妊娠中だけど旅行に行きたい!飛行機に乗るのは大丈夫?

公開日: : 最終更新日:2019/06/24



妊娠して赤ちゃんが生まれた後の事など色々調べていくとなかなか自由に外出出来ない事や自分の時間が無くなるという事を知ってしまいます。

先輩ママの話を聞いていると旅行なんて行けるようになるのも何年先になるんだ?という感じに思えてきます。

だったら妊娠中の今のうちだ!と意気込んでも「妊娠中でも飛行機に乗ってもいいの?」「いつまでなら行ってもいいの?」と疑問が沸いてきますよね。

お腹の赤ちゃんも大切だけど自分のリフレッシュももちろん大切!

事前に知っておけば安心して旅行を楽しむ事が出来ます。

今回は妊娠中だけど旅行で飛行機には乗ってもいいのかや旅行で気を付ける事などを紹介します。

妊娠中の旅行で飛行機は大丈夫?

飛行機

妊娠中に飛行機に乗る事は大丈夫なのでしょうか?

妊娠中でも飛行機に乗る事は出来ます。

しかし大手航空会社になると出産予定日の28日以内の飛行機の搭乗になってしまうと医師の診断書が必要になります。

また出産予定日を含め7日以内の搭乗となると診断書の提出と医師の同伴が必要です。知らずに予約してしまいいざ飛行機に乗る時に診断書がないなら乗れないとなるのは困りますよね?

予め確認するようにしておきましょう。

しかしこれは「乗れる」のであって決して「安心して乗っていいですよ」というわけではありません。妊娠中に飛行機に乗るリスクを事前に知っておきましょう。

エコノミークラス症候群になるリスクがある

飛行機の中は長時間同じ姿勢でいる事になります。

妊娠中は脚が浮腫みやすくなっていて足への血行が悪くなりエコノミークラス症候群になるリスクが高まります。

つま先を伸ばしたり足首を回したりして定期的に動かすように心がけましょう。

予定では飛行機の搭乗時間は短時間かもしれませんがトラブルにより着陸が遅れる事も予想されます。

スクを知ったうえで旅行を検討してみて下さいね。

血栓症に注意する

飛行機の中は乾燥しています。

身体の水分が不足すると血栓症が起きやすくなります。こまめに水分を取る等気を付けておきましょう。

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには利尿作用がありますので水分を採ってもその水分を保つことが出来ません。

水やノンカフェインの飲み物などで水分補給をするようにしましょうね。

妊娠中の旅行で気を付ける事

妊娠中の旅行で気を付ける事を紹介します。

まず海外旅行はお勧め出来ません。

海外ではもちろん日本で受けている保険制度を利用する事が出来なくなります。万が一旅行先の海外で何かトラブルがあった時高額な医療費を請求される事があります。

普通の病気や怪我でも数百万~一千万はかかることが多くこれが妊婦で母子二人分となると億単位での請求の可能性もあるのです。

また言葉の壁や日本ほどの医療設備が整っていない場合もあります。場合によっては責任が取れないという理由で受け入れすらしてもらえない時がある事も。

海外ではいくら健康な人が行っても環境の変化で体調を崩すことがあるくらいです。

妊婦となると更に環境の変化には敏感になります。

そういった理由から妊娠中の海外旅行はリスクが高すぎます。

子供が生まれて大きくなってからの家族旅行として楽しみにとっておきましょうね。

妊娠初期には個人差はありますが悪阻がある方がほとんどだと思います。
妊娠初期も終わりに差し掛かって悪阻が落ち着いてきたと思っていても旅行先で体調が変化しないとも限りません。

妊娠中に旅行に行きたいのであれば「安定期」になってから行きましょう。

「安定期」と言っても決して「安全な時期」ではありません。「安定期」とはお腹の中で「赤ちゃんの育つ環境が安定する時期」を意味します。決して無理はしないようにしましょう。

安定期であれば国内の旅行で1泊2日くらいがお勧めです。

旅館で美味しい料理を食べてゆっくり過ごすなど計画を詰め込み過ぎないようにしてくださいね。

ゆっくり観光したり安産で有名な神社にお参りに行くのもいいかもしれませんね。

また旅行先でも母子手帳を忘れずに持っていき近くの病院がどこにあるかなど必ず確認しておきましょう。

寒い時期であればインフルエンザなどが流行している場合があります。人込みなど人が多い所は避けた方がいいでしょう。

旅行先の温泉は入っても大丈夫?

旅行先でのんびりと言えば温泉ですよね。日々の疲れやストレスを解消してくれる定番です。

妊娠中に温泉に入るのは問題ありません。

ひと昔前までは妊娠中の温泉は禁忌とされていました。

しかし最近になってからは禁忌となる医学的根拠がないため2014年に環境省によって妊娠中の禁忌事項から外されました。

妊娠中の温泉での入浴に関しての注意事項を紹介します。

長湯をしない

妊娠中は体内の血液量が増え身体の代謝も変化しています。妊娠前よりのぼせやすくなっているのでお湯につかるのは10分程度にしておきましょう。

上がる時も急に立ち上がると立ち眩みをする可能性があるのでゆっくり手すりなどを利用して立つようにして下さいね。

転倒注意

妊娠も後期に近づいてくるとお腹が出てきて足元が見えにくくなります。思わぬものに躓く事もありますので気を付けておきましょう。


出産前の思い出作りにもなる妊娠中の旅行ですが気を付けなければならない事がたくさんあります。

しかし赤ちゃんの為なので決して無理をしない予定で計画しましょう。

気を付けなければならない事を事前に確認して安心して旅行を楽しんできてくださいね。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です