新生児が猫のいる家に里帰りするのは危険?事前に確かめる方法!
公開日: : 最終更新日:2019/03/01
産婦人科で赤ちゃんを産んだ後は自分の実家に里帰りする人も多いのではないでしょうか。
しかし実家で猫を飼っているため里帰りするのに不安を抱えている人も意外と多いとのこと。
そこで新生児の赤ちゃんと一緒に猫のいる家に里帰りするのは危険かどうかについて解説いたします。
新生児の里帰り先に猫がいるのは危険?
新生児の赤ちゃんと一緒に里帰りする場合、里帰り先に猫がいるのは危険ではないのかと不安に思う方もいらっしゃることでしょう。
しかし対策をしっかりしておけば新生児の赤ちゃんも猫と一緒に暮らすことも危険ではありません。
それでは一体どのような対策をしておけばよいのでしょうか?
- 赤ちゃん部屋に猫が入らないようにあらかじめ猫を躾けておく
- 猫の予防接種
- 猫の爪を短く手入れしておく
- 部屋の掃除を徹底する
徐々に慣らしていけば猫の方もスムーズに受け入れられるでしょう。
その為にも猫の予防接種は必要不可欠です。また猫を外へ自由に遊びに行かせるのも少しの間はお休みに。
猫が外から余計な菌を運んでくるのを未然に防ぎましょう。
猫の爪は短めにしておいた方が無難です。普段あまり爪を切り慣れていない猫は少し嫌がるかもしれないのでご注意を。
また猫のフンから猫の病気が人間に感染する危険性もあります。そこで猫のフンの始末はいつも以上に気を配る必要があります。
ママは赤ちゃんのお世話をするので猫のフンの処理は他の人にお願いした方が良いでしょう。
猫アレルギーがあるかどうか確かめる方法
ところで猫と一緒に生活するうえで、赤ちゃんに猫アレルギーがあるかどうか確かめてみたいと感じている人は多いのではないでしょうか。
猫アレルギーは猫と一緒の部屋にいる時や、猫がいた部屋にいる時に身体に様々な症状が出てきます。例えば鼻水・くしゃみ・目の充血やかゆみなど。症状が重い場合は湿疹や喘息が出ることもあるようです。
このような症状が頻繁に出るようであれば猫アレルギーの疑いが考えられるでしょう。
また新生児はアレルギーの反応がすぐには出にくいとも言われています。しかしある日突然アレルギーが発症するということも珍しくないとか。
猫と一緒に生活していくのに猫アレルギーの心配があるならば、一度アレルギーの検査を受けてみてはいかがでしょうか。
それではどのようにして猫アレルギーがあるかどうかを確かめられるのでしょうか。
一般的なアレルギーの検査方法は採血を必要とする血液検査です。しかし新生児の赤ちゃんの血管は見えにくく採血するのは難しいとのこと。
病院では赤ちゃんの負担を考え皮膚でアレルギーの有無を調べる皮膚検査をすすめられることも少なくないそうです。
皮膚検査にもいくつか種類があるので、より詳しい内容は直接専門医に聞かれることをおススメします。
ちなみに猫アレルギーの検査を実施しているのは小児科やアレルギー科など。まずはかかりつけの小児科や出産した産婦人科に相談してみてはいかがでしょうか。
猫と接触するのは危険?
里帰り先に猫がいる場合、新生児の赤ちゃんが猫と接触するのは危険かどうかという疑問を持たれる人もいらっしゃるのではないでしょうか。猫を飼っている家で赤ちゃんと猫を完全に隔離するのも難しいですよね。
そこで赤ちゃんが猫と接触することで注意すべきポイントを5つ紹介します。
- いきなり猫と赤ちゃんを引き合わせるのは避けましょう。猫に新しい家族を早く紹介したくなる気持ちも分かります。しかし猫の方が逆に怖がってしまう可能性も。猫の方から赤ちゃんに近寄ってくるのを待つことがポイントです。
- 猫と赤ちゃんだけにしないように。いくら大丈夫そうでも猫が何をするかは分かりません。猫に噛まれたり引っ掻かれることで病気に感染するといった最悪の可能性もゼロとは言えません。猫がいる時は必ず誰かが赤ちゃんの側についているように心掛けましょう。
- 時には猫が赤ちゃんの部屋に勝手に入ってくることも。そこでベビー蚊帳を使い猫がベビーベッドに飛び移れないよう工夫するのがおススメです。
- 基本的に猫は赤ちゃんに危害を与えないとのこと。しかし嫉妬をして赤ちゃんへチョッカイを出してしまうことも考えられます。そうならない為にも猫も時々は可愛がってあげましょう。しかし初めのうちは赤ちゃんに手がいっぱいであることがほとんど。里帰り先の家の人に猫を任せてしまうのも良いでしょう。
- 子猫の場合は好奇心旺盛なので赤ちゃんに興味深々。一定の注意が必要です。また猫が興奮している場合は赤ちゃんから遠ざけてください。
新生児の赤ちゃんと一緒に猫のいる家に里帰りするのは危険かどうかについて解説してきましたがいかがでしたか?
赤ちゃんの事だけでも不安でいっぱいかもしれませんが猫も大切な家族。仲良く一緒に暮らせると良いですね。