40代の主婦に人気の資格!今からでも遅くない役立つ資格を紹介
公開日: : 最終更新日:2019/07/18
40代になると子育ても一段落つき自分の時間も持つ事が出来るようになりますよね。せっかくなら空いた時間を有効に使い今後役に立つ資格を取ってみようかなと思う方も多いのではないでしょうか?
将来仕事を始める時には資格やスキルがある事は強みになります。
でも今更勉強なんてと足踏みしていませんか?
せっかく時間が出来たのなら役に立つ資格を習得しましょう。もちろん自分の趣味の延長で資格を取るのもありです。
今回は40代に人気の資格や取得しやすい資格など様々な視点から紹介していきたいと思います。
目次
40代の主婦に人気の資格
では早速40代の主婦に人気の資格をいくつか紹介します。
簿記
簿記とは企業内でのお金に関する取引の記録を付ける事が出来る資格です。
企業には帳簿を付ける義務がありますがその付け方のルールを学びます。
企業の財務資料を読み解くにも簿記の知識が必要になります。
また簿記は一度取得すると一生有効の資格になるので人気の高い資格です。
再就職にも有利で企業によってはパートで募集しているところもあります。
40代で子育てが一段落したとは言えフルタイムで働くのは少し大変と感じている方にはお勧めの資格です。
介護資格
高齢化社会になった今では欠かすことの出来ない仕事です。
介護資格を持っていると訪問介護や福祉施設に勤務する介護士として働くことが出来ます。
介護の仕事も生活の周りの援助(洗濯や掃除)は資格は不要ですが体に触れる介護(入浴や排せつ、食事)は資格が必要になります。
介護士不足が続いている為資格取得後すぐに未経験でも採用されやすくなっているのです。
今後自分の親の介護を見据えて40代から資格を取得する方も少なくありません。
医療事務
医療事務の資格は年齢問わず人気の資格になります。
病院の受付やカルテの整理、会計などの総称を医療事務と言います。
細かい事務作業がメインになりますが患者さんや他の病院の関係者とうまくコミュニケーションを取る事も医療事務の大切な仕事です。
医療事務の仕事は病院の数だけ必要になります。
子育てで一時期仕事を離れていた人でも医療事務の資格を持っていると再就職に有利です。
また勤務形態も選びやすくパートや時短勤務が出来る事が多いので子育てや家事と両立して働きやすくなっています。
このような資格が40代に人気があります。やはり再就職を考えた資格を取得する人が多いようですね。
比較的取得しやすい資格
40代になってようやく時間が出来たとはいえ家事に子育てと並行して勉強するとなると大変ですよね。
限られた時間でも比較的取得しやすい資格を紹介します。
登録販売者
登録販売者とは第二類および第三類一般薬品を販売する際に必要とされる資格になります。
一般医薬品を購入する人に対して薬の情報提供や薬の服薬方の指導を行います。
2009年に薬事法が改正されそれまで薬剤師か薬種商しか販売する事が出来なかった第二類および第三類一般薬品を登録販売者の資格を有しておけば販売する事が出来るようになりました。
この法改正により就職先がグッと増え試験合格までに3か月~6か月の学習期間と言われており独学での取得も可能です。
ここ数年で注目度が高くなった資格になります。
MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
MOSとはマイクロオフィス商品のスキルを計る資格試験になります。
マイクロオフィス商品は企業ではさまざまなところで活用されています。
元からパソコンが得意な方なら持っておきたい資格です。
MOSの資格を持っている事で面接での重要なアピールポイントになりますし採用後も即戦力になります。
MOSの資格は比較的簡単で通信講座などの通わなくても市販のテキストでの独学で十分取得可能です。
またMOSは民間の資格になりますが企業によっては資格手当が出るところもあるようです。
40代で社会復帰は大変?
30前後で家事や子育てに専念し40代になって就職するとなるとどうしても大変そうなイメージがありますよね。
実際仕事をしていなかった期間が長ければ長いほど企業側が懸念する理由もわからなくはありません。
しかし40代で社会復帰するのが大変なのではありません。大切なのは仕事選びです。
そこで躓いてしまうと「40代で社会復帰なんて…」と自己嫌悪に陥ってしまう事があります。大切なのは自分のスキルや条件に合った企業を見つける事です。
正社員でもパートタイムでもまず仕事を探す時には求人情報雑誌を見ますよね。その求人がどのような人材を求めているかが重要になります。
例えば求人に
- 20代活躍中
- アフターファイブが充実!
などと書かれていた場合少し自分とはテイストが違う事がわかるのです。
逆を言えば求人の広告欄の文言に
- ブランクOK
- 40代活躍中
- 子育て中のママが活躍!
などと書かれていた場合自分の条件に当てはまる可能性が高くなります。
このように求人情報雑誌の文言から読み取れる企業側の求める人材と今現在の自分が当てはまっているかを見極めるようにしましょう。
もちろん20代30代で子供のいない人からしたら40代で子育て中となると不利になる事も事実です。
しかしそこを気にしてもしょうがありません。そこは割り切って自分に合った条件の企業を見つける事に専念しましょうね。
主婦業も資格並みに役立つ
専業主婦の期間が長いと社会から離れていた時間が長くて復帰は難しいと感じる主婦の方は多いと思います。
しかし主婦業に専念している間をブランクと考えるのはもったいないのです。主婦業をしていた間に身についた経験も実は社会復帰に大いに役立ちます。
例えば掃除や洗濯だって長年工夫しながらしてきませんでしたか?水垢掃除の正しいやり方や焦げの掃除法。
きっと調べながらやってきた事は身についています。その経験を活かし清掃業に携わる事でブランクではなくなりますよね。
強みになるのです。
また子育てだって立派にこなしてきたはずです。そこから保育士の資格を取る方も少なくはありません。
子育てを経験しているからこそ気付けることはたくさんあります。
料理だって毎日毎日栄養価を考え作ってきましたよね。
その経験は調理スタッフとして一番必要なスキルになります。
どんな職種にしても子育てと家事を両立してやっていた時期の効率の良さはきっと誰にも負けないはずです。
このように今までの経験をブランクと捉えるのではなくさまざまな経験を積んだ期間だと捉えるようしてください。
面接等でも専業主婦の期間を無下にするのではなく子育てや家事がどのように自分にプラスな経験値になったのかをプレゼンしましょう。
自分に合った資格を見付ける事が大事
今では資格と一言で言ってもたくさんあります。
仕事に活かす資格から将来に役立つ資格、趣味の延長で取れる資格さまざまです。
その中で人気の高い資格や就職に役立つ資格は限られてきます。
しかしどの資格を取るのかを決める時に大事なのは自分が本当にやりたい事を第一に考える事です。
はっきり言わせていただくと興味のない資格を取ろうとしても続きません。
興味がわかないものを勉強しようとしても限られた時間ではなかなか頭に入ってこないのです。
それなら好きな事を選びましょう。
自分の好きな資格や興味のある分野ならきっと勉強だってはかどるはずです。
そして身に付くのも早くなります。
まずは自分が興味のある分野を考えその答えに近い資格を探してみましょう。
今まで知らなかった資格が見つかるかもしれません。
自分に合った資格を見つけ社会復帰も肩ひじ張らずにゆっくり見つけていきましょうね。