背中の汗対策!原因やお悩み別の効果的な方法とは?

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背中の汗、嫌ですよね…。

臭いがしないか気になったり、色付きの洋服を着ると背中だけ汗染みで濃くなったり、恥ずかしい思いをすることも。

私は汗をかく時期、汗の目立たない白か黒の服しか着れません(涙)。

しかしそれも卒業してみたいです!

背中の汗に悩んでいる人は、一緒に背中の汗対策、お悩み別の効果的な方法をチェックしてみましょう!

背中に汗をかかないようにする効果的な対策は?

私たちには、暑くなると皮膚表面の温度を下げるため、汗を蒸発させようとする機能が備わっています。すなわち、「汗をかく」ということは「体温が上がってしまっている」ということです。

なので背中に限らず、体温を上げないようにすれば汗をかかないようになります。

しかし、自力で体温を上げないようにする、というのはほぼ不可能ですよね。

ではどうすればいいのか、チェックしてみましょう!

ツボを刺激する

そんなことで汗をかかなくなるのか、少し疑わしいかもしれません。

しかし、実際に汗に効くツボというのは存在するんですよ。

陰郄(いんげき)

手の平を上側にして、手首の付け根・小指側から親指の半分くらいひじ側へ下がったところにあるツボです。

陰郄

合谷(ごうこく)

手の甲を上側にして、人差し指と親指でV字をつくり、その角の部分にあるくぼみが、汗にきく合谷というツボです。

合谷

大包(だいほう)

また、左右の脇の下部分を強く抑えると、より汗効果に期待ができます。

これは大包というツボを圧迫することにより、体の上部分に汗をかかないようになるのです。

大包(だいほう)

実はこれ、顔に汗をかかないことで有名な舞妓さんも実践しているようですよ。

舞妓さんの場合は、脇の下を紐で圧迫することによって、汗を止めているのです。

この方法を利用した商品も開発されていて、実際に、汗を止めるツボを抑える女性用下着や、汗止めシールなどといった商品も販売されています。

制汗剤やベビーパウダーで予防

手っ取り早く汗を抑える方法として利用されている、制汗剤とベビーパウダー

制汗剤もベビーパウダーも理屈は同じで、汗腺に蓋をして汗を出てこなくしてしまおう、という事です。

でも汗腺を塞いでしまうなんて、体温調節ができなくなるんじゃ……と思われる方もいるかもしれません。

でも安心してください。体の一部分の汗腺を塞いでも、全身から汗が出なくなったわけではないので、体にはほとんど影響がないのです。

また、制汗剤やベビーパウダーは汗そのものを吸収してくれるので、汗をかくまえにケアしておくだけで効果が得られます。

しかし、汗の量が多い場合や洋服などで摩擦が起きれば、制汗剤やベビーパウダーは簡単に落ちてしまうので、1日に何度もスプレーしたりする必要はあります。

最近は匂いにこだわった商品や、ひんやりタイプの物も販売されているので、匂い対策、暑さ対策もできますね。

通気の良い洋服を着る

暑さで汗をかく時期に、わざわざ厚着する人はいないと思いますが、なかには仕事でスーツを着たり、暑い場所で作業する人もいますよね。

本来なら気候に合った服装をするのが1番ですが、それでも、夏用のスーツや薄手の作業着も売られているのは、炎天下でもやむを得ず厚着をしなければならない状況があるからだと思います。

そういう状況で少しでも快適に過ごすには、どういった服を着ればいいのでしょうか。

それは、汗の蒸発を妨げない通気性のいい服を選ぶべきです。

また、洋服の素材やデザインを変えてみるだけで、汗対策はできますよ。

たとえば、

  • 昔から夏用の生地として使われている麻
  • 汗を吸収・蒸発しやすい綿
  • 化学繊維素材の物
  • 風を通しやすいように襟や袖口が大きめに開けた締め付けないデザインの服

などがおススメです。

背中の汗がひどい場合、何が原因?

洋服が肌にへばりついてしまったり、流れる汗が分かるなど、背中の汗がひどい場合、外に出るのも嫌になりますよね。

多くの人は、なぜこんなに汗をかくのか、原因が分からないのがほとんどです。

では、何が原因なのでしょう?

汗腺が多い

そもそも、背中には汗腺が多いため、必然と汗をかきやすい場所なんです。

汗をかきやすいのに、人前ではなかなか汗を拭くこともできないため、より汗が溜まりやすい、汚れやすい場所とも言えるんですね。

体温調節機能の低下

クーラーで冷えすぎたりすると、体が自然に体温を調節する、体温調節機能が低下してしまいます。

体温調節機能が低下すると、体温調節が上手く出来なくなるため、汗を異常にかく、または一切かかなくなる、暑さや寒さに鈍感になるなどの症状が表れます。

本当は寒いのに汗をかいたり、汗をかいても暑さが引かなかったりする人は要注意です。

生活習慣の乱れや病気

脂っこい高カロリーの食事やアルコール、偏食や暴飲暴食などしていると、汗をかきやすくなります。

また、肥満更年期ホルモンバランスの乱れなどでも汗をかきやすくなるため、当てはまるかも…という人は、生活習慣を改善したり、病気を治すようにしましょう。

汗をかいた後の気になる臭いに効果的な方法は?

スメルハラスメントという言葉も定着しつつありますが、「あの人汗臭い」なんて思われたくないですよね…。

でも、汗自体には臭いはないって知ってましたか?

ではなぜ汗をかくと臭くなるのでしょう?

雑菌が繁殖している

背中の汗は皮脂も排出されます。その皮脂が汗と混じり、衣類に吸収され、乾燥すると…。

なんとなく想像できますよね(-_-;)

背中にニキビが出来やすい人は、皮脂汚れと雑菌が原因かもしれません。

臭いに効果的な方法は?

簡単に出来る方法は、定期的に汗を拭くことです。ボティシートやタオルなどできちんと汗を拭きとりましょう。

汗を拭く

また、着替えをするのも効果的です。

最近では、汗の臭いを抑える柔軟剤などもありますが、柔軟剤のニオイがキツすぎるのもまた問題です。柔軟剤のにおいと汗の臭いが交わってしまったら元も子もありませんよね。

衣類はきちんと乾かすのも大切です。

背中の汗が気になる場合に最適な服の素材や形は?

筆者も悩みを抱えている服の素材や形ですが、背中の汗が気になる場合は、どんな物が良いのでしょうか。

汗を吸収・蒸発する素材

理想的なのは、スポーツウェアなどに使われている素材です。吸収性、速乾性に優れています。

また、綿素材は臭いを抑えるのに良いとも言われています。

最近では汗を吸収、蒸発させるようなインナーも売られているので、試しに買うのも良いかもしれませんね。

ゆったりした形の物を

体にぴったりサイズの物だと、汗を吸収しても、また汗をかいて吸収され、と不衛生になりがちです。

ゆったりした形の物なら、風を通し通期もいいので、汗を抑え乾燥させてくれます。

リュックを背負っている時の背中の汗対策は?

リュックを背負っている時の汗対策

近頃、リュックが流行っていますよね!挑戦してみたいけど、背中の汗が気になる、という人もいるのではないでしょうか。

リュックを背負っている時は、どんな汗対策がいいのでしょう?

メッシュ素材のリュックを使う

リュック側も汗対策しています。

背中に当たる面にメッシュ素材を使う事で、リュックを背負っていても通気が良くなります。

リュック用の背中パットを使う

リュックに取り付けるタイプのパットが販売されています。

パットを付けると、背中とリュックの背中面に隙間ができ、汗をかいても風に当たり乾燥しやすくなります。

リュックも汗で汚れないので便利グッズですね。

着替えを用意する

リュックを背負うと、どうしても通常より汗をかきやすくなります。背中が空気に触れないため、熱を持ちやすく、乾燥もしづらいためです。

リュックをどうしても背負いたい場合は、着替えを用意しておいた方が無難でしょう。


背中の汗対策、いかがでしたか?

汗はかくものだから仕方ない、と諦めていましたが、きちんと予防、対策することで、カラフルな洋服も着る事が出来そうな気がしてきました!

今回のまとめは、

  • 制汗剤やベビーパウダーで汗予防
  • 汗ふきシート、着替えなどで臭い対策
  • 食生活や衣類の種類で汗を抑える事も可能

背中の汗対策で悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね!

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