鍋の焦げの落とし方いろいろ!重曹または酢、セスキ、クエン酸!
公開日: : 最終更新日:2019/02/04
日頃お料理をしていてちょっと目を離したすきに焦がしてしまった・・・なんてことありますよね。
世のお母さんは忙しいもので仕事は料理だけではありません。
料理にかかりっきりになれないのも致し方ありませんね。
焦げも意外とすぐについてしまうので落とすのも一苦労だとがっかりしてませんか?。
鍋の種類や焦げ付き具合によっても落とし方は変わってきますが意外と簡単に落とせちゃうんです。
落とし方を知っていれば失敗を気に病むことはありません。
鍋の焦げを綺麗に落として無かったことに!今回は鍋の焦げの綺麗な落とし方を紹介していきます。
焦げた鍋の落とし方
焦げの落とし方はおおまかに分けて2通りあります。
スポンジやたわし等の研磨作用を使って「はがして落とす」か洗剤を使って「溶かして落とすか」です。
軽い焦げ等はたわしでゴシゴシして「はがし落とす」程度で綺麗になるかと思います。
では頑固な焦げはどうしたら良いのでしょうか?
様々な洗剤を使った「溶かして落とす」方法をいくつか紹介します。
重曹で鍋の焦げを落とす方法
焦げを落とす方法として一番有名なのが重曹ですね。
重曹は口に入れても大丈夫な自然由来の素材なので調理器具等には安心して使えます。小さなお子様がいる家庭は重宝すると思います。
原理としては焦げとは酸性の性質になりますのでアルカリ性の性質を持つ重曹で中和させて落とすという感じです。
ではやり方です。
①焦げてる部分まで水を張る
鍋の底にしか焦げがない場合は蒸発しないように3センチほどの高さまで入れるようにしましょう。
②重曹を大匙1~2杯入れる
ここで重曹を沢山入れたら綺麗に落ちるという事はないので入れすぎないようにしましょう。
③火にかけて10分ほど沸騰させる
10分経ったら火を止め焦げが緩んでくるのを待ちます。
④十分に冷ましてからスポンジでこする
たわしでは鍋を傷つけてしまう事があるのでスポンジを使ってくださいね。
重曹を使った落とし方はほとんどの素材の鍋に使えますがアルミ製で出来たものには使えません。
重曹とアルミが反応し黒ずみの原因になりますので鍋の素材には注意してください。
酢で鍋の焦げを落とす方法
酢で焦げを落とすことも出来ます。
各家庭にあるものですし重曹と同様口に入れても安全な物なので安心して使用できますね。
この方法はステンレス鍋、ホーロー鍋、圧力鍋などどの種類でも使えます。特に重曹が使用できなかったアルミ鍋の焦げを落とすのにお勧めです。
- 焦げてる部分まで水を張る
- 酢を大匙2杯入れる
- 沸騰させる
こちらも重曹と同様焦げてる部分が隠れるまで水を入れます。
少なくても3センチくらいの高さまでは水を入れておきましょう。
水を張った鍋に大匙2杯の酢を入れます。
細かく何:何というのはないのでだいたいでOKです。
鍋の焦げが柔らかくなるまでグツグツ煮て下さい。
柔らかくなってきたら木べら等で軽くこすれば焦げ付きが取れてきます。
もしこのやり方でいまいち取れないなーと思ったら酢で簡単に落とした後に天日干しをすると綺麗に焦げが落ちますよ。
セスキで鍋の焦げを落とす方法
セスキは重曹等に比べあまり耳にした事がない方もいるかもしれません。
そもそもセスキとはセスキ炭酸ナトリウムやセスキ炭酸ソーダという名前で販売されている鍋の焦げを落としてくれる有効なアイテムです。一番身近なものだと入浴剤に入っているあのシュワシュワです。
セキスを使った焦げの落とし方は重曹と同じになります。
重曹よりもアルカリ性が強い為焦げがひどい時にはこちらのセキスを使ってみて下さい。
クエン酸で鍋の焦げを落とす方法
クエン酸はレモンや柑橘系に含まれる成分で有名ですね。
掃除にも良く用いられますが鍋の焦げ付きにも有効な手段です。
こちらも重曹とやり方は同じです。
- 鍋に水を張る
- クエン酸を入れて沸騰させる
- 冷めてらスポンジでこする
傷の付きやすいステンレスの鍋などクエン酸を使えばゴシゴシこする必要がないのでステンレスの鍋を焦がしてしまった場合はこちらの方法を試してみましょう。
今回は様々な焦げの落とし方について紹介してきました。
焦げを落とすのは色々な方法がありますがどれも30分程度で綺麗にすることが出来ます。
使うアイテムによっては向かない鍋もありますのでそこは確認しながらお手入れしてみて下さいね。
お料理を焦がしてもそれはお母さんが頑張ってる証拠!がっかりせず綺麗に落として気を取り直しまた楽しくお料理が出来ると良いですね。