風邪をひいた時の食事!子供に何を食べさせたら良い?

公開日: : 最終更新日:2019/01/02



子供が風邪をひいて熱を出したり、咳をしたりするのを見るとママはとっても苦しいですよね。私の子供は現在小学生なんですが、産まれてから小学生になるまですごく熱を出す子供でした。

とってもとっても心配で一晩中起きていたことも数知れず、、、。

子供が小さいと子供自身が症状をうまく伝えられないからどこか痛いところはないかとか、寝ていてもちゃんと息をしているのか?など、とにかく心配でした。

子供がちゃんと息をしているのかどうかの確認はほとんどのママがしたことあると思います。それくらいママは誰よりもわが子を心配しています。

子供は病気をしてどんどん免疫がついて病気に負けない体になるとは言いますが、ほんとその通りで、あれだけ熱を出していたわが子は、今では年に1回あるかないかです。

とにかく子供は元気でいてくれさえすれば、何もいらないっていうのがほとんどのママの気持ちだと思います。

今現在お子さんが風邪をひいているママ、風邪をひきやすいお子さんをお持ちのママに少しでも参考なればと思い、私が小児科でお医者さんから聞いた子供が風邪の時の食事レシピなどをお伝えしたいと思います。

あなたのお子さんの風邪も早く治ってずっと笑顔でいられますように!

風邪をひいた子供に与える食事ってどんなもの?

子供が風邪をひいた時は熱で辛かったり咳で喉が痛かったりするので、食欲がなく何も食べない時がありますよね。

普段元気なわが子の食欲がなくなるとお母さんは心配になり、できるだけ何か口に入れて栄養を取ったほうが早く治るのでは?・・・でも食べられないのに無理にあげるのはかわいそう?・・・どうすればよいのか悩みますよね。

そういう時は無理して食べさせないで、水分補給だけはしっかりとしましょう。

発熱や、嘔吐や下痢で思っている以上に体内の水分は失われており、水分補給が十分にできてないと脱水症状になってしまいます。

子供が熱の時にはおしっこの色を注意してみてあげてください。おしっこの色がオレンジなど濃い色の場合は脱水の可能性があります。

またおしっこに行く回数や量が普段に比べて極端に少ないときも注意が必要です。

脱水症状の時は水分と一緒に体の中の塩分も失われているので水分だけを大量にとってしまうと、体内の電解質のバランスが崩れて余計に具合が悪くなってしまいます。

脱水症状かなというときは必ず経口補水液などで塩分も摂取するように心がけましょう。

経口補水液が自宅にない場合は、水1リットルに食塩3グラム、砂糖30グラムをとかして作ることもできますので脱水がひどい時は試してみてくださいね。

水分補給の際に気をつけることは、胃腸に優しいものを与えるということです。風邪の時は消化機能も弱っていますので、牛乳やみかんジュースなどの胃腸に負担をかけるものはやめておきましょう。

また、冷たいものは胃腸を刺激するので、常温のものにしてください。少量の水分を数回にわけて与えてください。子供が飲みやすいので、りんごジュースがおすすめです。

「風邪にはリンゴがいい」と昔から言いますが、手軽に取れるリンゴジュースもリンゴの代用になります。

水分を飛ばして凝縮し水を加えて作っている「濃縮還元タイプ」ではなく、果汁そのままの「ストレートタイプ」だと生のリンゴに近いのでオススメですよ。

食欲が少しずつ出てきたら、子供が食べやすいものを与えます。風邪の時は喉が腫れていたりして飲み込むのがしんどいので、食べやすいゼリーやスープから始めましょう。

子供がもっと食べたがるようでしたら、おかゆや雑炊、うどんやすりおろしりんごなどの消化の良いものを与えましょう。

食欲が出てくれば少し安心ですが消化に良いものでも食べすぎるとおなかがびっくりしてしまうので、様子を見ながら量も調節してあげてくださいね。

子供が風邪をひいた時の食事レシピ

風邪 子供

子供が風邪をひいた時の消化の良いレシピです。大根は消化を助ける作用、玉ねぎは熱を下げたり咳を鎮める作用、生姜は体を温める作用、ネギは殺菌効果と血行促進効果があります。

たまご雑炊

〈材料〉

・ご飯(お茶碗1杯)                    
・卵(1個)                     
・醤油(小さじ1)                     
・みりん(小さじ1)                     
・だしの素(小さじ1)               
・水(水250cc)                
・すりおろし生姜(少々)
・きざみネギ(適量)               

〈作り方〉
お鍋にご飯と卵以外の材料を入れて火にかけます。沸騰したら中火で5分煮込みます。ほぐした卵を回しいれ、弱火で1分かきまぜて火を止めます。蓋をして5分ほど蒸らします。

 

野菜たっぷりポトフ

〈材料〉

・ウインナー(2本)
・玉ねぎ(1/2個)
・大根(5cm)
・人参(1/2本)
・コンソメ(小さじ5)
・水(600ml) 
・塩こしょう(少々)

〈作り方〉
野菜を全部さいの目切りにします。水を入れたお鍋を沸騰させます。ウインナーと切った野菜とコンソメを入れて野菜がやわらかくなるまで15分煮込みます。火を止めて仕上げにこしょうを入れます。

 

幼児が風邪をひいた時の食事レシピ

乳幼児におすすめの子供の看病で手が空かない時にも短時間で作れるレシピです。

レンジで作るおかゆ

〈材料〉

・ご飯(子供茶碗1杯)
・水(100cc)
・塩(ひとつまみ)

〈作り方〉
耐熱ボウルにご飯と水を入れてラップをかるくかけて電子レンジで3分加熱します。3分蒸らします。

 

果汁100%ジュースゼリー

〈材料〉

・果汁100%ジュース(450cc)
・ゼラチン(5g)
・お湯(90度くらい)(50cc)

〈作り方〉
お湯にゼラチンを入れて混ぜてふやかします。ふやかしたゼラチンとジュースをよくかき混ぜます。
ゼリー型に入れて冷蔵庫で3時間冷やします。

 

離乳食うどん

〈材料〉

・うどん(1玉)
・玉ねぎ(1/2個)
・人参(1/3本)
・水(300ml)
・うどんスープ(1袋)

〈作り方〉
野菜をみじん切りにしてうどんも食べやすい長さに切ります。お鍋に水とうどんスープを入れて沸騰させます。野菜とうどんがやわらかくなるまで煮込みます。

 

子供に与える胃腸に優しい献立とは

お粥

子供の胃腸に優しい献立は、消化吸収しやすい食材を使うことでできます。りんごとはちみつには整腸作用があり、白身魚には便を固める作用があります。米粉は小麦粉よりも消化がいいので、お菓子を作る際に米粉を使うのもいいですよ。

油っぽいものや、チョコレートなどの刺激物、生野菜、固形物が多いもの、冷えたものは避けます。

赤みの魚や肉は脂肪分が多く消化吸収が悪いので、鶏のササミなど脂肪分の少ないものがおすすめです。


これまで子供が風邪をひいた時の食事について色々書いてきましたが、以下がまとめです。

  • 食欲がなくても水分はしっかりとる
  • 消化の良い食材を食べやすいように調理
  • 油っぽいもの、冷たいもの、固形物、刺激物は避ける

子供の笑顔はママにとっての元気の源ですよね。子供にとってもママの笑顔は元気の源なんです!子供の胃腸に優しい食事を作って風邪を早く治してあげてくださいね。お子さんは風邪が治ったらまたひとつ強い体になっていますよ。

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