タクシー料金はどうやって計算しているの?ドンドン上がるメーターが怖い!
公開日: : 最終更新日:2018/12/26
タクシーは便利ですよね。快適ですし。自分で運転するとなると億劫ですが、その点タクシーなら運転してくれるので楽ちんです。
道もよく知っていられますし。場所さえ言えば連れて行ってくれます。
夏は涼しく、冬は温かい。最高です!
そんなタクシーの料金て案外ブラックボックスでよく分かりませんよね。
走っている時に料金が上がるのならわかりますが止まっている時まで料金が上がる始末。
ドンドン上がるメーターが怖くて落ち着いて乗っていられません。
早いですものでメーター上がるの。一体どうなっているのか?
そんなこんなで今回はタクシーの料金の計算方法を調べてみました。
一緒に見ていきましょう。
タクシー料金
タクシー料金って実はマチマチなんです。
1993年から「地域ごとに定められた金額を上限とする一定の範囲内であれば、各社の裁量により運賃を自由に決めることができるようになった」とのことです。タクシー料金の自由化ですね。
なので一概にタクシー料金は幾らとはいえません。
タクシー料金を決めるにあたり、タクシー会社はまず国土交通省に届け出を出し、認可を受けないといけない決まりになっています。
その後で国土交通省は申請をした会社が適正な料金設定にしているかを調べ、認可をすることで料金で決定します。
さらに東京や大阪などの大きな都市は「特定地域」「準特定地域」と呼ばれ、国土交通大臣が運賃の範囲を決めており、その範囲に収まるように料金設定を決めて届けなければなりません。
運賃を決める基準としては
- その地域におけるタクシードライバーの給料や会社の事務作業や車庫の管理の方々などドライバー以外の人件費
- それぞれの地域のガソリンの値段
- 会社の業績や売り上げ
- それぞれの地域における経済の状況
など様々な要因が関係してきます。
そのため当然都会は高く、田舎は安い傾向があります。
それでも目安はあります。
大まかには以下になります。
- 初乗り運賃
- 走行距離運賃
- 時間運賃
- 高速道路運賃
- 無線迎車料金
- 予約料金
それでは1つ1つ見ていきましょう。
運賃の目安
ここでは東京のあるタクシー会社の料金を載せてみました。
代表的な例ですので参考になると思います。
「初乗り運賃は730円です」
初乗りというのは「乗車して最初の2kmを初乗り運賃730円とする」ものです。
高いですね。流石東京。
我が岡山は430円です。
因みに日本で初乗り運賃が一番安いタクシーは石川県七尾市の港観光タクシーで250円です。
こんなに差があるんですね。
恐ろしや…。
「乗って走り出したら280mごとに90円加算されます」
たった280mですよ。高すぎます。断固抗議!
でも90円か。しかたがないのかな。
ただし、止まっていても料金は掛かります。
「時速10km以下で走行した場合1分45秒(105s)までごとに90円加算」
信号で止まったらイライラしますね。
信号嫌い!
って信号に当たってもしかたがないか。
「なお高速道路では止まっていても料金は加算されません」
渋滞に巻き込まれても途中下車出来ないのが理由だそうです。
なので、高速道路を使ったほうが安い場合があるようです。
「深夜・早朝時間帯(22:00~翌5:00)は、2割増になります」
更に高くなるんですね。
でも、この時間帯は電車もバスも動いていないので泣く泣くタクシーを利用するしかありません。
でも、優しい一面もあります。
「遠距離割引・・・9,000円を超える部分の運賃について1割引」
「障害者割引・・・乗車した区間の運賃について1割引」
らしいです。
管理人とは無縁ですが…。
タクシー料金
運賃とは別に料金というのもあります。
「無線配車を呼んだ場合は無線迎車料金として1台につき410円加算されます」
道路を走っているタクシーを捕まえたほうが安いっていう事ですね。
なかなか捕まらないのですが。
それも、雨の日、田舎、花火大会など必要な時に更に捕まりにくくなるのが歯がゆです。
「予約をした場合には更に410円加算されます」
予約をしておけば用事に遅れないというメリットがありますが更にお金が掛かるんですね。
余談
ただ、運転手さんと直接交渉も出来るようです。
「ここまで行きたいんだけどこれだけしか出せれないけど行ってくれないか」
と言えばいいわけです。
まとめ
如何ですか。
それでも管理人はタクシーが大好きです。^^
これで料金が安くなれば使いまくるのですが…。
でも、それはかなわぬ夢。
自分がお金持ちになる方が現実的です。早く宝くじ当たらないかな。(笑)
いつも買ってるんですけどねー。^^;