ワンオペ育児って専業主婦なら当たり前なの?つらいと感じるママへ
公開日: : 最終更新日:2019/05/01
家事も育児も一人きりで行うこと。いわゆるワンオペ育児の状態にある女性が多いのはご存知ですか?
しかもそういった女性の多くは専業主婦で、何かと不満も抱えているそうです。
そこで専業主婦が陥りやすいワンオペ育児についてまとめてみました。
目次
ワンオペ育児って専業主婦なら当たり前?
外で仕事をしていない専業主婦は、家事や育児を押し付けられがちです。
確かに会社勤めなどをしている旦那さんに比べれば、家に居られる時間が長いのは事実です。そのためワンオペ育児になってしまうのがほとんどです。
しかし専業主婦だからと言って家で何もしていないわけではありません。家事や育児に追われていることが現状です。
さらに言えば給料が発生していないだけで、家事も立派な仕事です。つまり専業主婦だからといってワンオペ育児は当たり前ではないのです。
そこでワンオペ育児をやめさせるには、夫婦で育児をする大切さを旦那さんに分からせる必要があります。
それでは夫婦が協力して育児をすることに、どういったメリットがあるのでしょうか。
- 妻の負担が減る
- 良好な夫婦関係の継続
- 子供の成長の助け
- 子どもにはパパの存在が必要
育児は想像以上に精神的にも肉体的にも労力を使います。しかし会社のように休みの日はありません。
しかも子どもが小さいうちは目を離すことも出来ず、心も身体も一時も休まることができません。それは仕事をしていない専業主婦であっても例外ではないでしょう。
旦那さんの手助けがあれば妻の負担もその分軽減されることになります。
夫婦が共に助け合うことで、この先の夫婦関係も上手く進むでしょう。
裏を返せば、このままでは育児に非協力的な旦那さんに対しては愛情も冷めていく一方です。そういった意味でも旦那さんには育児に積極的に参加をしてもらった方が良いのです。
子どもは人との関わり合いによって発達していきます。母親一人だけよりも、父親との関りがある方が語彙力も増えるそうです。
また子育てにおいて一人では手が回らないこともよくあります。子育てに携わる人間が一人より二人いる方が、断然子どもの成長にとって有利に働くでしょう。
パパとママとでは子どもが求めている役割が違います。
子どもはママに安らぎを求めています。その一方で、パパのことは遊ぶことの楽しさを教えてくれる存在に思う子が多いとのことです。
たとえ子育はママ一人で十分だったとしても、子どもにはパパの存在も必要なのです。
ワンオペ育児にならないための対策
このように旦那さんの育児参加は妻への手助けだけではなく、子どもの成長にも良い影響をもたらすことがわかりました。
育児は夫婦で協力しあうことが大切なんですね。それではどのようにしたらワンオペ育児にならないですむのでしょうか。
対策をいくつか紹介するのでこちらをご覧ください。
- 簡単なことからお願いしてみる
- 旦那さんの必要性を伝える
- あえて楽しそうにしてみる
- 話を聞いてもらうだけでも心が軽くなります
難しいことを頼んでも旦那さんには荷が重すぎてしまうことがあります。
初めのうちは簡単な育児からお願いするといいでしょう。特に子どもと遊んだりするのは得意という旦那さんが多いそうです。
旦那さんの得意なことを見極めたうえで、育児に協力してもらうようにしましょう。
妻が何でも要領よくこなしてしまうと、旦那さんは自分の出番はないと感じてしまうこともあります。
そんな時、子どもの成長には旦那さんの手助けが重要であるということを伝えてみてください。男の人は頼られるとその気になるものです。意外にすんなり育児に参加してくれることもあるでしょう。
人はだれでも大変そうな物事からは避けたがります。育児はツライというイメージを持たれてしまうと、旦那さんも協力する気がおきません。
逆に楽しそうなことに対しては興味が湧き、自分の方から手伝う気になるかもしれません。
専業主婦である人の旦那さんは仕事が激務のため、育児に参加できないケースがほとんどです。
そういった場合は一緒に子育ての話をするだけでもいいでしょう。
育児は精神的に疲れてしまうこともあります。旦那さんとの会話の中できっと心が癒されていくでしょう。
つらい時ははっきり旦那に伝えよう!
ところで専業主婦であることに引け目を感じているという人は少なくないとのこと。そのため旦那さんに育児の話をするをもためらってしまう人がいるそうです。
しかしワンオペ育児がつらくて仕方がない時には、旦那さんの協力が必要不可欠です。そこでワンオペ育児がつらいということを旦那さんへ伝える際のポイントを4つ紹介します。
ため込む前に言う
男の人は一度に沢山のことを言われることを嫌います。ストレスを感じたのならその都度打ち明けるようにしましょう。
回りくどい言い方はしない
つらいという気持ちが旦那さんに伝わらない可能性があります。中には嫌味に聞こえてしまうこともあるかもしれません。つらい時はストレートに伝えた方が旦那さんにも届くことでしょう。
文句ではなく相談
つらい気持ちを伝えるだけではなく、旦那さんにも育児参加をして欲しいのが本音のところです。しかし文句ばかり言っていたのでは聞いてもらえない場合もあります。ならば相談・お願いといった形で切り出してはいかがですか?この方が旦那さんも聞く耳を持ってくれるでしょう。
日頃のコミュニケーションが重要
妻から聞かされるのはいつも育児の話ばかりだと、旦那さんもウンザリするかもしれません。時には夫婦だけの会話を楽しむのも必要なのではないでしょうか。
専業主婦が陥りやすいワンオペ育児についてまとめてみましたがいかがでしたか?
夫婦のあり方は人それぞれ。しかし子どもにとってはパパとママの両方から愛情が欲しいものです。
ぜひこちらを参考にして夫婦で力を合わせて子育てをしてくださいね。