おみくじの順番!平の運勢って良いの?悪いの?

公開日: : 最終更新日:2019/01/06



先日、会社の旅行で広島県にある厳島神社に行きました(^-^)

鹿にエサをあげたり温泉につかったり日頃の疲れを癒すことができてとってもいい旅行でした♪

厳島神社を参拝した時にみんなでおみくじをひいたんですよ。上司や同僚が大吉や凶をひいている中、私がひいたおみくじは「平」でした(ー_ー)!!

「平って何!?」

今まで何十回もおみくじをひいてきたけれど、平なんて見たことないんです。

良い結果なのか悪い結果なのか巫女さんに聞こうと思ったけれど、団体客がかなり並んでしゃもじやお守りを買っていたので聞くことができませんでした((+_+))

珍しいものだからと思って持って帰ってしまったけれど、悪い結果だったらショックですよね。「平」が良いのか悪いのか、おみくじの正しい順番をお伝えしていきます(^O^)/

おみくじで平が出た!平って?

「平」は「たいら」と読みますが、場所によっては「へい」「ひら」と読むことろもあります。吉と凶の中間で、「可もなく不可もなく」「穏やかな現状を維持することが良い」というような意味になるそうです。

変わらない日常こそが幸せであるということでしょうか。

凶がないおみくじでは、「平」が最後です。つまり、「平」があって、凶がなければ、「平」が一番最後で、凶と同じ意味になります。また、逆に「平」が大吉と同じ意味になっていることも。おみくじって結構個性的なのです。

「平」が入っているおみくじは珍しいのですが、有名なことろでは広島県の厳島神社京都府の下賀茂神社にあります。

「平」は、出る確率がとても低いです。しかも出る場所も限られているとあっては、もし自分が「平」を引いてしまっても、内容よりレア度で他より勝るので、とてもうれしい気分になると思います。

そのくらい珍しいのが「平」なのです。また、「平」が入っているのかどうかはその神社の巫女さんに聞くとわかります。一度確認してみては?

そして「平」を引いてしまったと残念に思っている人。なかなか出ない「平」を引けたということは、近々何かいいことがあるかもしれませんよ。何事も前向きに行きましょう。

何となく大吉だから良いとか凶だから最悪とか。間違ってはいないかもしれませんが、実はおみくじで一番大切なのは順番よりも内容です。

たとえ大吉をひいても、書いてある内容が自分にとっては大吉と思えない内容の場合もありますし、凶であっても自分にとっては悪いことではない場合もあります。

「平」自体が珍しいので、中間の結果でも嬉しい気がしてしまいますね。おみくじの正しい順番を知らない人も意外と多いんです。

おみくじの順番

おみくじの順番はこうなります。

大吉→中吉→小吉→半吉→吉→末吉→平→凶→小凶→中凶→末凶→大凶

 

ちなみに、おみくじをひいた時の吉凶の確率は以下になります。

  • 大吉17%
  • 吉35%
  • 小吉4%
  • 半吉5%
  • 末吉6%
  • 末小吉3%
  • 凶30%

これは、毎年250万人以もの人々が訪れる浅草寺のおみくじの確率です。凶の確率が多いような感じもしますが、浅草寺によると「凶が出ても恐れることなく辛抱強く誠実に過ごす事で吉に転じる」だそうです。

では、おみくじって何かご存じですか?

そもそもおみそくじって?

おみくじ
おみくじは、平安時代に比叡山延暦寺の慈恵大師(じけいたいし)が人の吉凶を五言四句の漢詩百首で詠んだものが起源と言われています。先ほどの浅草寺のおみくじの確率は、この古来からのおみくじをそのまま守ってきているのです。

おみくじは、「神聖かつ公正な判断」な神仏からのメッセージとして政治や後継者選びにも利用されてきました。おみくじの本来の意味は運勢を判断するものではなく、参拝者への神仏からの助言なのだそうです。

おみくじをひいた時って大吉なら持って帰るとか凶なら境内に結んで帰るとか色々聞きますが、実際のところはどうすれば良いのでしょうか?

おみくじは境内に結ぶ?それとも持って帰る?

おみくじは、境内に結んでも持って帰ってもどちらでもかまわないです。

おみくじを結ぶということは、「神様とのご縁を結ぶ」ということからきています。良い結果でも悪い結果でも神様からのメッセージを受け止めて、「どうかお力をお借しください」という気持ちで結びましょう。

また、おみくじに書いてあるメッセージを忘れず自分を戒めるために持ち帰って、たまに読み返すのもいいそうです。要は、結果を忘れずに、日々努力するということなんですね。

全国には珍しいおみくじが置いてある神社もあります。

いろんな神社の珍しいおみくじ

神社
珍しいおみくじが置いてある神社はこちらになります。

うさぎのおみくじ/住吉大社 大阪

神功皇后が当地に大神を祀ったのが辛卯(かのとう)年の卯月の卯日というご縁で住吉大社の使神のうさぎがおみくじになっています。ほわわんとした姿がとっても癒される人気のおみくじです。

和紙人形のおみくじ/大神宮 東京

着物の柄がひとつひとつ違うかわいい和紙人形がついた「恋みくじ」。恋がうまくいくためのアドバイスがよく当たると女性に人気です。

りすのおみくじ/平野神社 京都

桜の名所でもある平野神社。「りすのおつげ」というおみくじは、りすが桜をかかえている姿がとってもキュートですよ。

扇子のおみくじ/大宮八幡宮 東京

扇子型のおみくじで、チェーンがついているのでバッグにつけたりもできます。お正月だけのおみくじなので、初詣にはこのおみくじをひいてみたいですね。

鹿のおみくじ/春日大社 奈良

奈良の伝統工芸の一刀彫で作られた「一刀彫の鹿みくじ」と陶器で作られた「陶器の白鹿みくじ」があります。おみくじをくわえた鹿がとってもかわいいのでお部屋に飾っても素敵ですよ。

だるまのおみくじ/日御崎神社(ひのみさきじんじゃ) 島根

日御崎神社は近くに日御崎灯台があり、参拝ついでに灯台に行かれる方が多いそうです。真っ赤なだるまを家に置いたらそれだけでいいことがありそうな気がしますよね。

猫のおみくじ/鷲神社(おおとりじんじゃ) 東京

素焼きの招き猫で、のほほんとしたお顔を見てるだけでほっこりさせてくれます。招き猫を飾ってたくさんの福を招いてもらいましょう。

水のおみくじ/秩父神社 埼玉

開いても真っ白の巻物ですが、境内の中にある小川におみくじをひたすと文字が出てくる「水占みくじ」があります。文字が出てくるまでのワクワク感が楽しめると評判です。

鯛のおみくじ/川越氷川神社 埼玉

縁結びの神様で知られる氷川神社にある「あい鯛みくじ」。かわいいホワイトとピンクの鯛を釣り竿を使って釣るんです。ご縁は待っているだけじゃなくて自分で釣ってみるのもいいですね。

繭のおみくじ/小網神社 東京

本物の繭の中におみくじが入っています。繭をつむいである1本の糸のように神様とのご縁が長く続くことを願ってあるそうです。


これまでおみくじのことについて色々書いてきましたが以下がまとめです。

おみくじの順番は、

  • 「平」は吉と凶の中間で、穏やかな現状を維持
  • 大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、平、凶、小凶、半凶、末凶、大凶
  • おみくじは神仏からのメッセージ
  • ひいたおみくじは境内に結んでも持ち帰っても良い

全国の珍しいおみくじを集める旅行をするのも楽しそうですよね♪

おみくじの結果が良くても悪くてもこれからの生活にいかして行きましょう(^O^)/

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