入学式の招待状!欠席する場合の書き方や例文、マナーなど!

公開日: : 最終更新日:2019/02/03




桜の開花情報が聞こえると、新しい環境に飛び込む新入生は入学式が気になってくるでしょう。

その頃になると学校から入学式の招待状が届くと思います。

保護者の方においては小学校ではじめての学校生活に触れるお子さんのことを思うと、期待と不安で一杯でしょう。

中には

「どういう先生が担当するのだろう?」

「他のお父さん、お母さんはどんな感じなのか?」

と心配になるところもあると思います。

欠席したら今後の成績に関係してくるではないか等と考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、その日はどうしても出席できないことになった場合はお子さんのことが気がかりだと思います。

ただ、行けないことは仕方がない。

「そもそも、入学式って出席しなければいけないものなんなのだろうか?」

行かなければならない場合は、

「招待状を返さなければいけなくなった時に、その書き方はどうすればいいのだろうか?」

ここでは、入学式は出席しないといけないのか?行けない場合の招待状の返信の書き方などについて説明しています。

入学式の欠席する場合の招待状はどうする?

入学式

入学式の招待状が届いて、その日どうしても欠席する場合、決してそのままにせず、必ず返信するようにしましょう。

学校側はぜひ、新入生の晴れの門出を見に来て欲しい。一緒に祝って欲しいと思い招待状を送っているわけです。

できるだけ出席するのが望ましいのですが、例えば代理の方の出席も難しい場合は、なるべく早いうちに返事をするのがマナーです。

入学式ということで保護者に向けた説明会の予定があるかもしれません。出席できなければ別の日に個別に対応してくれる学校もありますよ。

子供に対しての配慮も必要になってきます。配布する書類もたくさんあるでしょう。

もし返信がないと送った相手もやきもきすることでしょうし、社会的信用を失うことにもにもなりかねません。

子供の式典ではありますが、保護者に向けた行事でもあります。

子供がスムーズに新学期を迎えることができるように、そして何より親も書類を前にこれはどう書けばよいのか、とか期日は、とか迷うことのないようにしておく必要があります。

学校もそのあたりの対応はきちんと考えてくれるでしょう。

なので結婚式など他の招待状と同様、必ず返信してください。

決して何も連絡をしないまま入学式を迎えることがないようにしましょう。

では、どういう風に欠席の返信を書けばいいのか、また欠席理由は書かなければならないのか、などといった具体的な返信の書き方について、詳しく説明しています。

行けない場合の招待状への返信の仕方や例文!

葉書き

入学式の招待状は以下のようなものになると思います。その上でどのような返信にしたら良いのか解説していきます。

拝啓

○○の候、貴台にはますます御清祥のこと慶賀に存じます。

平素は、本校教育推進のため、種々御指導御鞭撻を賜りますこと、厚くお礼申し上げます。

さて、本校では、平成○○年度の入学式を下記のように挙行致します。つきましては、貴台に来賓として御臨席を賜り、新入生に励ましのお言葉を頂きたく存じます。

御多忙のところ誠に恐縮に存じますが、なにとぞ御来駕をお願い致したくここに御案内申し上げる次第でございます。

敬具


日時 平成○○年○月○日○曜日
受付 午前○時○分~○時○分
開式 午前○時
場所 本校講堂

なお、誠に勝手ではございますが、同封の葉書にて、御出席の可否をお返事賜りますようお願い申し上げます。

また開式10分前に入場を完了致したく存じますので、お含みの上御来駕下さい。

裏面に出欠席を記入する欄がありますが、その書き方は、まず、「御出席」のところを、二重線で消します。

そして「御欠席」部分の「御」の部分も二重線で消して「欠席」の部分に○をつけましょう。

あとは住所や名前などの情報を記入します。

この際「御住所」「御芳名」とある場合はここも二重線で消します。その脇に住所、氏名を書いてください。

余白には

「ご入学おめでとうございます」

などのお祝いの言葉

「学校生活が楽しいものになるようお祈りいたします」

など、今後のことを案じる言葉なんかあると、相手にとっても気持ちのよいものになります。

それほど、堅苦しく考えずに、結婚式や他の招待状と同じような感じでよいです。

入学式に行けない理由で多いのは?

パートタイマー

現代では生活スタイルの多様化により、さまざまな理由が挙げられます。

まずは、共働き世帯の増加があります。

ちょうど入学式が行われる時期は年度替わりというところもあり、新しい役職につくなど人の入れ替わりが激しいです。その時期に入学式に出るというのは仕事を持つ方にとってはなかなか大変なことでしょう。

数年前に「教え子の先生が子供の入学式出席のため有給休暇」という大きな問題になったことがありました。

賛否両論ありましたが、今の社会情勢に一石を投じる問題になったので覚えている方も多いことだと思います。

子供にとっては大事な行事なので「お父さんお母さんに成長した自分を見てもらいたい!」と思っているはずです。

ですので、新年度で大変なのはわかりますが、お子さんのためにも出席してください。

そして、介護の問題もあります。子供にとっては大好きなおじいちゃん、おばあちゃんの面倒を見なければならない。施設に預けたいけど子供のことを考えたり、経済的な理由からそれもできないという家庭もあると思います。

そういう場合でも、一時的な施設はあるはずです。また、近くにいる親戚に預けてもよいでしょう。

それでもダメな場合は両親どちらかが出席するようにしてみてはいかがでしょう。

そもそも行くもの?

新入学生にとっては、学校生活はじめての大きな行事です。今までとは違う生活に胸ふくらませて、入学式の日を待ち望んでいたことでしょう。

さきほども触れましたが入学式には行くもの?と考えると必ず行ったほうがいいです。新入生にとってははじめての大きな学校行事です。

学校としても全体を上げて新入生を歓迎しています。

上級生もどんな新入生が入ってくるか楽しみにしている人もいることだと思います。上級生を見て学校の雰囲気をつかむためにも入学式には出席してください。

家族にとってはお子さんを新しい環境に送り出すという大きな行事のひとつです。

その晴れ姿を見るためと同時に先生や同級生となる新入生の保護者の方との顔合わせでもあるわけです。

これからの学校生活がよりよいものとするためにも、出席してください。

大学や専門学校の入学式になると、新入生1人で行くことが多いのですが近くにいたり、一緒に住んでいる場合は親御さんも参加したほうがいいです。

お子さんの晴れ姿を見届ける意味もありますし、学校の雰囲気などを体感してどういう学校か知るいい機会だと思います。。
  
 

父親も行ったほうがいい?

お父さんは参加したほうがいいか?で迷う方もいると思いますが私の経験から言えば参加したほうがいいです。

最初は迷ったのですが、子供のためもあって仕事を休んで参加しました。

お子さんにとってはお父さん、お母さんがいたほうが心なしか気持ちは楽になりますし、何かトラブルがあっても対応できます。

先生ではわからないことも普段接しているお父さんお母さんの方がお子さんのことも理解しているので、出来れば参加したほうがよいでしょう。

また、先生方や他の保護者の方とつながりを持つためにも参加しておいたほうが、顔も合わせられ距離も縮められることだと思います。

お父さんの場合は、どうしても仕事の都合や介護等の理由で不参加にになっても結構ですが、お子さんのことを考えると参加したほうがいいです。

大学や専門学校の入学式には参加する必要はありませんが、前にも触れたように、立派になったお子さんの勇姿を見るために参加してもよいかも知れません。


ここまで入学式で欠席する場合の招待状の返信の内容や、出席するのかどうかということについて説明してきました。

私が体感したことですが、子供の入学式に出たことにより、その子供の後の学校生活の充実度に関わってくるといっても過言ではありません。

これから多くの勉強や行事、友達づきあい等があります。そのスタートが入学式なので大事な行事です。

この記事が、お子さんにとって、入学式がより良いものになること、そして想い出に残るものに役立ってくれれば嬉しいです^^

Comment

  1. haruto より:

    おはようございます。
    こうゆうことは、パッと出ないこともあり
    助かります。

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