靴の臭いを取る方法!身近なもので出来る裏ワザ9選!
公開日: : 最終更新日:2019/02/17
仕事帰りに同僚と食事。これを楽しみに1日がんばった!…って席が座敷!?足の臭いは大丈夫…?いつもいつも臭い対策をしようと思っていたのだけど、防臭グッズなんかを買いに行くのが面倒でつい後回し。
だけど、こんなことならちゃんとやっておけばよかった。こうなったらおばあちゃんの知恵袋!身近なものでレッツ・消臭!
靴の臭いを取るための、9つのアレ
気になる気になると言いながら、なかなか手が回らない靴の消臭。そこで、臭いを取るための身近なあれこれを集めてみました。
- 冷蔵庫
靴を日光で乾かしたあと、ジップロックに入れて一晩冷やします。するとあら不思議。臭いが消えているのです。悪臭の原因、バクテリアは低温度で死滅します。
ただし家族がいる場合は必ず了解を得てくださいね。
(頑張って説得すべし!)
- 焦げたパンの耳
焦げてしまったパンの耳を靴の中に入れます。もしなければ賞味期限切れのものなどをわざと焦がしましょう!
一晩入れておけばOKです。活性炭と同じ効力ですね。
(部屋の中が焦げ臭いけどちょっとガマン)
- チューブわさび
靴の中にキッチンペーパーを入れます。これで靴内の湿気を吸います。
その上にサランラップにのせたわさびを置きます。だいたい3センチ×3本くらいです。
さらに靴の下にもキッチンペーパーを引き、靴の上からサランラップを軽くかぶせます。フタをしてわさびの消臭効果を高めるためです。
(そのまま履かないよう気を付けて!)
- レモン
レモン汁を布にしみこませて靴の中に入れます。香り成分を多く含んだレモンの皮もすりおろして一緒に入れると更にいい香りになります。
わさびと同じ要領でサランラップのフタをすると効果的ですね。
(靴からレモンの香り・・素敵)
- コーヒーの残りかす
おいしく飲んだコーヒーの残りかすを電子レンジにかけます。水分を充分にとばしたら、巾着袋などに入れて靴の中に置きます。
完全にゴミになるものなので、コレはいいですね!
(2~3回は使いまわせます)
- 10円玉
靴内の中央あたりに10円玉を1枚置きます。すると、銅がバクテリアを分解してくれます。
表面がキレイなものほど効果が高いのですが殺菌効果は10円玉の周囲にしか発揮されないのでちょっとだけ枚数が必要かもしれません。
使い終わった10円玉を使うかどうかは…あなたしだいです…
(大丈夫!誰にもバレないから・・)
- 重曹
使い古しの靴下に重曹を入れて口を結びます。靴の中に入れて一晩置きます。もちろん靴下は洗濯した清潔なものを使ってくださいね。
重曹はお湯に溶かして足湯にも使えますし掃除などの広い用途で使えますからコスパがいいと言えるでしょう。
(靴と足、ダブルで殺菌!)
- 乾燥剤
お菓子などに入っている乾燥剤を集めて使い古しの靴下の中にまとめます。
それを一晩靴の中に入れておきます。大きいものならそのまま入れちゃいましょう。湿気を含んでも天日干しすることで何度も使用可能です。
(レンジでの過熱は厳禁ですよ)
- 新聞紙
新聞紙を丸めてつま先から詰めていきます。一晩置いておくと、新聞紙が湿気を吸ってくれるだけではなく、インクが消臭をしてくれます。
ただし外側や内部が白い靴ですとインクが付いてしまうことがあるのでが気をつけましょう。
(詰めすぎ注意!)
なんと、9つも集まりました。けっこうあるものですね。ここでご紹介したのはほんの一例です。これ以外でも、使用済みの紅茶の茶葉や竹炭、ミョウバン水など家の中を見渡して目に入ったもので、ぜひ試してみてください。
靴の臭いって案外指摘しづらいものです。
自分の靴のケアをして良好な人間関係を築きましょう。
素足で靴を履くのは止めたほうがいい?
素足で靴を履くのは止めた方が良いです。
理由は3つあります。
靴が臭くなりやすい
更に、その臭いが生地に染み付いて靴が常に臭くなってしまいます。そうなると、水洗いしても臭いが落ちにくくなり苦労することも多いのです。
水虫、肌荒れになりやすい
足が長時間ムレた状態だと雑菌も繁殖し放題です。その雑菌の中には白癬菌(はくせんきん)と呼ばれる水虫菌もおり、素足で触れると水虫になるリスクが大きいです。
このように靴の中は非常に不潔な状態です。その中に素足で履けば、先程述べた水虫になることの他に、肌荒れトラブルも予想されます。汗疹(あせも)や湿疹(しっしん)が出来てもおかしくはありません。
靴擦れ
素足で靴を履くことは、デメリットでしかありません。百害あって一利なしです。
なぜ靴は臭くなるのか
靴は勝手に臭くなったりしません。原因は私たちの足です。足が汗をかいて、靴に染み込んでいるのです。
だけど、汗ってたとえばお風呂に入ってかいても臭いませんよね?実は、汗自体は無臭なのです。しかし、汗は雑菌の好物です。汗をかいたまま放っておくと、これを菌が食べて繁殖し、その際にイヤな臭いを発するのです。
さらに、雑菌は暖かく湿ったところが大好き。つまり、汗をかきやすい足の裏がずっと靴の中という閉じた空間にあるのは、雑菌にとってはパラダイスなのです。
湿気の多い日本で明治以前は下駄や草履が主流だったのもうなずけますね。
靴の臭いでファブリーズを使うのはアリ?
靴の臭いでファブリーズを使うのは絶対にナシです。
ファブリーズなどの消臭スプレーは、CMなどで除菌効果も謳っていますよね。しかし、実のところ、CMなどではシュッシュッとかけるだけで洗濯機で丸洗いのような表現をされていますが、それはあくまでも比喩表現です。
脂を含んだ汗汚れを水洗いなしに落とせるわけがありません。
よって臭いも取れません。
ファブリーズなどの消臭スプレーは、臭いの元に臭いをかき消す成分を被せているだけになります。
そう、あくまで被せているだけです。
靴が臭くなる前に
臭くなってしまったものは仕方がない。だけど、そもそも臭いが出なければそれがベストですよね。そのためにあなたが出来ることを3つ紹介します。
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- 同じ靴を毎日はかない
連続してはかないことで、乾燥時間を長くして雑菌の繁殖を防ぎます。仕事などで毎日同じ靴をはかなければいけな場合は、同じものを3足用意してローテーションしましょう。
- 同じ靴を毎日はかない
- サイズや素材にこだわる
窮屈な靴やぶかぶかの靴は足を緊張させ、汗を多くかいてしまいます。また、合皮やゴムはムレやすいので、革靴をはく機会が多い人は奮発して本皮を選ぶといいですよ。
- 靴下は恥ずかしさをしのんで…
ちょっとおじさんくさいですが…5本指ソックスが最適です。指と指の間の汗を吸ってくれるからです。といっても、せっかく臭いを抑えても結局これでは靴が脱げない!という人は吸湿性が高い絹やレーヨンのものを選ぶといいでしょう。
臭いというのは目に見えない上に、自分では気が付きにくいものです。他人に不快な思いをさせる前に、「ちょっとあの人臭いわよ」なんて言われる前に、しっかりと対策をしておきましょう。
人が来たときに玄関の靴に10円玉が入っていたって、干してある靴下が5本指だって、臭い足に比べたら全然悪くないですよね!