お月見2019年はいつ? お月見の由来や意味と楽しみ方!
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一番最近で月をみたのはいつですか?
私は、いつ見たか覚えてないくらい月を見ていません。
夜道を歩いていても街灯やお店の明かりがあるので、新月であっても満月であってもわからないですよね^^;
月を見るということは私の中で、「時間の使い方が上手な人」のイメージだったり、「感性がするどい人」といったようないいイメージがあるので、今年こそは月を見て楽しむ大人になってみようと思っています!
しかし、どうせ月を見るなら由来や意味も知っていた方がより楽しめるでしょうし、他の方たちはどうお月見を楽しんでいるのかも気になったので調べてみました!
目次
お月見2019年はいつ?毎年違うの?
2019年9月13日が十五夜です!
この前日と翌日までの3日間の月は、とても明るくはっきりとしているので見ごたえがありますよ。
十五夜は、旧暦8月15日を新暦に直していますので、毎年違った日付になります。大体9月上旬~10月上旬辺りの日にちになるようです。
ちなみに来年の十五夜は10月1日、再来年は9月21日なので上に書いた期間に当てはまっています。
でも、毎年十五夜が9月だったり10月だったりすると「あれっ?」となりますよね^^;
その為、お月見関連の大きい行事などは、覚えやすい9月15日に固定している場合があります。「十五夜」という名前からも15日にお月見をすると勘違いしていた人も多いのではないでしょうか。
今年の9月15日は半月にも満たない欠けた月ですので、その日だと思っているとがっかりするかも^^;
お月見の準備をする前に「そういえば毎年日付が違うんだったっけ」と思い出せれば間違うことはありませんね。
旧暦と新暦の違いは?
月の満ち欠けを基準に日付を決めていたのが旧暦です。
月が地球を一周するのに29.5日かかるので、30日の月(大の月)と29日の月(小の月)をそれぞれ一月としていました。
しかし、これだと1年が354日程しかなく、3年経つと約1カ月分季節がずれてしまっていたので、季節を合わせる為に太陽の動きを基にした二十四節季というもの(「立秋」や「春分」など)を取り入れ、3年に一度閏月(うるうづき)を入れて調節して活用していたようです。
旧暦とは逆に、太陽の動きを基準に日付を決めているのが新暦です。地球が太陽を一周する周期を1年(365日)とし、4年に1度閏年(366日)があるというみなさんご存じの暦ですね^^
十五夜はいつも満月ではないの?
いつも満月のイメージがあったり、そう見えるかもしれませんが、いつも満月じゃないんです!
2018年9月13日の月の形はこんな感じです。
まぁ、ほぼ満月ですけどね^^;
2019年の満月は9月14日です。
実は地球の周りを回っている月が、楕円を描くような軌道で動いている為、新月から満月になるまでの日数が一定じゃありません。
新月から満月になるまでの日数が14日かかる月があれば、16日かかる月もあるので、満月ではないことが多くなるんですね。
しかし十五夜は満月をみるということよりも、旧暦8月15日に行う伝統行事ということを重視されています。
更に調べてみると、旧暦8月15日の十五夜の日と満月である日の差は、あっても2日程度なので肉眼で月をみた場合、ほとんど満月かな?と思うぐらいです。
なので、そこまで気にならずにお月見を楽しめるかと思いますよ♪
お月見は2回あるの?
お月見は2回あります。
この記事で取り上げている有名な「十五夜」、いわゆる「中秋の名月」と「十三夜」(「豆名月」、「栗名月」とも呼ばれます)の2回です。
片方のお月見だけすることを「片見月」と言われ、あまり良くないこととされましたので、昔は十五夜を見たら十三夜も見る、十五夜を見逃したら十三夜も見ないとしていました。
3回目のお月見・・・?
似たような名前で十日夜(とおかんや)というものがあります。
こちらは旧暦10月10日に主に東日本で行われていた行事なのですが、新暦11月10日に日付を固定してあるもので、お月見よりも収穫祭の意味合いが強いものとなっています。
西日本では10月の亥の日に同じような収穫祭があり、「亥の子」と呼ばれています。稲の収穫を祝って餅を食べたり、稲刈り後の藁を束ねて藁鉄砲を作り、地面をたたきながら唱え事をしていたようです。
お月見の由来は?どんな意味がある?
元々は、平安時代頃に中国から「望月」という月を見る行事が伝わり、貴族たちが月を見て宴をしていたのが始まりです。
貴族たちの行事でしたが、江戸時代になると庶民にも伝わり、前期には収穫をした芋を食べながら見て楽しみ、後期には作物の収穫に感謝して月にお供えをしていました。
月は信仰の対象であったので、月に生活向上や豊穣を祈ったり、感謝をしていたようですね^^
江戸時代後期からは先述の十日夜(とおかんや)と似たような行事でした。今では祈りや感謝、信仰という意味合いはほとんどなく、中秋の名月を楽しむ方が主ですよね(*^_^*)
お月見の楽しみ方
イベントに参加したり、自宅で手軽にお月見をする方もいるようです!
過去に東京タワーや庭園、各神社等でお月見のイベントがあるようで、特に京都の神社で催されるイベントが多いように感じました。
昔のようなお月見を意識して、水面に映る月を見て楽しんだり、演奏や舞、お茶などを嗜みつつお月見をするといったようなイベントもあるようです!
過去の写真しか見ていませんが、わくわくするようなイベントで私も是非参加したい!と思いました^^
家で楽しむ♪
2018年の十五夜は祝日の振替休日なので、「仕事(学校)でイベントに参加できない!」そんな方が多いかと思います。
イベントに参加できない方は、家で楽しみましょう!
未成年者はジュースを用意して、成人の方はお酒やおつまみを用意して、おつまみには芋を使ったものを用意してもいいですよね^^
それにススキと団子があれば、雰囲気はばっちりです!
ベランダや窓辺、庭等にテーブルを置いてみたり、出窓があれば張り出し部分を利用するといいかもしれません。今年の十五夜は、家族や友達とテーブルを囲って過ごすのも素敵ですね!
最後に
・元々月をみる行事が、段々収穫祭のような意味合いを持ち、また本来の月をみるという行事に変わった。
・イベントに参加したり、家でも手軽に楽しめる。
ということがわかりました。
お月見のイベントがあるだなんて初めて知って驚きましたが、イベントの様子をみてみると池に船を浮かべたり、舞を見れたりとタイムスリップしたみたいで楽しそうですよね^^
今年は振替休日でイベントには参加できない方が多いと思いますので、是非ともみなさんの生活スタイルにあった形で、お月見を楽しんでみてくださいね!
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