浅草ほおずき市in2019!時間は何時から何時まで?
公開日: : 最終更新日:2018/10/26
都内最古といわれる浅草寺(せんそうじ)は地元の人々から愛されているだけでなく全国から多数の観光客が訪れる人気スポットになっています。
このお寺で毎年夏の風物詩として行われるのが浅草ほおずき市です。
この浅草ほおずき市には境内でおずきを売る店が約120も並び、風鈴の涼しげな音色、ほおずきの鮮やかな朱色、そして色とりどりの浴衣姿でそぞろ歩きを楽しむ人々で賑わいます。
浴衣を着ての大人のデートとしてもいいのではないでしょうか。^^
浅草ほおずき市の開催日と時間
浅草ほおずき市の開催日は以下になります。
- 7月9日(木曜日)
- 7月10日(金曜日)
時間は午前8時頃から午後9時頃までです。
お店によっては午後11時頃までしているとこともありますが、ほおずきが売り切れていたら閉店します。逆に売れ残っていたら売り残さないように値下げをしています。そういう店は午後11時頃までしていますね。
夕方あたりに行くと値下げをしている店があるのではないでしょうか?ほおずき1鉢の価格は2500円です。交渉次第では2000円まではなるとか…。
今年は10日が金曜日にあたりますので行きやすそうですが逆に賑わいは凄いことになるでしょうね。活気があっていいことです。…お店の人はホクホクですね。
朝は8時頃にいけばお店は開いていて人もすくないです。これが9時頃になってくると徐々に人は多くなっていきます。
功徳がある四万六千日
この浅草ほおずき市ですが観音さまと深い繋がりがあります。
毎月18日は「仏様と特別な御縁がある日」という意味で「縁日」とよばれ参拝すると大きな功徳(くどく)があるとされていました。
それが室町時代以降にこの縁日とは別の功徳日が毎月1回新たに設けられました。この日に参拝すると何百日、何千日分ものお参りに相当するらしいです。
特に7月10日は4万6千日分の参拝効果があるとされてい参拝が盛んに行われるようになってきました。
なお、この10日を待って一番乗りで参拝したいという民衆が前日の9日より出てくるようになり、7月99・10日の両日が四万六千日のご縁日と受け止められるようになってきたんです。
そういった大きな縁日には参拝客目当ての市が立つようになりますよね。それが浅草寺の場合はほおずきが売られる市場でした。それが浅草ほおずき市です。
いまでは主役が逆転しほおずき市の方が目立つようになり参拝はついでのようになってしまいましたね。
愛宕神社と浅草寺のほおずき市
そもそもほおずき市は芝の愛宕(あたご)神社の縁日に始まり、「ほおずきを水で鵜呑(うの)みにすると、大人は癪(しゃく)を切り、子どもは虫の気を去る」といわれるなどほおずきは薬草として使われていました。
その愛宕神社の縁日は観音さまの功徳日にならい四万六千日と呼んでいたのですが、いつの間にか「四万六千日ならば浅草寺が本家本元」というようになり、ほおずきの市が浅草寺境内にも立つようになました。
そして、なんと愛宕神社をしのぎ盛大になってきたのです。
四万六千日と雷除
「四万六千日」のご縁日は「雷除(かみなりよけ)」のお札が浅草寺から授与される日でもあります。
江戸の昔、落雷のあった農家で「赤とうもろこし」を吊るしていた農家だけが無事であったことから、文化年間(1804~18)以後に「雷除(かみなりよけ)」として赤とうもろこしが売られるようになったんです。
ところが明治初年に不作が原因で赤とうもろこしの出店ができなかったことから代わりの雷除の御札が配られるようになってきました。
浅草ほおずき市へのアクセス
- 東京メトロ銀座線 浅草駅 徒歩5分
- 東武スカイツリーライン 浅草駅 徒歩5分
- 都営地下鉄浅草線 浅草駅 徒歩7分
- つくばエクスプレス 浅草駅 徒歩5分
電車をつかっての来場をオススメします。車の駐車場はなく近隣のコインパーキングなどを利用することになりますが、すぐに埋まってしまうため相当遠い場所に止めて歩かなくてはなりません。
まとめ
今年の浅草ほおずき市は以下の日付です。
- 7月9日(木曜日)
- 7月10日(金曜日)
お店が開いている時間は午前8時頃から午後9時頃まででした。また午後11時頃までしている店もあります。
今年は7月10日が金曜日にあたりますのでラッキーですね。そうそう土日には当たらないので今年こそ行っておきましょう。
風鈴のことが涼しく素敵なデートになりますよ。