育児で旦那が使えない…旦那に求めることを割り切って考える
公開日: : 最終更新日:2019/05/09
最近ではよく「ワンオペ育児」なんて言葉をよく耳にします。「ワンオペ」とは「ワンオペレーション」の略で本来は深夜のコンビニや飲食店で行われる1人勤務の事を意味します。
その言葉を旦那が育児に参加せずママが一人で全てをこなしている事にあてはめ「ワンオペ育児」という言葉が生まれました。
要するに育児に関して使えない旦那が家庭にいるという事です。
そんな使えない旦那にイライラする事ありませんか?
ではどうやってそんな旦那に対処していけば良いのかを紹介していきます。
育児で旦那が使えない場合はどうする?
育児に関して使えない旦那の話はよく聞きます。
まずはそんな旦那には何かしてもらおうと求める事を止めましょう。割り切って下さい。
旦那は何もしないのではないかもしれません。何も出来ないのです。
ママは10か月もの間赤ちゃんをお腹の中で育みつらい悪阻に耐え壮絶な出産を乗り越えます。
ママは妊娠した時点でママになりますが旦那、所謂パパは赤ちゃんが産まれてやっとパパになります。そこで10か月もの差がある事をまず頭に入れておきましょう。
そしてママは赤ちゃんが産まれて24時間体制で赤ちゃんのお世話をしますよね。しかしパパは仕事から帰って来てからの数時間と休日のみ。ママとの差は広がるばかりです。
そういった観点から旦那は育児に関して使えなくて当たり前なのかもしれません。
逆を言えばママが我が子の育児に関してスペシャリスト過ぎるのです。パパは歯が立たなくて当然と言えるでしょう。
なので「使えない旦那だな」とイライラする前に旦那のレベルまで一度目線を下げて一緒に育児に参加してもらえるようにしてみましょう。
「使えない旦那だな」と思っている事は旦那にも自然と伝わります。すると旦那は更にやる気をなくしてしまうのです。
子供の頃に「宿題しなさい!」と言われたらやる気がなくなるのと同じですね。
自分と同レベルを求めるのではなく旦那が今出来るレベルで育児に参加させましょう。
してるつもりの旦那には
よくいます。「俺イクメン」と豪語する「してるつもりパパ」しかしそんな旦那にも「出来てないじゃん」や「してないよね?」なんて言ってはいけません。
本人はしているつもりなので否定された気持ちになりやる気をなくしてしまいます。
ではそんな「してるつもりパパ」への対処法を紹介します。
そんな旦那は一旦褒めてあげる
「本当に助かる!」「最高のパパだね」と気持ちを持ち上げて下さい。些細な事でもです。
すると気を良くした旦那は指示待ちだったのに自ら「何か手伝おうか?」と言ってくる事があります。単純です。
ありがとう+してほしいことを伝える
してるつもりの旦那の中にはしてるんだけど中途半端な人が多いです。
例えば「おむつ替えはしたけど変えたおむつを捨てていない」や「ミルクはあげたのに哺乳瓶を洗わない」とかですね。
ママのイライラポイントでもあります。
そこで「なんでゴミ箱に捨てないの?」「なんでそのままにするの!?」と言ってしまいがちです。
しかしこちらがしてほしいことばかりを伝えては旦那も「やらされてる」と感じてしまいます。せっかくやったのに怒られるならもうしない・・・となるパパに少なくありません。
なのでまずしてもらった事に対して「ありがとう」と伝えましょう。そして「ここまでしてくれると助かるな」とさりげなく言っておきます。
すると次からとまでは言いませんが2~3回もすれば自然とするようになるでしょう。
優しく誘導してあげると旦那も気持ち良く育児をすることが出来ます。
使えない旦那を許す気持ちになるには?
使えない旦那を許す気持ちを持つ事も大切ですね。
そうなるには先ほども言ったように出来なくて当たり前という事を頭に入れておく事です。しないのではなく出来ないのだと理解しておけば可愛くすら思えてきます。
旦那も言うなれば何も出来ない赤ちゃんなのです。
子供が初めからご飯を上手に食べれなくても怒りませんよね。旦那も初めから上手にする事は出来ないのです。
では子供と旦那とでは何が違うかと言うと子供はチャレンジして失敗するから成功するまで怒らずゆっくり教えてあげる事が出来ます。
しかし旦那は「出来ないからしない」というスタンスでいるからイライラしてしまいますよね。なのでまずやる気を持たせる事なんです。
そもそも男性は何か行動をして成果を出せば認められて報酬を得るという社会の中にいます。
育児では「して当たり前の事」でも男性はつい「認められたい」と思ってしまうのです。ママからすれば「あなたの子供でもあるのに!」と思ってしまいますがそこはグッと堪えて褒めて伸ばしてあげましょう。
よく「育児に関しての旦那の立場は新人バイトと同じ」と言いますよね。
まさにそうなんです。
指示して褒めて「本当のイクメン」にママが育ててあげましょう。「イクメン」とは本来「父親」なのです。
まずは使えない旦那と嘆く前に旦那を父親にしてあげる事から初めてみてはいかがでしょうか?