シルバーウィークin2018!いつからいつまで?連休は何をする?
公開日: : 最終更新日:2018/10/28
シルバーウィークってなに? と、首をかしげるかたもまだまだいらっしゃるでしょう。反面、今年のシルバーウィークを去年から心待ちにしていたかたも♪
今回は秋の行楽シーズンにどんぴしゃな大型連休のことを紹介しますね。
まずはシルバーウィークの日程に関して書いて、次に何をするのがオススメなのかを書きます。
そもそもシルバーウィークとは何なのでしょうか?
目次
シルバーウィークをご存知ですか?
世間にまだまだ定着していない『シルバーウィーク』。
なぜかというと、この祝休日の連続は比較的最近決定されたからであり、そして滅多に訪れない大型連休であるせいです。
そう、去年は連休が1回、3連休が1回のみで大型連休になりませんでした。
カレンダーがうまく重なって五連休になったときのみをシルバーウィークと表現します。
しかし意外にもシルバーウィークの歴史は古く、それは1951年まで遡ります。
当時のシルバーウィークは連休とかではなく、映画業界での宣伝で使われていたものでしたが、映画業界を盛り上げようとした「シルバーウイーク」は失敗し、忘れられていったのです。
そんな由来があるシルバーウイークの成り立ちですが、まず2000年から施行されたハッピーマンデー制度の恩恵により、9月15日に設定されていた敬老の日が、2003年から9月の第3月曜日に移行することになりました。
次に、前後を祝日にはさまれた平日が国民の休日とみなされるようになったのが2014年。ついこのあいだ、です。それが今では秋の連休として定着し、シルバーウィークになりました。
シルバーウィークはいろいろな要因が折り重なって生まれたんですね。
しかし今年は国民の休日があらわれる並びではないので、ちょっと残念ですね…。
現行の祝日法の規定が変わらないと仮定した場合、次回訪れるシルバーウィークは2026年の予定です。
今年のシルバーウィークはいつからいつまで?何連休?
そんな経緯があり、今年は9月15日(土)~17日(月)が3連休、9月22日(土)~24日(月)が3連休となるわけです。大型連休にはなりませんでしたが、3連休が2回あります。
実は11月の祝日辺りが連休になるときもシルバーウィークと呼ばれます。
これでは、世間でシルバーウィークが幻の休暇みたいな扱いになるのも頷けます。
平日である18日(火)~21日(金)を休めばなんと10連休!でもなかなか平日4日間も休みをとれない現実…。
今から予定を立てて、ゴールデンウィークと並ぶ国民の祝日を満喫しましょう!
では、いよいよ2018年シルバーウィークのオススメの過ごし方を提案します。
シルバーウィークの過ごし方
シルバーウィークはなんといっても芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、のシーズン真っ只中です。
見渡せば国内旅行がお得な料金設定で企画されていたり、海外旅行のパックツアーもお得な特集を組んだり、と団体、個人、ご家族、カップルでも楽しめる連休になること確実です。
この期間を狙ってのコンサートも国内で企画されています。親子で楽しめるクラシックなどもオススメです。
マリンスポーツを楽しむなら沖縄でシュノーケリングをしたり、山中湖でウェイクボードなんていかがでしょうか?
ドルフィンスイム&ウォッチングなら小笠原諸島に行ってみるのもオススメです。マッコウクジラにも遭えるかもしれません!
オススメの長期滞在旅行といえば
時間がたっぷり使えるシルバーウィークにわざわざ出かけていくとしたら、北海道一周旅行はいかがでしょうか?飛行機で北海道まで飛んで、あとはバスで観光各地をひとめぐり。
一周だとさすがに疲れちゃうかもしれませんので半周くらいでどうでしょう。9月の富良野はひまわりとラベンダーが綺麗ですよ。
四国もオススメです。道後温泉から「坊ちゃん列車」に乗ってみるとか。
松山城、二の丸の庭園もロケーション抜群です。
県立美術館の分館『萬翠荘』もステキです。
徳島の『大塚国際美術館』では海外芸術作品をなぞらえた珍しい陶板(焼きものレリーフ)が見られます。
また海外でシルバーウィークを楽しむのなら、ドイツのミュンヘンでどんちゃん騒ぎなんていかがでしょう?9月22日からオクトーバーフェストが行われます。世界中から数百万人が訪れるビール祭りです。
近場ならシンガポールでF1の観戦なども日常を忘れられる興奮を与えてくれますよ。9月14日から16日まで。マリーナベイストリートサーキットでシンガポールグランプリが行われます。
如何でしたでしょうか?お気に召す過ごし方はあったででしょうか?
最後に、余談になりますがシルバーウィーク構想のことについて書いておきます。
シルバーウィークの構想はゴールデンウィークと同時だった!?
シルバーウィークが最近になって実現したのは先に述べたとおりですが、実は想定だけは1950年代から既にあったというから驚きです。
シルバーウィークはゴールデンウィークに対抗して呼ばれているのでは、と思われがちですね。
ゴールデンウィークができたきっかけは、1951年の5月に上映された映画が大ヒットしたからでした。
当時の映画というと、国民の娯楽としてお正月やお盆に興行収入が見込めるものでした。この5月の時季にも映画を多くのひとに観てもらおうと映画会社が率先してゴールデンウィークを設定したのです。最初は黄金週間と呼ばれていました。
祝日は4月29日(天皇誕生日)と5月3日(憲法記念日)、5月5日(こどもの日)だけで、飛び石連休となるのが主でした。和製英語なので海外でゴールデンウィークと言っても通じません。
そして11月の文化の日や勤労感謝の日までくらいをシルバーウィークとして同じように宣伝したそうですが、こちらは映画会社の思惑が外れ、定着しなかったというわけです。
そしてもともとは大型連休という意味あいではなかったということですね。
まとめ
今年は大型連休がなくシルバーウィークではありませんでした。
- 9月15日~17日の3連休
- 9月22日~24日の3連休
- 9月18日(火)~21日(金)まで有給休暇にすれば10連休
オススメな過ごし方は以下でした。
国内なら、
- 沖縄でシュノーケリング
- 山中湖でウェイクボード
- 小笠原諸島でドルフィンスイム&ウォッチング
- 北海道半周旅行
- 四国巡り
海外なら
- ドイツのミュンヘンでのオクトーバーフェスト(ビール祭り)
- シンガポールでのF1シンガポールグランプリの観戦
などです。
10連休になったら遊びに行き~の、ゆっくりし~の、用事済ませる~の、すべて出来ちゃいますね。
今年のシルバーウィークが待ち遠しくなってきました。
ぜひ皆さんも有意義なシルバーウィークをお過ごしください!
Comment
簡潔かつ有益な情報がいいセンスしてます♪
ありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです。^^
頑張ります。(`・ω・´)ゞ