エアコン掃除の頻度はどれくらい?方法はどのようにやる?
公開日: : 最終更新日:2019/01/06
梅雨時期・夏・冬、と1年中活躍してくれるエアコン。
よく働いてくれるエアコンの掃除はされていますか?
でも、いざ掃除を始めよう!と思っても、いつ、どれくらいの頻度で、どんな方法で行えばよいのかなど、そもそもエアコンの掃除って、自分できるものなのかもわかりませんよね。
そこで今回はエアコンの掃除の頻度や方法についてご紹介していきます!
目次
エアコン掃除はどのくらいの頻度でやるのがおすすめ?
まず自分で取り外しできて、簡単にできるエアーフィルターの掃除についてです。
基本的に自分で掃除することを前提に作られている部分ですので、目安ですが、2週間に一回の割合で行うようにしましょう。
ただし、これもエアコンの使用頻度によって大きく変わってきます。ほとんど夏にしか使用していないエアコンでは冬場はあまり掃除の必要はありませんが、毎日運転させているなら、1週間に1度はフィルターのチェックが必要になります。
1人暮らしで昼間はお仕事、夜だけエアコンをつけるという場合なども、夜つけっぱなしにしているなら1週間に1度は掃除が必要だと思います。
また、最近では24時間つけっぱなしのお家もあるかと思います。この場合だと、3~4日に1度はチェックしてください。
ただ使用していなくても、意外と知らないうちに家の中のほこりをためていることがありまよ。掃除機でフィルターの埃を吸い取るなどの簡単な方法でこまめに掃除するようにしましょう。本体上部の埃も忘れずに。
次に熱交換機の部分ですが、これは、エアーフィルターを外した奥に見える部分のことを言います。「冷却フィルター」とも言います。
主に市販されている専用のスプレーを使用すると手間もかからず自分で行うことが出来ます。
こちらは目安として、1~3年ぐらいの間に汚れがついているかどうかを確認しながら、その都度の汚れに応じて行うのが良いです。
エアーフィルターを掃除するときに一緒に確認するとよいでしょう。スプレーをかけていくと、室外機から流れ出る水が汚れているのがわかります。
他にファン(送風機)がありますが、こちらはエアーフィルターに比べて掃除の手間がかかります。
洗浄液回収用のビニール袋を取り付けた後、洗浄剤が汚れを落とすまでの待たなくてはいけなかったりと非常に時間がかかるので、自分で行うのに自信の無い方は業者に頼みましょう。
エアコン本体を外すわけにはいかないので、部屋が濡れたり汚れたりしてしまわないように、きちんと養生しないといけませんので、大掛かりなものになります。
もし業者に頼む場合は、一緒に冷却フィンも掃除してくれることが多いので、合わせてお願いするとよいかと思います。
掃除の頻度ですが、一度掃除を行えばよほど劣悪な環境でない限り2~3年はそのままで大丈夫なようです。
ただ、業者によっては年に一度の頻度で掃除を勧めることもありますが、自分の部屋の環境や使用頻度でも汚れ方は変わるので、1~3年くらいの期間自分の目で確認し、汚れた、と感じた時が掃除のタイミングです。
エアコンを設置している部屋の状況で、掃除の頻度は変わってきます。キッチンの近くの部屋だと油分が。寝室だと布団の埃が。フィルターの掃除の際に汚れ方を見ておいて、部屋によって掃除の頻度を変える方が良いでしょう。
では、具体的な掃除の仕方や掃除に最適な時期などを見ていきましょう。
エアコン掃除をする時期はいつがいい?
しっかりと内部まで掃除を行う場合は、春・秋のエアコンを比較的使用しない時期に行うのが一般的に良いとされています。
また、掃除をする目的ですが、なるべく稼働効率を良くしたい、内部にカビや汚れの無い状態で夏を迎えたい場合は春に行い、夏にフル回転させて披露したエアコン内にかなりの汚れがたまったと思われるタイミングで一気にきれいにしよう、という場合は秋に行うのがベストです。
自分で行わず、エアコンの掃除を業者に頼む場合も春と秋はおすすめです。
なぜなら、春と秋は業者側に時間の余裕があるため、低価格キャンペーンなども行っている業者もあるので、そういったお得な時期を選ぶのもおすすめです。
エアコンの掃除は業者に頼む?
エアコンの構造上、自分でできる部分と自分でやるのは難しいところにわかれています。
また、自分でやる場合は費用的には安く済むかもしれませんが、時間と手間が考えている以上にかかることがあります。
普段やらないことなので、時間がかかることは避けられないことです。
エアコン専用のクリーニング剤も買いに行かなければならない手間と時間を考えれば、業者に頼むのも一つの方法だといえます。
春や秋の時期には一台当たりのクリーニング料金が場合、6,000円を切る価格のところもあります(業者によります)ので、掃除をする手間を考えれば業者に頼んでしまう方が良いこともあります。
しかし、真夏の7月・8月などの忙繁期は業者の価格も上がる傾向にあるので、この時期に行うなら自分でできる範囲以外の部分を自分で行い、残りの一部分を業者に依頼するという方法もあります。
これなら料金も安く仕上げることが出来ます。
自分でできるおすすめのエアコン掃除グッズを紹介!
時期になると、ホームセンターなどで「エアコンクリーニングキット」を販売しているのを見かけると思います。
多くの人が気になるのは、やはり電気代の節約に一役買ってくれることを期待しているようですね。
このような理由から、エアコンの効きがよくなるような、熱交換器などのエアコン内部の洗浄クリーナーが人気です。
エアコン内のカビ対策用品も人気で、こちらは手軽なスプレータイプが使いやすいとのことです。
例えば、冷却フィンや送風ファンのカビ・バクテリアも洗浄、ニオイの元を絶つ洗浄剤やエアコンの嫌な臭いを消し、細菌やカビの発生、繁殖を防止、抑制する防カビ剤の入ったスプレーやフィルター部分に貼るだけで、室内のホコリ・ニオイをつかみ、手軽に汚れ・ニオイ対策ができる張るタイプのものも人気があるそうです。
いずれも700円~2000円台で購入可能です。
自分でできるエアコン掃除の方法は?
どうしても自分でエアコンの掃除を行う場合は、慣れてない方だとファンの掃除が非常に手間に感じることを承知したうえで始めましょう。
まず、エアコンクリーニングキット商品を購入しましょう。
手順ですが、
- スイッチを切り、コンセントを抜く
- エアコン回りや床などにビニールシートを敷く
- エアコンの説明書を読みながら本体カバーを外す
- 中の汚れの具合を見る
- 汚れがあまりないようであれば基本的には水だけでできますが、汚れがひどければ中性洗剤を使いましょう
- 本体のフィン部分は絶対触らないようにして市販のスプレーを内部にかける
- 洗剤が残らないように丁寧に水で流す
- 終わったら一時間以上は送風にし、内部を乾燥させること
となります。
購入したクリーニングキットをよく読んで、その手順に従って行うようにしましょう。
まとめ
今回のエアコンの掃除についてはいかがでしたか?
エアコンの掃除を怠ると、熱効率が悪くなって電気代がかさんだり、内部にカビが発生して悪臭の原因になるなど、お財布や健康にも影響を及ぼしてしまうんですね。
できれば夏が来る前か、夏が終わってから、自分でやるならじっくり時間をかけて。
業者にお願いするなら低価格帯を提供する春・秋の季節に行うのがベストですね!
どちらの方法で行うにしても、エアコンの掃除は大切な行事ごと。
しっかりと計画を立てて掃除を行いましょう。