ブルーベリーの味の特徴!美味しい品種の味を調査!
公開日: : 最終更新日:2018/10/16
春が旬の果物が終わりそろそろ梅雨明けから初夏にかけての果物がでてきます。
夏の果物といえば何を思い浮かべるでしょうか?スイカ、桃、すももなどありますよね。
今回取り上げえるのはアメリカが原産のブルーベリーです!
ブルーベリーは品種が多く細かくみると数百にも及びます。また日本国内で栽培されているものだけでも百以上はあります。
そんな星の数ほどあるブルーベリーの中でどれが美味しい品種なのでしょうか?
ブルーベリーには4つの系統があります。
- ノーザンハイブッシュ系
- サザンハイブッシュ系
- ラビットアイ系
- ブラックベリー系
これらの系統の中にそれぞれ様々な品種があります。
今回はまずそれぞれの系統について説明し、その後品種について書いていきます。よろしければご覧になって下さい。
目次
ブルーベリーの4つの系統
ブルーベリーには4つの系統があります。それぞれ栽培する気候、実の大きさや形、収穫時期などが違います。
ブルーベリーを食べる前にちょっと知識をつけて皆と差を付けちゃいましょう。^^
ノーザン(北部)ハイブッシュ
ノーザン(北部)ハイブッシュの特徴は、果実が大きくて味も良く、生食に適した品種が多いことです。
名前の通り寒さに強く、寒冷地及び高冷地での栽培に適した系統です。
ただし、根を浅く張る為、乾燥には弱いので注意してください。
収穫時期は6~8月上旬です。
サザン(南部)ハイブッシュ
サザン(南部)ハイブッシュはノーザンハイブッシュに比べ耐寒性が低く、名前の通り暖かい地域での栽培に適しています。
全般的に暑さに強く、乾燥にやや弱い傾向があります。
多くの品種が生育されており、品種によっては耐寒性を持つものもあります。
収穫は6~8月頃です。
ラビットアイ
ラビットアイは成熟する前の果実がウサギの目のように赤く色づくことが特徴です。
ラビットアイの品種はノーザンハイブッシュに次いで多く、ブルーベリーの中でも中心的な品種です。
関東以南の暖地に向いています。
7月中旬以降に収穫になる晩生種で、収穫期間が長く、多収傾向の品種が多いです。美味しいブルーベリーを夏の間ずっと楽しめたら嬉しいですね。
土壌適応性が高く、作りやすい系統です。
収穫時期は遅く7~9月頃です。
ブラックベリー
ブラックベリーは米国中部が原産とされるバラ科キイチゴ属のベリー類です。
ラズベリーと同じ木イチゴの仲間で花と果実と紅葉が楽しめます。
落葉性低木で、秋が深まると葉は赤やオレンジ色に紅葉し、冬に葉が枯れ、春に復活します。
春になって緑色の新芽が出てくると春らしさを感じ取れます。
ブラックベリーは、バラと同じで木立性、半つる性、つる性などがあります。
耐寒性・耐暑性ともに高く丈夫で、放っておいても実をつけるので初心者でも育てやすい果樹です。
品種によっては生食に向かない苦味やクセがあるため注意しましょう。
ラズベリーと同じように種を包んだ小さな粒が沢山集まって一つの実になっています。
ジャムに加工することを前提とした品種と生食に向く品種に二分されます。
収穫時期は7月から8月頃です。
ブルーベリーを育てる際に気を付けること
ブルーベリーを育てる際に気を付けるのは以下の3つです。
・酸性の土で育てる
地植えであれば殆ど気を使う必要は無いのですが、鉢植えの場合は、園芸店で販売しているブルーベリー用の土を使うのがいいでしょう。
酸性の土壌でないと栄養素が吸収できずに徐々に弱って枯れてしまいます。
・水やり
ブルーベリーは乾燥を嫌う品種が多いため、たっぷり水をやりましょう。
・2品種以上を一緒に育てる
違う品種(同系統の異品種)を近くに置くと実をつけやすくなります。
※ブルーベリーの栽培にあたっては、まず最初に地域と気候条件に合った品種を選ぶことが大切です。
また、1品種だけでも実をつけるものもあるので、購入の際に確認してください。
ブラックベリーは丈夫なので、とくに肥料がなくても生育します。
果実を収穫した後に1回、花が咲き始いた後に1回ずつ根元に油粕を与えることが好ましいです。
肥料を与えすぎると害虫が発生したり、実がつきにくくなったりするので注意してください。
土の様子、枝ぶりや実の付き具合を見て、自分なりに工夫して育てていってくださいね。
美味しいとされるブルーベリーの品種
上記の系統の中から美味しいとされる品種を紹介します。^^
- ノーザンハイブッシュ系:エリザベス、パトリオット
- サザンハイブッシュ系:オニール
- ラビットアイ系:デライト
それぞれ説明していきます。
ノーザンハイブッシュ系:エリザベス
エリザベスの特徴としては、甘味・酸味のバランスがとれていること!
そして風味が非常に良いのが特徴です。
収穫時期を間違えると非常にすっぱいのですが、これが、樹上で完熟させると甘みが酸味を上回り、常に濃厚の味わいとなります。
美味しさについては最高ランク!
ノーザンハイブッシュ系:パトリオット
パトリオットは酸味と甘みとの調和されていますし、実も大きくて食べ応えもあります。
皮や種もほとんども殆ど目立ちません。
生食ブルーベリーの醍醐味を味わえる品種です。
とても美味しいです。
サザンハイブッシュ系:オニール
オニールは特徴のある深い味わいのある最高の品種です。
甘くジューシーな上に濃く最高に美味しい味です。
また味が万人受けする味です。
ラビットアイ系:デライト
デライトは生食で酸味があり風味豊な品種ですが樹上熟成させることによって酸味が少し薄れキレはなくなりますが、コクが増し味わい深い風味になる品種です。
甘く爽やかな風味でタネも気になりません。ロッテのブルーベリーガムに近い味です。
デライトはなんといってもその甘さに人気の秘密があります。
まとめ
系統には以下があります。
- ノーザンハイブッシュ系
- サザンハイブッシュ系
- ラビットアイ系
- ブラックベリー系
美味しいとされる品種には以下がありました。
- ノーザンハイブッシュ系:エリザベス、パトリオット
- サザンハイブッシュ系:オニール
- ラビットアイ系:デライト
上記が一般的に美味しいとされる品種ですが日本で栽培されている品種だけでも百以上あります。
その中から自分好みのブルーベリーを探すのも楽しいかもしれません。
今回は代表的な品種を挙げてみましたが皆さんも探してみてください。^^