風呂は世界地図、トイレは漢字、部屋の壁は英単語など部屋によって分けるのがお勧めです。

各部屋で分けておけばいざ試験の時に思い描くのはどの部屋で暗記した物かです。部屋の雰囲気と一緒に覚えておくとすんなり出てくるようになります。

それをごちゃごちゃにしているとせっかく覚えたのにどこの部屋にあったものかから思い出さなくてはならなくなります。

きちんと各部屋で教化を決めたり範囲を決めたりするようにしましょうね。

しかしどの部屋も暗記物があるとゆっくり休まる事が出来ないと感じる方もいると思います。

そんな時は自分でうまく調節しながら何もしなくていい部屋を作るなどしましょうね。根詰めすぎるのもかえって逆効果になる事があります。

自分の勉強ペースに合わせて上手に空間作りをしていきましょう。

お風呂で使える便利な勉強グッズ

では最後にお風呂で使える便利な勉強グッズを紹介します。

お風呂でメモするアイデアキャッチャー お風呂クレヨン

本来はお風呂で思いついた事をメモするクレヨンですが漢字を書いて覚えたい人にはお勧めです。

バストイ 知育玩具 ポスター 世界地図

子供用になりますが侮れません。
国旗もついているので合わせて覚える事が出来ます。

英単語の暗記用カード

この暗記カードに英単語を書いてお風呂に持ち込めば暗記は完璧!

いかがでしたか?

お風呂は意外な勉強スポットなのです。

しかし勉強は詰め込み過ぎると頭が疲れ切ってしまいます。時にはゆっくりお風呂に入りリラックスして疲れを取ってからまた勉強頑張って下さいね。

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