日焼けによるかゆみや湿疹!対処方法や薬は?
公開日: : 最終更新日:2018/04/17
私は日焼けしやすい肌質です。
小さい頃は外で遊ぶことが多く、学生時代は部活動でずっと外でスポーツをしていたので、ずっと真っ黒でした。
肌が黒い人はご存知だと思いますが、黒い人が日焼けしても、どんどん黒くなるだけで、赤くなってひりひりしたり、かゆくなったりはしないようです(笑)
でも、友達に色白の子がいて、日焼けするとすぐ真っ赤になって、ひりひりしたりかゆくなったりしていました。
ひどいときには湿疹のようなものもできていました。
色が白いことは羨ましいのですが、やはりかゆくなったり湿疹になったりするのは辛いですよね。
こんな時、どのように対処したらよいでしょうか?
また、どんな薬を付けたらよいのでしょうか?
目次
日焼けによるかゆみや湿疹の対処方法や薬とは?
1.冷やす
日焼けは、火傷に近い症状がでます。
火傷をしてしまったときはその部分を冷やしますが、日焼けも同じで冷やしましょう。
そうすることで、かゆみを抑えたり、炎症を抑えたりすることが出来ます。氷水などで冷やしたタオルを当てたり、保冷材にタオルを巻いて当てたりしてもよいでしょう。
2.アロエを塗る
それでも症状が治まらない時は、薬をつけましょう。
では、どんな薬を付けたらよいでしょうか?
これも同じで、火傷のときに付けるアロエが効果があります。
小さい頃、火傷をしてしまったときに、お母さんが庭に生えているアロエをちぎって張ってくれませんでしたか?
アロエは生やしておけばどんどん増え、火傷に効いたり、すり潰してジュースにして飲んだり、重宝しますよ(^_-)
日焼けをした時も、アロエをちぎって中のちょっとぬるぬるとした汁を日焼け部分に塗ると効果があります。また、アロエエキス配合の薬も売られています。
そして、いろんな傷に万能なオロナインも効果がありますよ。
3.皮膚科へ行く
それでもかゆみや炎症がひかない場合は、皮膚科で診てもらいましょう。
日焼けによるかゆみや湿疹の原因とは?
ところで、なぜ日焼けするとかゆくなったり湿疹になったりするのでしょうか?
先程、日焼けは火傷に近い症状だとお伝えしましたが、日焼けすると火傷と同じく、その箇所の皮膚の水分が奪われます。それによって皮膚が乾燥してかゆくなるのです。
これがさらに悪化して湿疹になります。湿疹にまで悪化しないように、早めに対処しましょう。
日焼けによるかゆみや湿疹はアレルギーの可能性もある?
日焼けによるかゆみや湿疹は、アレルギーの可能性もあります。
紫外線アレルギーというものです。その症状は、日焼けした部分が湿疹になったり、かゆくなったりします。そして、ひどい時は頭痛などの全身症状を引き起こす場合もあります。
紫外線アレルギーは日光アレルギーや日光過敏症、日光性皮膚炎とも呼ばれており、日光や日光の紫外線が原因で引き起こされるアレルギー反応のことをいいます。
普通の人が浴びても問題のないほどの紫外線照射で皮膚に異常反応が起こります。日差しが強い日には日焼け対策をするのはもちろんのこと。曇りの日にも紫外線はたくさんありますので、油断しないで対策しましょう。
また、化粧品や日焼け止めが合わないと感じたら、すぐに使用を中止してください。
紫外線アレルギーは、検査を受けることが出来ます。大学病院や専門医の皮膚科などで光線過敏症テストを受けます。
日光を浴びた後に先述のような症状を発症し、病院を受診した場合には、ほとんどが紫外線アレルギーと診断されます。
心配になった方は、一度検査を試してみて下さい。
日焼けによるかゆみや湿疹にステロイド薬って安全?
日焼けによるかゆみや湿疹を抑えるにはステロイドが入った薬もあります。本当に使って良いのか、悪化してしまうではないかと不安になることもありますよね。
やはり、ステロイドは、短期間に治すには効果的ですが、使用しすぎると悪化する恐れがありますので、薬の使用上の注意をよく読み、使用量には気を付けてください。
かと言って、ステロイドが入った薬を使わずそのままにしているとかゆみが悪化してしまい、かいてさらに悪化してしまう恐れもあるので、上手に取り入れ、使用していきましょう。
日焼けによる乾燥を防ぐには?
先程、日焼けするとその箇所の皮膚の水分が奪われるとお伝えしましたね。そして、それによって肌が乾燥してしまいます。
日焼けによる乾燥を防ぐには、日焼け対策が一番です。帽子や日傘などで日差しを防ぐだけではいけません。
紫外線は、地面からも照り返してきますよ。お肌にちゃんと合った日焼け止めも塗ってください。
室内にいるときにも紫外線は浴びていますから、なるべく家にいるときも日焼け止めを塗りましょう。
そして、日焼けをしてしまったなと思った日は、いつも以上にお肌に合った化粧水で保湿をしましょう。
そうすることで、お肌の乾燥を防ぐことが出来ます。
まとめ
日焼けによるかゆみや湿疹の対処方法や薬について、お分かりいただけたでしょうか。
●日焼けしてしまったら、その箇所を冷やそう。
●アロエやオロナインなどの薬を使用してみよう。(ステロイドもうまく利用して)
●それでも治らない場合は、病院へ行こう。
●日頃の日焼け対策に気を付け、日焼け止めは肌に合うかどうか確認しよう。
でしたね。
日焼けによってかゆみや湿疹ができてしまう人はもちろん、そのような症状が出ない人も、日焼けはしわやしみの原因でもあるので、ちゃんとケアしましょうね。
日焼け対策は毎日の積み重ねです。
一日ぐらいいや、と思って怠ってしまうと、次の日も、また次の日も、まあいいや、と思ってしまうのが人間です。
毎日コツコツ対策しましょう。
もし、かゆみや湿疹ができてしまった人は、すぐにあなたに合った薬を処方すれば、あとが残ったり悪化したりすることを防ぐことが出来ますので、そのままにしておかないでケアしましょう。