トリック・オア・トリートのほんとうの意味!トリートの訳が肝心!
公開日: : 最終更新日:2018/10/15
最近ではすっかりハロウィンは日本に浸透してきました。私の近所の幼稚園では、毎年ハロウィンになると幼稚園児たちが、かわいらしいお化けの格好をしてお菓子をおねだりしに来ます。
トリック・オア・トリートというセリフをを聞いたことがありますか。子供お化けたちは一生懸命このセリフを練習してきて微笑ましいのです。3、4歳のよたよた歩く小さいお化けたちに、毎年近所の大人たちの表情は緩みっぱなしです。
ハロウィンで子どもの言うトリートの意味は?
これは、もてなし、招待、という意味があります。
なので直訳すると「たくらみ」「または」「おもてなし」です。なのでこの場合のトリックは「たくらみ」とやくすよりも「いたずら とか わるさ」ですね。しかもこの意味には「悪気はない」という含みも残しています。
まとめると「いたずら それとも おもてなし」になるわけです。軽く脅してましね(笑) ただ、これでは日本語としては不十分なので「おもてなししないといたずらするぞ!」となります。
子供が欲しいのはやっぱりお菓子ですから、お菓子をあげて、いたずらしないで帰ってもらいましょう。子ども達が悪魔から天使の顔に変わります。この顔が見れるならこの脅しも文句も悪くないですね^^
ハロウィンで子どもの言うトリックの意味は?
先ほども、書きましたがトリックはいたずら、という意味があります。わるだくみ、やっかいごと、悪い仕業などいろいろな訳ができます。
では、ハロウィンのいたずらにはどんなものがあるでしょうか?アメリカのいたずらを紹介します。
- 生卵が庭、家に投げ込まれる
- トイレットペーパーで、ハロウィンの飾りをぐるぐるまきにされる
(ジャック・オー・ランタンは包帯男にされます) - ホイップクリームを顔に投げつけられる
- 水てっぽうされる、水フーセンを投げつけられて、割れる
- パーティースプレーで攻撃される
かわいらしいいたずらですが、実際にされると結構いやないたずらばかりですね。
上記のいたずらは、まだかわいらしいものでしたが、中には過激なことをする子どもたちもいます。
その中でも有名なのが、「TPed the House(ティーピード・ザ・ハウス)」と言ういたずらです。
TPは、トイレットペーパーのことです。
TPed the Houseではハロウィンの飾りだけでなく、家や車、果ては庭の木などまで、トイレットペーパーでぐるぐる巻きにされてしまいます。
このいたずらは、夜中に実行されるので朝起きたらびっくりですね。
こんなことをされたらたまったものではないので、アメリカの人たちは、大量のお菓子を用意しておくのです。
ちなみに用意するお菓子の金額は10万円を超えたりするそうです。
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トリック・オア・トリートとは?
先ほども書きましたが、トリック・オア・トリートとは「いたずらか、もてなしか」ですね。
でも、よく知られた意訳では、「おかしをくれなきゃ いたずらするぞ!」です。
これは上手な意訳だと思います。
実際にはいたずらを選んではいけないという暗黙の了解がありますから、脅しっぽく 「おかしをよこせ、でないといたずらするぞ」くらい言ってもいいかもしれません(^^)
ではお菓子を渡す時に、何と返事したらいいのでしょう?
決まり文句は「ハッピーハロウィン!」
または
「トリート」です。
アメリカの地域のルールでは、ハロウィンのお菓子をあげたい、子どもたちに来てほしい家庭は玄関の明かりをつけておくそうです。
また、子どもたちに来てほしくないご家庭であれば玄関の明かりは消しておきます。子どもたちはそれを目印にして、家々を回ります。
玄関がついているのにお菓子をあげない、なんていじわるをすると、こっぴどいいたずらをされるかもしれないので気を付けましょう。
まとめ
トリックの意訳は以下でした。
- たくらみ
- いたずら
- わるさ
トリートの意味は以下でした。
- もてなし
トリック・オア・トリートの訳は以下でした。
直訳は、「いたずらか、もてなしか」。
でも、よく知られた意訳では、「おかしをくれなきゃ いたずらするぞ!」です。
日本では若い人たちに浸透しているハロウィンですが、年配の大人たちにとってはまだまだのようです。
ハロウィンが完全に浸透しているアメリカでの、小さい子どもたちはかわいらしい仮装をしています。もしもキュートなおばけなら、うちにもぜひ来てほしくなってしまいますね。