カラコンの眼科の値段!診察も合わせて全部でいくら?眼科は安心!
公開日: : 最終更新日:2018/12/26
女の子は高校生になるとメイクにも興味が出てきますね♪
ファンデーションや口紅、つけまつげなどから始まり、次第にカラコンもしてみたくなると思います。
高校生に人気のティーンズ雑誌のモデルさんもカラコンをしていることもあり、今や十代の女の子の間でカラコンはおしゃれに欠かせないアイテムです(^^)
カラコンは目に装着するものなので、安全に気をつけないといけないのはみなさんもわかっていると思います。
しかし、「メイク関係はお小遣いの範囲で」となっていることも多い高校生の女の子には眼科での診察料など気になるところですね。
「カラコンを眼科で買う時の料金はどれくらいかかるの?」
「やっぱり眼科で買う方が安全?」
「眼鏡屋で買う時はどうするの?」
など、気になることを実際に知人が経験したカラコントラブルもまじえてお伝えしていきます♪
カラコンをつけてみようと思っている人はぜひ参考にしてみてくださいね(^O^)/
カラコンを眼科で買う時の料金は?
最近ではカラコンをしている方が非常に増えてきていますよね。
オシャレをするうえで欠かせないアイテムになりつつあるカラコンを日常的に使用するとなると気になるのはやはり料金です。
カラコンにもたくさんの種類がありますが、眼科でカラコンを購入すると1箱30枚入り、3000円~4000円です。
両目の視力が違う人は2箱必要なので6000円~8000円かかります。
最近では度付きのカラコンだけでなく、度なしのカラコンを扱っている眼科も増えてきましたので、視力が良い方は1箱ですみますね。
眼科では信頼のあるいくつかのメーカーのものを取り扱っていて、ほとんどがワンデータイプです。
ワンデータイプは使い捨てなのでお手入れの手間もなく衛生的に使うことができます。
ワンデータイプだと必要な日だけ使うことができるので、実際は1ヶ月で使い切ることはなさそうですよね。
学校にカラコンは禁止でしょうから、休日で彼氏や友達とでかける時にしか使わない場合は数ヶ月はもちます。
ただ最近のカラコンは目の色を変えるだけではなくさまざまな効果を持っていますよね。
- 目を大きく見せる
- 瞳を大きく見せる
- 目元をきりっとクールな印象にする
- 目元をやわらかな印象にする
これらのカラコンはファッション用アイテムとして販売されているのですが、度なしの物でバリエーションも多く、眼科では扱っていなかったりします。
医療用とは違いファッション目的で、一重瞼・二重瞼・つり目・たれ目などの欠点がカバーできる商品です。
カラコンを入れたい理由がはっきりしているのであれば、その用途に合ったものを買った方が良いでしょう。
しかし、商品が良くなってきたとはいえ、眼科で手に入る商品と比べると安全性の面では心配なところもあります。
でも安全性を考慮して眼科でカラコンを買うとしたら、購入費用だけでなく診察料などもかかってきます。
一体いくらになるのでしょうか?
眼科診察料は幾ら?
眼科診察料は健康保険適用で1000円~2000円です。
カラコンをつけるためには、視力の他に目の状態を検査して異常がないかどうかを調べます。病院や目の状態によって違いますが、次のような検査があります。
- 角膜や眼底などに異常がないか調べる
- 裸眼視力の測定
- 近視、遠視、乱視の度合いをみる
- 角膜曲率半径(角膜のカーブ)を調べる
- 眼圧測定
目の柔らかさを調べます。 - 角膜内皮測定
黒目の透明性を維持する内皮細胞の大きさ、形、数を調べます。 - 角膜形状解析
黒目の形を調べます。
病院の検査ってなんだか怖いしドキドキしますよね。
私も病院は苦手なのですが、眼科は痛い検査はないので大丈夫ですよ。
眼圧測定は空気を目に当てて角膜のへこみを見るので、シュッと出る空気に驚くかもしれません。私はビックリしてよけてしまい、やり直しになりました(・。・;
一応看護師さんが「風が出ますよー」とか言ってくれるのですが、分かっていても驚いてしまうんですよね。中には椅子ごとひっくり返ってしまう人もいるそうです^^;
そんなことになって頭でも打ってしまったら眼科の後に違う病院に行くはめになるかも…(゜_゜)
でも、眼圧測定でびっくりしてやり直しになる人はすごく多いらしいので大丈夫です!!
最近は雑貨屋やネットでも気軽にカラコンが買えるようになりましたね。眼科と違って診察料はかからないので安くすませられますが、やはり眼科でカラコンを買うほうが安全なのでしょうか?
やっぱり眼科でカラコンを買うほうが安全なの?
カラコンは、眼科で買うほうが安全です。
特に初めての時は眼科で買うことをおすすめします。カラコントラブルの大半が通販などで購入したものを使っていた人です。カラコン使用での目のトラブルは次のようなものがあります。
- 角膜浸潤
角膜に傷がついて起こります。痛みや充血、涙が出るなどの症状があり、角膜が白く濁ることも。 - 点状表層角膜症
角膜の表面の小さな細胞が死んでしまい、充血、涙目、光に過敏になる。 - アレルギー性結膜炎
かゆみ、充血、涙目などの症状。花粉の季節などでアレルギー物質がコンタクトレンズに付着するとアレルギー性結膜炎になりやすくなります。 - 毛様充血
角膜などの炎症によって黒目の部分が充血。角膜炎や急性の緑内障などで起こることもあるので早急に治療が必要です。 - 角膜潰瘍
目の異物感、激しい目の痛み、充血などがあり、炎症が続くと角膜が濁って潰瘍ができます。 - 巨大乳頭結膜炎
かゆみ、目やにがあり、上まぶたの裏側にぶつぶつができます。
安さばかりに気をとられて酸素透過性の低いレンズを使っていると、目に必要な酸素が行き渡らずにこのような病気の原因になるんです。
もちろんレンズばかりが原因ではなく、使用期間を守らなかったり、レンズの扱いに問題がある場合もあります。
ですが、私たちがレンズを見ても酸素透過性が高いかどうかなんて分かりませんよね。少なくとも眼科では粗悪なカラコンは扱っていません。
また、眼科で検査をすることでカラコンをしても大丈夫かどうかも分かります。
自分では気づかないけれど、眼科で検査をしたらカラコンに適応しない状態だったということもあるんです。また、眼科では装着の仕方や注意点などわかりやすく説明してくれます。
私の友人の娘さんが、ネットで購入したカラコンを1年間使用したあたりから目に異常を感じ、眼科に行ったところ巨大乳頭結膜炎になっていました。
休日のみの使用だったので、お母さんは娘がカラコンをしていることに気づいていなかったそうです。
娘さんは「眼科でカラコンを買うと高くなってお母さんに怒られると思ったから、内緒でカラコンをした」と言っていました。
世のお母さんがカラコンを反対する理由は、ほとんどが金額的なものではありません。わが子の体が大事だから反対するんですよ。
どうしてもしたかったら、「眼科に行ってちゃんと定期検査も受けるから」ときちんと話したら分かってくれるんじゃないかと思います(^^)
カラコン使用のトラブルで眼科を受診したほとんどの人が10代の女の子で、どんどん低年齢化しているとも言われています。
高校生くらいだと使えるお金も限られてくるとは思いますが、目は一生の付き合いです。どうか大事にしてくださいね♪
では、眼鏡屋なら安心して買うことができそうですが、その場合処方箋は必要なのでしょうか?
眼鏡屋でカラコンを買う時に処方箋は必要?
眼鏡屋でカラコンを買う時に処方箋を提出する法的義務はありませんが、お店によっては提示を求められます。
カラコンは「医薬品」ではなく「高度管理医療機器」なので、薬事法上の提出義務はないんです。しかし、お店によっては処方箋の提出を求める理由は次のようなことがあげられます。
- お店の販売方針
- メーカーがお店に対して処方箋の提出を勧めている
どうしてこういうことがあるかというと、眼科検診を全く受けていない人がカラコンを使用することで、目に障害が出ることを防ぐためです。メーカーや販売側としては売る方と買う方お互いのことを考えると当然のことと言えるでしょう。
処方箋の提出を求めない眼鏡屋は何も考えていないのかというとそうではありません。
酸素透過性の低いカラコンを使用すると目のトラブルは起こりやすいのですが、眼鏡屋で粗悪な商品を扱っていることは考えにくいです。
ちゃんとしたレンズを使用した場合、カラコンの使用で目に障害が出るのは間違った使用法によるものが大きいので、購入時に正しい使用法を伝える事で問題ないという考えです。
カラコンを購入する度に眼科で処方箋を出してもらうのは、なかなか手間のかかることだと思います。
初回は眼科検診できちんと診てもらうとしても、定期的に検査を受けるなら次回は気軽に買うことができるお店で買いたいですよね(^^)
ドンキホーテはカラコンの種類も豊富で安く購入できるのですが、安全なのでしょうか?
ドンキホーテのカラコンは危険?
ドンキホーテのカラコンは安全です。
以前、ツイッターで
「ドンキホーテで購入したカラコンで目が痛くなって病院に行ったら‘‘このままつけていたら失明する’’と医者に言われた」
というのをつぶやいた人がいます。
このようなことが拡散されてしまったことから、ドンキホーテは声明を出しました。ドンキホーテが出した声明を要約するとこのようになります。
- ドンキホーテは「高度管理医療機器」として厚生労働省から承認を受けたものだけ取り扱っている
- 都道府県知事から販売業の許可を受けた販売管理者を設置して販売している
- 購入の際には店頭の専門スタッフから商品の特性や取り扱いの説明を受けて欲しい
- ドンキホーテのカラコンオンラインショップを利用する時は「知っていますか?カラコンのこと!」に記載されている内容を必ず確認して欲しい
この声明を読む限り、ドンキホーテのカラコンは安全です。上記の「知っていますか?カラコンのこと!」にはこのようなことが書かれています。
- まずは眼科に行って検査を受ける
- 定期検査を必ず受ける
- 装用時間を必ず守る
- 友達との貸し借りはしないように
この他にもいくつかの注意事項等がわかりやすく書かれています。「小さく書かれていて見落とした」なんてことはあり得ないくらい思いっきり真ん中に表示されています。
ツイッターでつぶやかれた内容には
「どんな使用法をだったのか」
「実際に病院に行ったのか」
を証明するものは一切ありませんでした。つぶやいた人の真意はわかりませんが、最近は面白半分でつぶやいたことが大きな問題となることが多いですよね。
ネットでの発言にも責任がともないますので気をつけましょう(^^)
高校生にもなるとおしゃれに興味を持ち、おしゃれを楽しむのはごく当たり前のことです。
ですが、体を危険にさせてはいけませんよね。
- 眼科の検診を受けてから購入する
- 定期的に眼科検診を受ける
- 使用法を守る
などに気をつけてカラコンを使用しましょう!
これまでカラコンを眼科で買う時の料金などについて色々書いてきましたが以下がまとめです。
- カラコンを眼科で買う時の料金は1箱30枚入りで3000~4000円
- 眼科の診察料は1000~2000円
- 眼鏡屋でカラコンを買う時は処方箋の提出義務はないが、提出を求めるお店もある
- ドンキホーテのカラコンは安全
カラコンを使用する時に気をつけたいことは、
- 初回は必ず眼科で検査を受ける
- 定期的に眼科検診を受ける
- 使用法を守る
装着するだけで瞳が大きく見えたりかわいい色になるカラコンは、慣れてしまえば他のメイクよりも簡単に変身できる優れ物です。
高校生は友達とファッションやメイクの会話を楽しむのも大切な時間ですよね♪
眼科の料金が気になってしまう気持ちはわかりますが、診察代の1000円程度を惜しんで大事な目に障害が起こってしまったら大変です。
自分の体を大切にしながらおしゃれを楽しんでいきましょう(^O^)/