部屋の湿度対策の仕方とは?湿度を適度に保つ方法!

公開日: : 最終更新日:2019/01/29




湿度とは、空気中に含まれる水分の割合のことを言います。

目には見えませんが、空気中には絶えず水分が含まれているのです。同じ温度でも湿度が高いと暑く感じたり、低いと寒く感じます。

日本の夏は湿度が高く、陰に入ってもジメジメと嫌な暑さが続くことは、もう皆さん当たり前のようにしっていますよね。

夏場はちょっと外に出るだけで腕も顔もベタベタするのは、この湿度が原因です。

湿気が多いと、主婦の大敵!ダニやカビが発生する原因となりますから、しっかりと対策を練りたいところですね!!

そこで今回は、部屋の湿度を快適に保てる方法、湿気対策についてご紹介します。

部屋の湿度を適度に保つための湿度対策の仕方とは?

湿度計
室内で過ごす時の最も適した湿度は何パーセントか知っていますか?

室内の最適な湿度は40~60%と言われています。

湿度の低い冬場は40%以下になると、空気中にウイルスが活動しやすくなるだけでなく、肌や目、のどが乾燥しやすくなり、風邪をひきやすくなります。インフルエンザウィルスが冬の時期に流行るのは、湿度が低くウィルスが活発になっているからですね。

反対に湿度の高い梅雨や夏場は60%を超えると、カビやダニが発生しやすくなったり、ジメジメと過ごしにくくなります。

梅雨時の湿度はなんと90%を超える時もあるそうです。(雨で洗濯物が乾かないからといって、部屋干しなんてした日には、湿度はどえらいことになっているはず?!)

カビが発生すると、布団がかびたり布製品から嫌な匂いがしますね。それだけでなく鼻炎やアレルギー症状、カビ中毒、水虫、たむしなど色んな病気になるリスクが!
湿度が高くても低くても人は病気にかかりやすくなってしまうのですね。できれば湿度を50パーセント位で保てれば一番良いのですが・・・

そんな湿度を適度に保つために欠かせないのは、「湿度計」です。今過ごしている部屋の湿度も知らずに対策なんて、出来ませんからね^^;

この湿度計が示す数値により、40%以下なら加湿を・・・60%以上なら除湿をする必要があります。

ちなみに家の中で一番湿度を気にしなければならないのはどこの部屋でしょう?

家族みんなが集まるリビング?料理で蒸気が出て湿度が高そうなキッチン?・・・
正解は「寝室」でした。意外に盲点ですよね。昼間は学校や仕事、買い物などで外に出ることが多いです。夜帰宅してからは家の中で過ごされると思います。そうすると、リビングでご飯を食べたりTVを見たりするのはほんの数時間。寝ている時間が一番長いんです。また寝ている間は鼻呼吸が理想ですが、たまに口呼吸になってしまう方もいらっしゃいます。

リビングももちろん大事なのですが 、家の中で湿度が高い部屋と低い部屋を一度確認してみると良いでしょう。

そういえば、温度計に比べると、湿度計ってあまり馴染みのない人も多いかもしれないですね。

我が家はニトリで買った、温度計・湿度計が一緒になった壁掛け時計がありますが、まぁ湿度は見ない見ない(笑)興味なし!笑

どうやら100均でも売っているらしいので、一度お試しください^^

簡単に出来る除湿の方法とは?

エアコンのドライ機能で快適
湿気が多いと過ごしにくいですよね・・・

簡単に出来る除湿方法を調べたところ、現代人にはやはり除湿機やエアコンのドライ機能を使うのが効果絶大!手っ取り早いと思います。

コストはかかりますが、夏場の湿気は除湿機やエアコンのドライ機能を使わないとなかなか減らせません^^;

もう一つ、簡単に出来る除湿方法ですが、これは、雨の日に効果のある方法です☆

梅雨時や夏場、雨の日は洗濯物を部屋干しする人は多いかと思いますが、そんな時、部屋の湿度は洗濯物の水分も含み、一気に膨れ上がります・・・

除湿機やドライ機能だけでは追いつかないかも?!

そんな時頼りになるのが新聞紙です。

部屋干しした洗濯物の周りにくしゃくしゃにした新聞紙をいくつか置いておくだけで、洗濯物から出る水分(湿気)をしっかり吸い取ってくれます。

部屋に湿気をこもらせない方法とは?

重曹をいれた瓶
部屋に湿気を少しでもこもらせない為にはまず、換気をする事です!

これは基本中の基本ですので(そんなこと知ってるから、他の方法教えてよヽ(`Д´)ノ)と言う人もいますよね・・・(ごめんなさい)

では、ご紹介します♪

用意するものはこちら↓↓

  • 重曹
  • ガーゼ
  • リボン
  • 飾り(あってもなくてもOK)

<作り方>

瓶の中に重曹を入れて、ガーゼを被せリボンで閉じるだけ!

見た目を可愛くしたい時は、マスキングテープや、飾りなどでアレンジするとインテリアにも良いですよ^^

これを部屋のいたるところに置いておきます。

それだけで部屋の湿気を丸ごと取ってくれるので、湿気がこもるのを防げます☆

重曹は、なんにでも使える万能の粉なので常に常備しておくと良いですね^^

カビの予防法とは?

カビ
湿気・湿度と聞いてまず思い浮かべるのがカビ・・・。カビを予防する為にはカビの特性をまず頭に入れておくことが大事です!

<カビが繁殖する為の条件>

  • 湿度・・・70%を超えると、危険ゾーン!すぐにカビが繁殖します。
  • 温度・・・20~30度がカビにとっての適温と言われています。
  • 酸素・・・カビも生き物ですから酸素を吸って生きています。
  • 栄養・・・カビは汚い・不潔なところが大好き!(アンパンマンのカビルンルンを思い浮かべるとわかりやすい・笑)汚れやほこりを栄養とします。

これを踏まえた上での予防法は・・・

湿度は70%を超さないように、しっかり湿気対策を行うこと!温度計や湿度計を置いて、こまめにチェックする事が大事ですね。

また、湿気の多い季節には特に掃除を念入りに行うことで少しでもカビは予防することが出来ます。


快適な湿度は、家族の健康を守ったり、住みやすく清潔な家を作ることに欠かせません。

湿気の多い季節も快適に過ごせるように、楽しんで湿気対策を行ってくださいね♪

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です