倒立のコツ!子どもでも出来るように上手に教えるには?
公開日: : 最終更新日:2019/01/20
最近…でもないかもしれませんが、お酒のCMなどで人気女優さんが倒立をしながら相手の男の人に話しかけるというシチュエーションがありましたよね?
あれって、なんだか新鮮で子供の頃を思い出したり、ああいう無邪気さのある女の人のことが男性は好きなんだよなあ~などとナナメから見たりしていました。
それで、子供の頃に出来なかった倒立を、今からでも遅くない!…ハズ…だから、練習してみようかな?なんて思いつきました。
そこで、色々なサイトを調べてみると、自分自身ができないというお悩みの方もあることにはあるのですが、「子供に上手く教えられない」と言った悩みをお持ちの親御さんも居られる様子でした。
そこで、この体操音痴の私が徹底的に調べ上げた「子供でも倒立ができるようになるコツ」を、ご紹介させて頂こうかと思います。
お見苦しい点や、そこちょっと違うよ!といった点もあるかとは思いますが、そこはツッコミをいれて下さるかお許しの程をお願い致します…。
上手に倒立をするコツは?
そもそも上手に倒立をするコツなんてあるのでしょうか?
恐る恐る調べてみると、学校でも習わなかったような意外な面から見た「コツ」があるようなのです!!
これには目からウロコで、びっくりしました。箇条書きにしていきます。
手と手の間に目線がいかない時は、倒立のバランスが狂っているそうです。
分かりやすく説明しますね。普通に立っている状態で両手を肩幅に開き、そのまま真上に持って行ってください。手のひらは倒立するときと同じように天井と水平にしてくださいね。そのまま目線は手と手の間。これだと体がまっすぐになっていますね。では、目線を両手の間から上や下に移動しましょう。すると首が曲がったり体が反ってしまい、まっすぐではなくなります。これじゃあ倒立はできないですよね。
倒立をしながら、指先(全部の指の第一関節あたり)に力を入れてみて下さい。
「地面を掴む」という感覚だそうです!!これは知らなかったです。
確かに指先に力を入れず、ただ地面に触れているだけだとグラグラとしてバランスが取れず倒れてしまいます。
そこで指先に力を入れることで、体が前のめりになってしまったり、倒れるのを防いでくれるのです。がくっと前に倒れそうなら指先に強い力を、少し倒れそうだなと思ったら軽く力をいれてください。
これ、私が小さい時にやっていた「竹馬」に良く似ています!竹馬をしたことがある方ならわかると思うのですが、あれも指先ならぬつま先の力加減でバランスを取りますからね。
これは、結構当たり前のような気がしますが…。
「ちょうど逆さまで背伸びをするように、足先を真上に伸ばして力を入れるようにする」そうです。
そして、ひじもしっかり伸ばして、お尻の穴も締め(!!)、全身も締める感じで力を入れるとのことです。
なるほど、これはイメージするにはイイ線いってるかも。
よく「体が一本の棒になったようなイメージ」をすると良いと言いますよね。
でも、できない子には難しいものなんです…。
「棒をイメージするといわれても良くわからない・・・」そんな人には「世界が反転して、そこに立っている」という具体的なイメージのほうがわかりやすいかもしれません。誰でもまっすぐ立つことはできますよね。幼児が初めて支えなしで立つ瞬間、肩幅に足を開き大地をしっかり踏みしめて足の指先でバランスを取る。私たちが倒立をするのと同じくらい難しいでしょうし、これは近い原理になっていますよね。
この、以上4点が「上手に倒立をするコツ」なんだそうですよ。
だけど、やっぱり腕力が強い人の方が倒立はしやすいような気がするなあ…。
先ずは、筋力トレーニングから始めるのがよいのでしょうか?
倒立ができない原因は?
しかし、倒立ができない原因は、バランス力や筋力にも関係があるようですが、幼児期からでも倒立ができる子はできるらしいのです。
特に小学生ぐらいになると、標準的な体型の子供ならば腕の筋力は十分に備わっているそうです。
それでは、何が原因で倒立ができないのでしょうか?
私自身、体育が苦手な方で、大人しくて日影っ子で腕力も弱く、倒立も補助有りで1回できたぐらいです。
そこで、私が思うには、倒立ができないのは「恐怖心」ではないかと思うのです。
しかし、それではメンタルの問題だけになってきてしまいますよね;
物理的に、かつ具体的に倒立ができない人の問題点を書いたコンテンツを発見しましたので、箇条書きにしていこうと思います。
バランスが取れてないということでしょうか。
補助なしでの倒立の場合の事ですね。確かに、空間が長いとその分体重全体を上げるのにもひと苦労です。
体重が手に乗りにくいからだそうです。確かにお尻が重かったら上がるものもあがりませんね。
腕の筋肉の次に大事な箇所だと思います。
補助なし倒立をする場合には必ず必要な力です。
以上の4点が、色んなサイトに特に書いてある要因でした。
特に4番目の「蹴る力が弱い」。
これが一番の身体的物理的な要因だと思えます。
でも、まずは恐怖心を取り除いてあげる事から始めないといけないような気がしますので、皆さん、お子様に万全のサポートをしてあげてから倒立の練習を始めましょう。
次の項に、その具体的な練習方法を書いていきます。
倒立の練習方法は?
「蹴る力」もない…「恐怖心」もある…なんと、そんな子供にもできる倒立の練習方法を、とあるコンテンツで発見致しました!!
ご紹介します。まず、壁を使う方法が一般的なようです。
私自身も、小学生の頃に体育でやりました。
- まず、壁に背を向けてしゃがみます。次に、足元に両手をつきます。
- 床から壁を登るように、後ろ向きに足を上げていきます。
- 足が上に登って行くにしたがって、手の置く場所を、壁に近づけていきます。
- 足から手のひらまでの「体」が一直線の形になると、ふらふらしないで安定します。
この形と感覚を覚えると、あっという間に上達するそうです。
そして、この状態で「60」までを数えることが出来たら一人前だとか。
これが簡単なように思えてなかなか難しいんですよね~;
でも、安全な方法で一番の近道だと思いますので、勇気を出してがんばりましょう!!
倒立をする時に注意すること
まず、安全面での確保が最優先です。
先程にも述べました通り、親子でする場合には、先ずはお子様の恐怖心を取り除いてあげること。
それには、「倒れてもいいんだよ」という意識を植え付けてあげて下さい。
ですから、倒立が崩れてしまってもケガをしないように、倒立や練習をする時には必ず布団やマットを敷いた上で倒立して下さい。
そして、倒立の練習は意外と場所を取ります。
保護者の方は、近くにぶつかったり倒れたりするものが無いか絶対に確認しましょう。
自分自身でする時にも然りです。
私も、小学生の頃に、よく布団の上で夜な夜な倒立の練習をしたものです。
安全な環境でしないと、楽しいはずの体操が思わぬ事故を招いてしまうことになりますから。
後々、それがトラウマになって体操が得意だった子が苦手になってしまっては、元も子もありません。
ケガをしないで安全に、は大人でも子供でも第一優先です!!
子どもに倒立のコツを教える!
よく、褒める子は伸びる!!と言いますが、実際その通りです。
様々なコンテンツでも、よく「とにかく褒めろ!」と書いてあります(笑)。
私も、絵画と国語だけはすごく褒められたので、今でも絵や文章を書いたりするのは大好きです。
親子で一緒にやる場合は、
「いいね~、その調子!!」
「がんばれ、がんばれ!!」
「あともう少し!!」
などと親が一緒になって掛け声をかけてあげるのが良いでしょう。
個人的に気に入ったのは、とあるコンテンツで見かけた、壁に足を上げる時に「忍者~!!」と掛け声をかけて、忍者ごっこをしてるつもりでやる!というのがツボでした。
これなら、親も子供も一緒になって楽しく倒立ができそうですね^^
大人になっても、忍者ごっこのつもりなら楽しいかもしれないと思いました。
元々体育が大の苦手だった私が教える立場に回るというのもおこがましいですが、子供の頃に苦手分野を克服したり、これは絶対にできる!!という自信をつけさせると、後々の将来にも「なんだって、やればできる」という意欲が芽生えて意識の改革に繋がりますし、絶対に将来的に良くなります。
人生の倍は得をすると言っても過言ではないでしょう。
【倒立のコツ】
私もあれから大人になって、まだ子供はいませんが、いつか教える立場になった日にはちゃんと子供の目の前で倒立の見本を見せてあげたいので、調べながら、今からでも特訓をしようかなとふと思いました。
大人の方ならば、運動不足解消や肩凝り解消にもなるかもしれませんし、女性だったら何よりも男性に無邪気さアピールができそうですしね!?
今なら、腕力…贅肉とも言う…がたっぷりついてきてますし、布団の上での壁づたい倒立ぐらいならできるかな…?と思いました。
今度、試してみることにします。結果は、ご想像におまかせします…。
皆さん、安心安全で楽しい体操活動をしていきましょうね!!