巾着袋の簡単な作り方!お弁当袋やコップ袋を手作り【動画解説】
公開日: : 最終更新日:2019/02/10
お子さんの入園をひかえて準備に忙しい時期になってきましたね(^^)
入園準備にはけっこうそろえるものがたくさんあります。通園バッグにお弁当袋やコップ袋、上靴やハンカチなど色々準備しなければならないのでママは大忙し!
初めてママと離れて生活するお子さんは不安でいっぱいです。ママも不安と期待が入り混じっているのではないでしょうか?
お子さんに手作りのものを持たせてあげたいと思っているママにおすすめなのがお弁当袋とコップ袋です♪
うちの子が入園する時にもやっぱりお弁当袋などは手作りでした。
友達に「ママが作ってくれた!」と言うのが嬉しかったようです(*^_^*)
小さいお子さんのお世話でなかなか時間がとれないママや、「手芸は苦手かも」というママにも簡単に作れる巾着袋の作り方をご紹介します(^O^)/
お弁当の巾着袋の簡単な作り方
お弁当の巾着袋の簡単な作り方はこちらです♪ やってみると意外と簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
お弁当袋の簡単な作り方(できあがりサイズ横20×縦26cm)
準備するもの
- 布 横43×縦30cm
- 巾着に通す紐60cmくらい
- ミシン
- 糸
- 布切りはさみ
- ものさし
- チャコペン
- アイロン
- まち針
- 紐通し
作り方
1、布にチャコペンで横43cm、縦30cmに線を引き、カットします。
※柄の向きに注意して、縦横を間違えないようにしましょう。出来上がったら柄が逆さまにならないよう気を付けてください。チェックとかドット柄だと向きを気にせずに作れるので便利です。
2、布の周り全てをロックミシンがジグザグミシンをかけます。
布がほつれるのを防いで縫う時も扱いやすくなりますし、できあがったあとに糸くずが出てくるのを防げます。
※ロックミシンをお持ちでない方は、普通のミシンでジグザグ縫いをかけてくださいね。
3、縦の両サイドを上から1.5cm幅に折り、真ん中あたりまでアイロンで折り目をつけたら折った部分を、1cm幅で上から縫って返し縫いもします。
ここがひもを通す口の部分になります。
※返し縫いとは、縫ったことろを逆に戻る縫い方です。1cm程度返し縫いをしておくと縫い目がほつれることを防いでくれます。
4、横の上部分を2.5cmのことろで折ってアイロンをあて、上から2cmのところを端から端まで縫います。ここでも返し縫いをしておきましょう。
※この部分が巾着の紐を通すところになります。これで、ひもを通す部分ができあがりました。
5、布の表と表を合わせて角をまち針で止め、底と縦部分を1.5cm幅で下から上に向かって縫います。
まず、底の部分を縫ってしまってから、両サイドを下から縫うと縫いやすいと思います。
※最後のところは3で縫っていることろにぶつかるので縫いやすいところまで縫って返し縫いをしておきます。余裕があった方が大きく口が開けられるようになるので使いやすいと思います。
6、袋を表に返してアイロンで整えます。
アイロンをかけると一気に作品!っていう感じになります。あと一息です。
7、紐を通して完成です。
今回は1本の紐をぐるっと通す方法ですが、細めの紐を2本用意して互い違いに通す方法もあります。両手でひっぱる必要があるので、ひもの色を左右で変えて、子どもがわかりやすくすると良いでしょう。
※巾着袋に通す紐の長さは袋の幅の2倍+20cmが目安なのでこちらの場合は60cmくらいになります。互い違いに紐を通す方法だとそれが2本必要です。通してみてから好みの長さに調節してください。袋を開いた時の部分をしっかりさせるために最後に3で縫った部分の端を返し縫いしておくと安心です。
ジグザグミシンをする時には布がよれたりしやすいのでゆっくりかけてみてくださいね♪
布は薄いものよりある程度厚みがあるものの方が縫いやすいし丈夫にできます。ミシンもかけやすいですよ。
オックスやブロードという生地の種類がそれにあたりますが、100均に売っているカット生地やバンダナなどでも大丈夫です。色々な布の大きさで作ってみても楽しいですよ。
私はロックミシンは持っていなくて普通のミシンを使うのですが、ジグザグミシンでも十分綺麗にできますよ(^^)
布に線を引く時に使うチャコペンには鉛筆タイプとペンタイプがあります。鉛筆タイプのほうが色々な布に使えるのでおすすめです。
線を消したい時には反対側についているブラシでこすってくださいね。基本的にチャコペンは水に濡れると消えてしまうので、洗濯すればいっぺんにきれいに消えますよ。
次に、コップ袋の簡単な作り方を見ていきましょう♪
コップを入れる簡単な巾着袋の作り方
コップを入れる簡単な巾着袋の作り方はこちらです♪
コップ袋の簡単な作り方
準備するもの
- 布 横19×縦50cm
- 紐 巾着袋の幅の2倍+20cm
※あとのものは先ほどのお弁当袋と同じですが、まち針は使いません。
作り方
2、中表にして半分に折り、袋の上部になる部分から8cmのところに印をつける
3、底になる部分から印のところまで縫う
※縫い初めと縫い終わりに返し縫いをするのを忘れずに。
4、袋を立たせるように中から底を広げ、角を三角になるようにアイロンで押さえる
5、角の幅7cmのところに印をつけ、反対側も同じようにする
6、印をつけたところを塗ってマチを作る
7、三角になったマチ部分を縫いしろ1cmほど残してカットし、ロックミシンかジグザグミシンをあてる
8、3で縫っていない上から8cm部分を折り返してアイロンで折り目をつけて縫う
※4箇所全て同じようにします。
9、袋の上部を2回折り曲げてアイロンで折り目をつけ、上から1.5cm部分を縫って紐を通すトンネルを作る
※反対側も同じようにします。
10、紐を通し適当な長さに結び、カットして完成
※紐を通す時は1重にすると片側だけしぼる巾着袋になるので、動画のように両方からしぼる巾着袋にするためには紐は2本分必要です。
1本の紐を右から左に通し、一周して右に戻します。もう1本を左から右に通し、一周して左に戻してください。両端をそれぞれ結ぶと両側からしぼる巾着袋ができます。
動画では紐通しではなくドライバーを使っておられますが、私は不器用なので紐通しを使っています(^^)
器用な方はわざわざ紐通しを準備しなくても細いものがあれば簡単に通せそうですね♪
ここまでできたら裏地のある巾着袋も作ってみませんか?次は裏地ありの巾着袋の作り方を見ていきましょう♪
裏地ありの巾着袋の作り方
裏地ありの巾着袋の作り方はこちらです♪
裏地ありの巾着袋の作り方
準備するもの
- 表地布 横30×縦50cm
- 裏地布 横30×縦50cm
- 紐140cm
※あとのものは上記のお弁当袋と同じです。
作り方
2、表地も中表にして半分に折り、袋の上部分から底部分に向けて2.5cmのところまで縫い、返し縫いをする
3、2の2.5cm塗ったところから3cmほど紐通し部分としてあけておき、下まで縫う
4、裏地と表地の両方の縫いしろを4ヶ所全てアイロンで開く
5、裏地と表地両方の底部分を広げ、三角にして真ん中から左右に5cmのことろにマチ部分の線を引く(長さ10cmのマチ)
6、裏地と表地のマチ部分の線を縫い、縫いしろを1.5cm残して切る
7、裏地を表に返して表地と中表に合わせる
※この時、裏地の表と表地の表が合わさっています。
8、裏地と表地の縫いしろを合わせてマチ針で止める
9、裏地と表地がくっついた状態で返し部分を7cmあけて袋上部を1cm幅で縫う
※全部縫ってしまうと裏返すことができなくなるので返し部分をあけるのを忘れずに。縫う時は縫いしろを開いた状態にしておきます。
10、返し口から表に返し、返し口にもアイロンをあてて整える
11、裏地を表地の中に入れ、表地を1mmぐらい出してアイロンをかける
※この時に返し口も折り込んでアイロンをかけます。
12、アイロンで整った袋上部の端を1周縫う
13、袋上部から1.5cmと4.5cmのところを縫って紐通しのトンネルを作る
14、紐通し口から紐を通して完成
裏地のある巾着は難しそうだと思ってしまいがちですが、意外と簡単に作ることができます。
裏地があると強度も増しますし、何よりチラッと見える裏地までかわいいなんてとってもおしゃれですよね(^^)
女の子は特にかわいいものにこだわりがあるのでぜひ裏地のある巾着袋にも挑戦してみてください♪
うちの娘は幼稚園の3年間同じものを使っていましたが、息子は雑なのか開き口がやぶれて何度か作り直したことを覚えています(・。・;
入園をひかえたママはミシンを購入される方は多いですが、小学校に入学してからも通学手提げバッグを手作りしたり、コップ袋は必要だったりするのでミシンはなにかと活躍してくれますよ♪
私はもともと手芸大好きというわけではないので入園準備の時に「今回限りでクローゼットに眠るかもしれないから1番安いミシンを!」と購入しました。それでも意外と使う機会は多かったです(^^)
手作りの物は布をお子さんと一緒に選んだりするのも楽しいですし、何より初めてママと離れて生活するお子さんのお守りのような存在になります♪
うちの娘は私と離れることができない子だったので特に「これをママだと思って頑張って!!」などと言って励ましていました(^^)
今回ご紹介した巾着袋の作り方は簡単にできるものなのでぜひ作ってみてくださいね(^O^)/
素敵な手作り入園グッズでお子さんの旅立ちを応援していきましょう!