コーヒーが子供の成長に影響が?何歳から飲ませてもいいのかも紹介
公開日: : 最終更新日:2019/06/22
香りだけで気持ちも癒してくれるコーヒー。
大人が一息つきながらコーヒーを飲んでいると子供が興味を持ち飲みたがった事ありませんか?
子供は何でも大人の真似をしたがりますよね。
しかしコーヒーはカフェインを多く含む飲料として有名です。子供の成長に影響があるのか気になります。
子供にコーヒーを飲ませたらどんな影響があるの?そしていつからなら飲ませんてもいいの?もし飲ませるなら注意する事は?
コーヒーの子供への影響やいつからなら飲ませての大丈夫なのかを紹介します。
コーヒーは子供の成長に影響はあるの?
コーヒーはカフェインを多く含む飲み物として有名ですよね。カフェインには子供の成長に影響を与える事があります。
コーヒーに含まれるカフェインには脳の交感神経を刺激して興奮させる作用があります。眠気覚ましになるあれです。
子供がカフェインを摂取するとこの作用により夜寝つきが悪くなったり眠りが浅くなってしまう事があります。
大人にも同じことが言えますが子供は大人に比べカフェインの影響をより多く受けてしまいます。
つまり子供がコーヒーを飲むことによりカフェインの影響を受け夜になってもぐっすり眠ることが出来なくなってしまいます。
その為夜の深い眠りによって分泌される「成長ホルモン」が分泌されにくくなり成長か妨げられる事になるのです。
またコーヒーには利尿作用がありコーヒーを摂取すると頻繁にトイレに行きたくなります。子供にとってトイレとはとても煩わしいものです。
遊びを中断しなくてはなりませんし眠くなっている時にトイレに行きたくなるのは大人でも同じですよね。
すると子供は遊びを中断する事でストレスを感じたりトイレに行きたくなくて失敗する事になります。
このような様々なリスクを冒してまで子供にコーヒーを与える必要はありませんよね。
飲ませる時の注意点
では具体的にいつから飲ませていいのかと飲ませる時の注意点を紹介します。
個人差や状況によって変わってはきますが12歳~15歳以上で体重が50キロを超えている場合は1日1杯程度なら飲んで大丈夫です。
また6歳以上の子供であれば大人の四分の一程度の量にしてミルクを多めにすれば飲むことが出来ます。
コーヒーに含まれるカフェインにはテンションが高くなるほどの興奮作用があります。大人よりもカフェイン影響を受けやすい子供は持続する時間も長くなってしまいます。
大人の場合通常カフェインを摂取すると15分~2時間程度で効果があらわれ最大2時間半~4時間半くらい効果が持続すると言われています。
子供の場合大人の2~3倍の持続時間があり6時間~8時間くらい効果が持続してしまうのです。
子供が夕方にコーヒーを飲んでしまうと夜眠れなくなってしまう可能性があるのでもし子供にコーヒーを飲ませるのであれば時間帯を考えてあげましょう。
以前成人男性がカフェインの摂り過ぎで死亡したニュースがあったのを覚えていますか?
カフェインの摂り過ぎで起こる症状を紹介します。
軽度の場合
- 不眠
- めまい
- 吐き気
- 頻尿
重症の場合
- 頭痛
- 胃や胸の痛み
- 動機
- 痙攣
- 嘔吐
もちろんこの死亡のニュースは普通では飲まないほど過剰にカフェインを採った事によるものです。
しかしコーヒー以外にもカフェインを含む飲み物や食べ物があります。コーラやエナジードリンク、栄養ドリンクにもカフェインが含まれています。
また緑茶や紅茶にもカフェインは含まれていますが成分に含まれているタンニンがカフェインの吸収を妨げるのでそこまで子供への影響は問題ありません。
カフェインは食べ物にも含まれます。
チョコレートやブラックガムです。
ブラックガムを子供に食べさせる事はあまりないかもしれませんがチョコレートなどおやつであげる時はありますよね?
そんな時に例えミルクで薄めたコーヒーだったとしても同時にチョコレートなどのカフェインを含む食べ物と採ってしまうと子供にとってはカフェインの摂り過ぎに繋がります。
コーヒーだけでなく何と一緒にあげるかも考えながら飲ませるようにしましょう。
コーヒーは大きくなってからにしよう
子供は何でも大人の真似をしたがります。コーヒーにも興味を持つ事があって当然です。
しかし消化器官や体がまだ未発達の場合思わぬ影響が出てしまう事があります。子供の成長には栄養や睡眠が欠かせません。
子供の身体の機能が未発達の時期に必要な栄養素は沢山あるので効率よく摂取できる飲み物をあげるようにしましょう。
コーヒーも大人用のコーヒーではなく子供用に必要な栄養素が含まれたミルクに溶かす飲み物があります。
カフェインも入っていないのにコーヒーの風味があるので子供にも安心して飲ませる事が出来るのです。我が家のおやつタイムには必ずこれを出しています。
カルシウムやビタミンDも含まれているのでむしろ飲ませてあげたい飲み物ですね。
コーヒーなどカフェインを含む飲み物は少なからず子供の成長に悪影響をもたらします。
小さい子供の場合はカフェインが含まれている飲み物は出来れば避けてもしあげる時も量や時間を考えて与えてあげましょう。
コーヒーは大きくなってからのお楽しみにしておくといいかもしれませんね。