冬に洗車をする時の服装は!?寒さと水気と汚れ対策の方法!
公開日: :
冬に洗車するのは大変です!ただでさえ寒くて手がかじかむ中、水を使うなんてできるだけ避けたいですよね。
いつもは車を月に一度は洗っている私も、さすがに冬は洗車の頻度が落ちます。
しかしスキーで雪山に行くと車がひどく汚くなるので、耐えられなくなって洗います。お湯を溜めたバケツに手を突っ込んで温めながら洗ったりしますが、すぐ手が寒さで動かなくなりますよね。
そんな極寒の中できるだけ寒さを避けながらしっかり洗車する方法を調べたので、参考にしてくださいね。
冬に洗車する時の服装
寒さ対策
やはり寒い野外で長時間の作業なので、すっごく寒いんだろうなと思うとできるだけ着こみたくなりますね。
しかし、洗車は体を上下左右に大きく動かすのでけっこうな運動量になります。体の中からの発熱が見込めるので、体は想像するほどにはつらくありません。
逆に暑がりな人なら、たくさん着込むとかえって暑くなるかも知れません。汗をかくかも知れませんので、首回りはマフラーよりタオルを巻くのがおすすめです。
袖がもこもこのボア素材のジャンパーなんかを着ると見た目は暖かそうですが、天井を拭きあげる時に自分の袖の部分で吸水してしまうことになります。暖かくても防水素材じゃないものは避けましょう。
また冬に限ったことでは無いのですが、洗車時の服装として向かないのは金属のボタン、ファスナー、飾りベルトなど固いものがついた上着やズボンです。車を磨く際に服がすれて傷を付けてしまうことがあるので注意してくださいね!
下着を汗に反応して発熱するタイプ(ヒー〇テック)のもので全身防寒するのがおすすめです。靴下、スパッツ、シャツと一揃い持っておくと、洗車以外にも使えますよ。
私も以前、冬のものすごーく寒い日に気合を入れて洗車しよう!と長そでシャツとフリース、スパッツに靴下をすべて発熱素材のものにして、ニット帽、ネックウォーマー、ダウンジャケット、ジーンズを上から重ね着しました。
が!開始10分でこれは着過ぎだったな・・・と後悔する位に汗ばんできたのでニット帽とネックウォーマーとダウンを脱ぎました(汗)
インナーをがっちり発熱素材のものにするだけでかなり暖かくなると思いますよ!
背中の首の付け根、腰、お腹にカイロを貼るのも効果的です。この3か所は体を温めるツボなのです。しかしかえって暑くなることもあるので、寒さに強い人はどこか1か所だけでも大丈夫です。
実は一番やっかいなのは、手がかじかむこと。手はどうしても水を触らないわけにはいかないので、どうしようもありません。手の対策は、下の防水対策のところに詳しく書きます。
水気対策
冬の洗車はとにかく体を濡らさないよう、防水に気を配りましょう。いつもより厚着をした上から雨ガッパか防水仕様の作業用ツナギを着るといいでしょう。
ここで気を付けるべきポイントは、体の前面に金具類がついていないかチェックすることです。金属製のファスナーやボタンなどがついていると、当たった時に車を傷つけるので避けます。ラインストーンもNGです。
盲点になりがちなのが、ポケットの小銭。洗車時にはポケットの中身もあらため、小銭や硬いものは出しておきましょう。
手には、普通の手袋か軍手をした上から掃除用のゴム手袋をはめるといいです。袖口から水が入って中に侵入すると台無しなので、袖はできるだけ長いものを。持っていない人は100円辺りからホームセンターなどで売っているので買いましょう。
「ゴム手袋をすると手先の感覚が鈍くなるから嫌」という人は、少々値段が高いですがシールスキングローブがおすすめです。外側は濡れても内側に全く水分を通さず、比較的細かい作業が可能です。洗車以外にも、雪道で急にチェーンを装備しなくてはいけなくなった時などに効果を発揮するので、一組あると重宝します。
足元は長靴が一番です。できるだけ長いものがベストです。下には靴下を重ね履きするか、足裏用のカイロを貼りましょう。
汚れ対策
洗車時は油汚れがつきやすいので、汚れてもいい服を着ましょう。
またこれは防水対策にもなりますが、作業前に衣服用の防水スプレーをしっかり吹き付けておくと、水分と共に外からの汚れも染み込みにくくなり、ついた汚れも洗濯で落ちやすくなるのでおすすめです。
冷たい冬の日の洗車方法は?
冬の中でも特に寒い日に洗車をする場合は、水の凍結に気を付けましょう。特に早朝や夜は、普段はそう雪の降らない温暖な地域でも、車にかけた水が凍ってドアが開かなくなったり、鍵穴に侵入した水分が凍って鍵が使えなくなくなったりします。
そして地面に落ちた水も凍るので足元が滑って大変危ないです。
高圧洗浄機を使うと車に触れずに汚れを落とせるし、時間短縮にもなります。ただ水あかなど取れない汚れもあるので、泥だらけの道を走ってひどく汚れてしまったからとりあえずザッときれいにしたい、という時に向いています。
北海道での洗車の仕方
北海道では、こだわらない人は「冬は洗車をしない」と決めている人も多いです。
冬に車に水をかけるとかけた端から凍るので、普通の洗車は不可能に近いからです。
洗車する場合は、お湯が出る洗車場に行きましょう。北海道など寒冷地では、洗車場または洗車機の多くはお湯が出るようになっています。
まずは洗車前に鍵穴にガムテープなどを貼り、水の浸入を防ぎましょう。拭き上げは凍らないうちに素早く済ませます。エンジンからの熱が見込めるボンネットから遠いところから始めましょう。そして特にドア周辺のゴム部分は凍りつき防止のため丁寧に拭き取ります。
最後に、鍵穴に専用の解氷剤をスプレーしておくとベストです。
融雪剤を多く撒く地域や高速道路を通った後は、車の裏側を水洗いした方がいいです。融雪剤は成分がほぼ塩なので、金属でできた車の裏側が錆びる原因になります。
洗車機の上手な使い方
寒い冬の日の洗車は、ガソリンスタンドなどの洗車機におまかせするのはいかがでしょうか。
洗車機のブラシで傷がつくことを心配する人もいると思いますが、最近の洗車機は高品質なので昔ほど傷がつくことはありません。
気になる場合は、周囲の人々の評判や頻繁に稼働しているかどうかなど、情報を集めるといいでしょう。皆がよく使っている、リピーターの多い洗車機なら安心です。
冬の洗車のコツを簡単にまとめると以下のようになります。
- 服装はとにかく防水すること。防寒より防水
- なるべく晴れて気温の高い、風の少ない日の昼間に行う
- 高圧洗浄機を利用すると短時間で済む
- 拭き取りは、ドア周辺はゴム周りを特に丁寧に行うこと(凍りついてドアが開かないトラブルを防止するため)
- 寒冷地や高速道路を通った後は、車の裏を水洗いして融雪剤を洗い流す
また私は、冬が来る前にあらかじめ車の表面に汚れ防止のコーティングをしています。少々お金はかかりますが、短時間の水洗いだけで簡単にきれいな状態を保てるのでおすすめですよ!