退職の挨拶!メールを社内の人に送る場合の例文!
公開日: : 最終更新日:2018/10/03
退職の際、社内社外問わず挨拶メールを送ることは、今では特にビジネスマナーに反することではなくなりました。
逆に今では多くの人に対して相手の時間を煩わせずに挨拶できるのでかえって合理的な挨拶と認識されています。
では具体的に退職の挨拶メールはどのように書けば良いのでしょう?
ご挨拶メールですから、ある程度定型的な書き方はありますが、送る相手が同僚か部下か、上司かはたまた社長かによって多少書き分けが必要です。
目次
退職の挨拶メールで社内の上司に送る場合の例文!
書き出しに名前を呼びかけましょう。
上司には一斉メールは控えましょう。
本文書き出しの前に「○○部長」と相手の名前を呼びかけましょう。
書き出し例文
お世話になったお礼を伝えましょう。
例文①
例文②
具体的にお世話になった事柄も加えましょう。
例文①
例文②
例文③
そして今後のことに触れて明るく閉めます。
例文①
例文②
退職の挨拶メールで社内の部下に送る場合の例文!
文体はていねに書きましょう。
普段社内の部下とフランクな付き合いをしている場合でも、退職の挨拶メールはフォーマルなものですから、ていねいな言葉を選んでください。
「君たち」とか「諸君」などはNGです。
一斉メールでもOK!
部署の全員やプロジェクトメンバーなと、横並びの関係にある人たちには一斉メールでも構いません。
CCやBCCは使用せず、全員を宛名にして、誰に出したかわかるようにしておきましょう。さらに、書き出しで一斉メールであることを伝えておきましょう。
書き出し例文
これまでの感謝の気持ちを伝えましょう。
例文①
例文②
今後の部下に期待の言葉を添えてしめましょう。
例文①
例文②
退職の挨拶メールで社長に送る場合の例文!
件名に所属部署も入れておきましょう。
社長と面識がある場合も無い場合も、件名は「【退職のご挨拶】□□部 山田太郎」にしましょう。
書き出し例文
上司や部下、同僚には「本来ならお伺いして~~」と続けるのが定型ですが、社長の場合には省いても良いでしょう。
会社に対する思いをつづってみましょう。
例文①
例文②
会社の将来を願う一文でしめましょう。
例文①
例文②
メールを書く時のコツは?
退職挨拶メールを出す時期は?社内向けなら最終日の退社時間の1~2時間前が良いでしょう。
もちろんそれまでに実際に出向いて挨拶を済ませる場所がある場合は済ませておきましょう。
メール件名に、退職の挨拶と明記しましょう。
件名の冒頭に「退職のご挨拶」と書きましょう。
目立つように【】(隅つきカッコ)で囲み【退職のご挨拶】と書くと、色が強いので目立ちます。
その後に、相手にわかりやすいように自分の名前を加えておきましょう。
くれぐれも単なる「お礼」とか「ごあいさつ」とか「おつかれさまです」などと書かないようにしましょう。
メールを書く時の注意点
退職理由は詳しく具体的に書かない。
例文に挙げたように、退職理由は「一身上の都合」で十分です。
結婚や出産など、おめでたい理由なら書いても良いように思えますが、さまざまな事情を抱えた人がいるので、社内に向けたメールでも書かないほうが無難です。
退職後の連絡先等は知らせる?退職後も個人的に付き合いたい上司や部下などに対して、自分の連絡先を伝えておきたい場合もあるでしょう。
しかし、会社のメールアドレスに私的な用件を書くことは極力避けましょう。
個別に連絡を取りたい人には、会社メールではなく直接連絡先のメモを渡すなどの手段が無難です。
退職の際には仕事の引継ぎや退職にかかわる事務手続きなど、やることがたくさんありますが、心残りのないように挨拶すべきところにはキチンと挨拶して、新しい生活に向かって気持ちを切り替えていきましょう!