赤ちゃんに高い高いするのはダメなの?好きそうならOKだけど注意点が!
公開日: : 最終更新日:2019/03/16
高い高いをしてもらいすごく喜んでいる赤ちゃんを見かけることがあります。
あんなに喜んでいるのだから我が子にも高い高いをやってあげたい。そう思っている親は多いのではないでしょうか。
しかし赤ちゃんに高い高いをするのはダメという意見もチラホラ。本当のところはどうなんでしょうか。高い高いについてまとめてみました。
赤ちゃんに高い高いする時の注意点
高い高いは赤ちゃんにとって危険なことなのかもと疑問に思われる方もいらっしゃいますよね。しかしいくつかの注意点をしっかり守れば大丈夫です。
いくら赤ちゃんが喜ぶからといって赤ちゃんにもしものことがあってはなりません。注意点をよく守って安全に赤ちゃんに高い高いをやってあげてください。
以下の注意点はあらかじめ頭に入れておくと間違いないですね。
- 天井の低い所で高い高いをするのは危険です。
- 赤ちゃんをボールの様に扱うのはやめましょう。
- 赤ちゃんが高い高いを嫌がるようならやめましょう。
目測を誤って赤ちゃんが天井に叩きつけられてしまう可能性も。自宅の天井が低い場合は大人が座った状態で行ってあげてください。それだけでも十分赤ちゃんは喜びます。
一歩間違えれば死の危険性もあります。
やり過ぎには注意です。子どもの喜ぶ顔見たさについつい力が入り過ぎてしまうなんてことも。赤ちゃんのことはゆっくり持ち上げてゆっくり下げる。どんなに喜んでも長時間やり続けてはいけません。
持ち上げている最中はしっかり脇を持ちできるだけ赤ちゃんの頭が揺さぶられないように心がけましょう。
無理にする必要はありません。
赤ちゃんに高い高いしてもいいのは何歳から?
赤ちゃんに高い高いをする上で一番重要なポイントになってくるのが赤ちゃんの発育状況です。
どの赤ちゃんもみんな高い高いをしていいわけではありません。少なくとも首がすわる前の赤ちゃんには高い高いを絶対にしてはいけません。
高い高いをされる側の赤ちゃんは非常に不安定な状態です。小さいうちは頭の比重も大きいので余計にバランスも上手くとれません。
そのため高い高いをすることで頭が大きく揺さぶられてしまい揺さぶられっこ症候群(乳幼児揺さぶられ症候群)の危険性も生じてきます。
揺さぶられっこ症候群とは身体を激しく揺さぶられることによって脳に傷が傷つけられ様々な症状が起こってしまうことです。
症状の一例としてはいきなり眠ってしまったり嘔吐やけいれんを起こすなど身体に異変が起こります。中にはそのまま重度の後遺症として残ってしまうケースも。
揺さぶられっこ症候群になる危険性は赤ちゃんの首がすわる前までが一番高いそうです。赤ちゃんの首は生後3ヶ月頃からすわってきます。
しかし完全に首がすわるのはそれからもう少したった生後6か月ぐらいです。この頃になると揺さぶられっこ症候群になる危険性も薄らいでくるでしょう。
なので赤ちゃんに高い高いをするのであれば生後6か月を過ぎてからと考えた方がより安全だと思われます。
高い高いを急に怖がりだした時には?
今までキャッキャ喜んでいたのに高い高いを急に怖がりだしたなんて話をよく聞きます。何か調子が悪いのかなと親は心配になりますよね。
確かにいつもとは何かが違ったり機嫌が悪くなったりすることは赤ちゃんの不調のサイン。風邪をひく前兆ということも。
しかしその気配も全くなく明らかに高い高いを怖がっているなんてことありませんか?それは成長の証かもしれないという説もあるのをご存知ですか?
赤ちゃんも初めはよくわからずに高い高いで遊んでもらっていました。しかし赤ちゃんも日々成長しています。
高い所から落ちてしまったら危ないという感覚を理解し怖がりだしたという可能性もあります。
また赤ちゃんが急に高い高いを怖がり出したといった場合、ほとんどの先輩ママさんからは「怖がるから高い高いをするのをやめた。」という意見が。「時がたって気付いたら怖がらなくなっていた。」なんて意見も。
なのでご自分の赤ちゃんが高い高いを急に怖がったとしてもあまり深く考え込まなくても大丈夫なのではないでしょうか。
もちろん赤ちゃんにも個人差があるのでいつまでたっても高い高いを怖がらない赤ちゃんや初めから怖がってしまう赤ちゃんなど様々です。
いずれにしても高い高いを怖がるようでしたら無理に続けるのはやめてあげましょうね。
ここで通常の高い高いにかわるやり方を紹介します。
確かに大人に持ち上げられるた赤ちゃんの目線は非常に高い位置にあるのも事実ですよね。いつも通りの高い高いを怖がってしまう場合はぜひ試してみてください。
やり方は通常の高い高いに似ていますが大人が立膝をついた状態で行うのがポイント。
赤ちゃんの両脇を持ち赤ちゃんを床に立たせます。「ジャーンプ」と言いながら赤ちゃんをジャンプさせるように持ち上げて、その後ゆっくりと着地をさせるように下ろします。
高い高いを怖がってしまう赤ちゃんにやる場合はあまり高く持ち上げないことを意識しましょう。
これでも怖がるようでしたら高い高い以外の遊びも取り入れたらいかがでしょうか。
生後6か月過ぎの赤ちゃんといったら自分で動くこともできてきて、遊べることのバリエーションも増えてきます。色々な遊びを試してあげてくださいね。
赤ちゃんに高い高いをする時の注意点をまとめてきましたがいかがでしょうか。
どこの親も赤ちゃんを喜ばせるために頑張っています。ぜひこちらを参考にして赤ちゃんの笑顔が見れたら良いですね。